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直感<脳>力育成トレーニング

ヒトには直感というものがあります。俗に言う『ピンとくる』ってやつですね。特に女性は勘の鋭い方が多くて、彼氏や旦那さんの浮気はほぼ察知できるんじゃないでしょうか!その辺に関しての嗅覚は警察犬なみだったりするので、もし今これを読んでてなぜか?急に??ギクッとなったり変な汗をかいたりしてる方は、すぐにお相手に謝るか、身辺整理に取りかかりましょう。だいたいバレてますよ~☆

男性はまたウソがヘタというか、むしろどうしてそれが通用すると思ったのか、先にそこを尋ねたいような苦しい言い訳をかましたりしがちじゃないですか?小学生か!みたいな。

これは色恋沙汰に限らず、不祥事で会見してる企業のお偉いさんや政治家の方々、事件を起こして逮捕された犯人なんかもですね。「その場しのぎにすらなってませんけど…」とツッコミたくなるような、コントみたいに短絡的な発言が繰り出されることもしばしば。のんきに笑ってられる内容ならいいんですけど、生活や国の重要事項に関する場合は情けないやら呆れるやらで、なんとも言えない気分になっちゃいますね。

それはさておき!本日はわたくしが推奨する、お手軽かつ実践しやすく毎日続けられて合理的な、そして周りの人にも喜んでもらえる最善の『直感力トレーニング法』をお伝えしたいと思い、筆を取って…いや、PCに向かっております。

その方法とは…ズバリ【お料理/cooking】でーす!ドンドン☆パフパフ~!!(昭和感)

「なんだよーもったいぶってそんなことかい!」と侮るなかれ。『料理ナメんな(←SPECにかぶれてる)』ですよ。

そもそも、ヒトの手はロボットには不可能な動きを軽々とこなす繊細で精巧な超精密機械なんですが、まずその「手」や「指先」を使えば使うほど脳の血流が上がり神経回路が発達していくのに加えて、調理の際には温度や手触りや固さなどがさまざまな食材を切ったりこねたり包んだり叩いたり丸めたりなどするので、あらゆる感触の刺激がてのひら全体に与えられるわけです。これはもう脳にとってのシナプス形成フィーバータイム!まさに刺激的パラダイス♥で、ついでにいうと手が心地よいものにふれている時、オキシトシンという幸せホルモンも分泌されちゃいます。

そしてさらに料理では、メニューを組み立てたり買い出しをしたり複数の調理工程を計算することで思考回路が鍛えられ、熱や刃物の危険が伴うために集中力も必要とされ、段取り通りには運ばない想定外の出来事にも対応できる臨機応変さが問われることで判断力も磨かれ、切ったり炒めたりの作業で脳波は瞑想状態になり、味覚・嗅覚・視覚・聴覚・触覚と五感がフル活用されるために脳全体が活性化され、やればやるほど応用力や発想力も身についてさらに満足感も得られ、なにより自分も周りも幸せ。最高でしょ?(ただし味覚やセンスによって個人差があります。ご注意ください)

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少し前に『グランメゾン東京』というドラマが放送されてた時は、毎週かじりついて観てました(前回のSPECに続きまたドラマの話になってしまった)。登場するお料理がどれもこれもおいしそうで食べてみたいのはもちろんでしたけど、食器やテーブル、それにレシピのテロップのフォントも含めた画面全体のつくりがとても美しく、調理中の音楽のテンションの上がる格好よさも加わって、随所に作り手はもちろんのこと撮影しているスタッフさんたちの並々ならぬこだわりを感じました。完成したお料理はとくに色彩があざやかかつ見事で、料理人の気持ちが込められてるのがひしひしと感じられるくらいに輝いていて、本当にきれいでしたね。

ちなみにTBSのサイトでドラマに登場したお料理が見られるみたいです!
https://www.tbs.co.jp/grandmaisontokyo/cuisine/

わたしも昔料理の仕事をしてたんですが(といっても、学校を出たり厳しい修行を積んだりはしておらず、家庭料理の延長レベルです)ぶっちゃけ最終的に行き着くトコロは、手の込んだ料理よりも寒い日の豚汁とか遠足のお弁当とか雪山のコテージですするカップヌードルとかのがウマいんじゃね?というシチュエーション重視派なもので、高級フレンチなんて仕事でほんのちょっぴりお手伝いさせてもらったりした以外はほとんど無縁だったし、お店に食べに行くような機会もなく雑誌で目にするくらいでしたけど、あのドラマは観てるだけで五感を刺激されましたし、毎週どんな料理が登場するのかずっとワクワクしてました。まさに「高まるぅ!」って感じ♥

