ショックをトラウマにしない、たった一つの方法


1日1記事で、ハッピーライフ。


1日1記事読んで、ハッピーに。

私も1日1記事書いて、ハッピーに。


ショックをトラウマにしないたった一つの方法

それは、

コミュニケーションを取ること」

です。

誰でも一度や二度は、


「人から言われてショックだったこと」

があると思います。

* 「あなただいたいガサツなのよ」
(私が実際に先輩から言われたことです)

* 「あんな言い方しなくても良いのに」

* 「なんか目立とうとしてない?」

誰でもこんなことを、いくら友達でも、
知り合いでも、先輩でも、言われたらショックです。

なぜなら、

ショック=傷つくこと

だからです。


本当に、胸がズキーンと痛みますよね。

だからこそ人は2度と傷つきたくないと
思って、

ある人は、無かったことにしようと思って
忘れようとします。

でも、ショックは癒えてない事が

多いようです。


こんな方がいました。

B子さんにお会いした時から、
上目遣いが気になっていました。

こちらの様子を常に伺っているのです。

話を聞くと、
「相手が自分をどう思っているのかが
気になる」

と言う事でした。


そこで、「以前からそうだったの?」
と聞くと、遠い目をして思い出し、
「いいえ、昔は違ってました」

って言うんです。

「じゃあ、いつ頃から人の目線が

気になるようになったの?」

と聞くと、

「うーん、いつ頃かな」

「小学校?」

「小学校の時は、活発で周りの目線は

気になっていませんでした」

「じゃあ中学?高校?」


と聞いてるうちに、
「あっ、大学の時です。
仲良し4人組でいつも一緒にいたのですが、
ある時私が言った一言に、そのうちの
1人がすごく傷ついた、って言われて、
それがショックでそこから周りの目を
常に気にするようになったのだと
思います」


と答えてくれました。


B子さんは、相当ショックを受けて、
忘れようとしたけど、忘れられず、
「2度と傷つきたくない」
と思って、自分の性格さえも変えてしまったのです。


そして、本来持っているB子さんの
天真爛漫さは消えて、違う性格のB子さんが
出来上がっていました。


この場合、

「忘れよう」

とするのではなく、

「傷つけるつもりはなかったのに、
傷つけたのであれば、誠意を込めて謝って、
傷つける意図はなかった事を伝える」

必要があったのだと思います。


つまり、

「自分が悪い」

と思い込み、悪気はなかった事を
相手に言わなかったから、忘れるどころか、
心に残り続け、
トラウマになってしまったのだと思います。


誰でもあることです。
悪気は一切ないのに、傷つけてしまうことは、、、

それは、人によって受け止め方も違うし、
感じ方も違う。

だからこそ、ショックな事を言われた時が、
しっかりと話しをして、より深く理解し合うチャンス
なのだと思います。


人は言葉を持つ動物ですから、
言葉によって傷つくこともあるけど、
言葉によって理解が深まることもあるのです。


私の場合は、このようにしました


「ガサツなのよ」

と言われた際、それは全て本当のことで、
認めざるを得なかったのですが、ショック過ぎて
母に電話しました。

その際は母は、ケラケラと大笑いし、
「まー先輩は一回仕事をしただけで、
よく見抜いとるねー。
親が言っても直さんかったところを、
あなたはお金もらって直してもらいよるんやけん、
文句言いなさんな」

と言って終わりました。

先輩には、どうしたらガサツさは直るのかは
聞いていたし、


ショックは母に大笑いされて終わったので、

私はトラウマにならず、むしろ言いにくいことを
言ってくれた先輩に今でも感謝してます。
言われなければ私はずっと気づかないままでした。


ショックを受けた時には、

コミュニケーションを取ることによって、ショックは和らぎ、

トラウマにならず、より良い関係になったり、

前向きに考えられるようになると思います。


でもショックを受けた時は、なかなかコミュニケーションは

取りづらいもの。


勇気が必要です。

だからこそ、怪我をした時のかさぶたを
思い切って剥がした方が、治りが早いことが
あるように、

「今がチャンス」

と思って、

「ごめんね。そう言うつもりじゃなかったのに、
傷つけてしまって」

と一言言ってみませんか?


深く理解し合えるきっかけになるかも知れません。

失敗したら、謝ってやり直す。

実にシンプル。

実にわかりやすい。

大人になるとなかなかできなくなることですが、
覚えておくと、あなたを助けてくれると思っています。

あなたが、あなたのままでいられるために。


上野 博美

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