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卒業生第二世代(1975年から80年位)その特徴

「人」シリーズ第21弾。


「母」「父」「伯父」という、身内のことを書いた時は、皆さんが読んでくださっているように思う。

やはり、「共感」できるからなんだろうな。


「身内ネタは強い」


とインプットされたな。


ということで、私にとっては身内のように、近い存在である「卒業生第二世代」について書こうと思う。

特徴



実は、先日その第二世代の卒業生から相談を受けた。

内容は控えるが、第二世代もだんだんと第一世代に近づいている。

どういうことか?


「ガツガツになっている」ということだ。


私のスクールに通ってきていた「第二世代」とは2005年から2010年に在籍していた卒業生を指している。
その頃に、20歳前後だった人たちだ。つまり1975年から1980年生まれくらい。
現在40歳から45歳くらい。

この第二世代の特徴は次の通りだと思っている。

根性がある
流行に敏感
自分のやりたいようにやる(自分を持っている)


つまり、「メンタルの強さ」と「時代に応じて変化する」ので、かなりこれから大事な人材たちが揃っているように思う。


この時代の流れのはやさに十分についていけるし、バリバリ、ガツガツとやっていくこともできるからだ。

実例

・ 短大卒業後、大手エアライングランドスタッフとなり、20年勤務後管理職となる。グランドスタッフの管理、育成を任される。


・ 大学在学中に、グランドスタッフ試験に合格。大学を続けながら、仕事も開始する。その後グループ内で転職し、地元を離れても自分のやりたい事は継続しつつ、仕事も120%やる。

・ 大学卒業後、リージョナルエアラインの客室乗務員になる。その後転職をするが客室乗務員を続け、外資系エアラインの立ち上げにも関わる。コロナで退職後も初の営業職で半年ほどでトップセールスをとる。

・ 大学卒業後、リージョナルエアラインの客室乗務員になる。だがその後大手エアラインを目指し、一旦退職。その際大手企業に正社員として勤務しながら、転職活動を続行。
大手エアラインの客室乗務員となる。結婚し、出産後は育児との両立ができやすい公務員受験をし、見事合格。仕事と家庭の両立をしている。

・ 大学卒業後海外五つ星ホテルへ就職し、そこで英語だけでなく、第二外国語も習得。他のホテルへヘッドハンテイングされ、転職。そこで外資系エアライン客室乗務員を受験し合格。
2社のうち、自分が好きな一社を選び入社。現在は子育てをしながら、看護師になっている。

やっぱり、ガツガツだなあと思う。

でも、その時その時の状況に応じて自分を変化させていくことがうまいと思う。

柔軟性、臨機応変さが第一世代よりも優れているかもしれない。
ただ、少し大人しめの人もこの世代から出現している。


年代の差を活かす


その世代によって、特徴が違うのは当然といえば当然だ。
時代背景、学校教育方針、などが影響しているだろう。

大事な事は、その良さを生かして生きていく事と、その良さをその背中で後輩たちに見せてくれるといいな、という事。


こうして各世代が良い影響を及ぼし合って、より良い社会を作っていけば、みんなハッピーだから。


毎回思うが、このように年代が違う卒業生たちと今でも交流があることは、私にとってお金には替えられない財産だと思う。

注意されてしまったこと


先日、第二世代の卒業生から注意をしてもらった。

「先生にお願いがあるんですけど」

「なんでもどうぞ」

「あの、いつも美味しそうな写真をインスタに挙げていますが、挙げる時に写真は横向きではなくて、ちゃんと回転させて挙げてください。写真の縦線をあわせるとか、そんなことまでは言いませんから、せめて回転させてまっすぐ挙げてください」


「・・・・」


はい、こうして教えてくれる、指摘してくれる若者がいるので、今の私があります。

「ごめんねーきっと娘も同じこと思ってると思うけど、自分が言っても聞かないと
思って言わないんだと思うよ」

と言い、今後は写真を真っ直ぐにして挙げることにした・・・

なんて優しい。
なんてありがたい。


何歳になっても、言ってくれる人はありがたい。
心からそう思った。


これからも、よろしくお願いします。

上野 博美


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