撮影現場はもちろん大変なこともいっぱいありつつも、一流料理人が腕をふるった夢のようにおいしい素晴らしい作品を毎週味わえるし、ドラマ自体の評判もよかったし、役者さんたちも手応えを感じてるんだろうなという空気感に満ちていて、それもぜんぶひっくるめて元気が湧いてくるというか、観ているといい気が巡る感覚を味わわせてもらえる素敵な番組でした。やっぱり料理ってすばらしい!

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女性の直感力がすぐれているのは脳の構造上のしくみによるという説があって、それについても議論がかわされてますね。

https://goetheweb.jp/person/slug-ne19bca76326b

そういうのもあるんだろうけど、わたしとしてはいかに毎日の暮らしのなかで五感を刺激してるかの積み重ねなんじゃないかなぁと思います。女性は料理する機会が多いのをはじめとして、化粧品や服などにも興味を持っていて日常的にたくさんの色やかたち・感触や香り、音と関わっているし、友達とのおしゃべりのなかでも想像力を使ってシミュレーションしながら話すので、脳がアクティブに活動しているために、直感力が働きやすい。

外食の際でも、女性が味の想像がつかないものや食べたことのないものに積極的に挑戦して開拓していくのに対して、男性は知ってる味や自分の好きなものの範囲で満足できるし「変に目新しいものに手を出して失敗したらイヤだから無難なモンでいいんす…。」みたいな、守りに入ってるところありませんか?

ランチが日替わり定食のみのお店で働いてた頃、メインが豚の生姜焼きとかハンバーグなんかだと男女問わずワイワイにぎわい、新鮮なアジの塩焼きの日はなんとなくおじさんばっかりで、エスニック系だとあからさまに女性しか来ない(本当に男性ゼロの時もあったりした)みたいなのが本当にわかりやすく表れてて、特に中年~年輩の男性は常連さんでも定番のメニューの時しか姿を見せないので、ある意味感心するほどでした。

ただ、男性でも本を読んだり映画を観たりおいしいものを食べたり、絵を描いたり音楽を愉しんだり写真を撮ったりと芸術的な趣味をお持ちの方や、将棋や囲碁やクイズ、推理小説などで頭を使うような方は感覚が研ぎ澄まされているような気がします。筋道にそって先の先まで見通しを立てて読む!みたいな事に関しては、男性のほうがそりゃもう圧倒的にスゴイ。特に将棋の世界なんて顕著ですよね。「脳みそどーなってんの?」って、感嘆するばかりです。きっと羽生さんとか藤井聡太くんの脳は、えらい次元にまで展開してるんでしょうね。

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ちなみに、自粛生活のステイホームでしぶしぶ料理せざるを得なかったパパさんもいらっしゃるかもですが、世の中の料理男子&予備軍&お料理デビュー女子のみなさんにひとつご忠告がございます。

料理は献立を考えて食材を揃えるところで6割終わってる」ということと、「調理に使った道具や食べ終わった食器を洗うのは当然として、余った食材や食べきれなかったおかずを保存して次につなげるところまでがお片づけです」ということを、肝に命じていただきたい!ほんとマジで。作りたいものを1回作って終わりではないのですよ!!

片づけが大変なのは散らかすからで、あとあと面倒くさくないように『散らかさない』のを最大のポイントとして、つねに身の回りをなるべくキレイにコンパクトに保ちながら進めていくのです!厨房でも、プロの仕事はいつでも美しいものであり、こまめに整理整頓と清潔を心がけることで衛生面の安全も保たれる、これをお忘れなきように。


…というわけで、みなさん楽しくお料理して、たくさんのものを見たり聴いたりさわったり香りをかいだり味わったり、好奇心や想像力を活かして毎日をエンジョイして<脳>を育てていきましょう!それではごきげんよう♥「料理バンザイ!」

お福分けのひとしずくをありがとうございます!この波紋を大きく広げていきたいと思います。