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外国語で話が続かない場合は

今回は、外国語での会話が苦手という方に、こういう語彙を持っていたら、会話が続いた!という私の経験を書いてみたいと思います。
以前、会話のネタストックを持つという話を「語学学校で教えない近道フランス語学習法」で書き、その後、「外国語で何を書こう?」で、書くネタのヒントについて提案しました。

お願いをするための言葉

私が初めて習ったフレーズ「Est-ce que je peux vous demander quelque chose ? (ちょっと、お尋ねしてもよろしいでしょうか?)」についてはもうお話ししましたが、お願いをするための言葉はとっても便利。

以前、フランス語の語学学校で出会った上品な日本人の女性が、「条件法を習いたい」と希望していました。なぜなら、丁寧なお願いの言い回しができるのです。英語の仮定法過去would と couldみたいなものと思っていただければ良いかと。そしたら、フランス人の先生が「とても日本人的なリクエストね!」といっていました。丁寧なお願いをしたいという想いは、日本人らしいのか!と思ったものです。

気持ちを伝えるお礼の言葉

お礼をちゃんと伝えたい!って思っていても、うまく表現しきれなかったなーと思うことありませんか? Thank youや、Merciといった、ありがとうにあたる言葉を複数回繰り返して乗り切る方法もありますが。異国の地で、助けてもらうことも多いので、お礼の言葉のバリエーションはいくらあっても良いと思います。
また、日本にいて、外国語を勉強される方は、きっと外国人を助けてあげてお礼を言われることが多いと思うので、「どういたしまして」の表現が充実していると良いかも。

会話を続けるなら質問文 

質問文のストックを持っておくと会話が続きます。「自分が大して外国語を喋れなくても質問し続ければ、相手は気持ちよく話をし続けてくれるので、会話している気分になれる」といったのは、私の父でした。攻撃は最大の防御である、とも。父は喋ることが尽きないタイプなので、このアドバイスはちょっと意外でしたが。
確かに質問を投げ続けると、会話は続きます。自分に質問を振られたときの対策は、次のステップということで。

会話に合いの手入れるなら褒め言葉

質問をしたら、反応しなければなりません。言葉に自信がないうちは、できれば、ポジティブに返事して、事を穏便にしておきたいですよね。そんなとき、褒め言葉のバリエーションが役に立ちます。褒められて嫌な思いをする人はいません。もちろん、無理して褒める必要はありませんが、せっかく質問して話してくれたことなら、良い反応しておきたいですよね。

私が褒め言葉のリストを作ったのは、お願いした仕事に修正を入れなければならない作業がきっかけでした。修正点だけを言い続けていて、感じが悪くなっていることに気づき、それ以降、褒め言葉リストを準備したのです。
まずは仕事をしてくれたことに対してのお礼をいって、褒めてから修正依頼。そうしたことで、その後のコミュニケーションがスムーズに!

自分を表現するための言葉

外国語で何を書こう?」で、書くネタのヒントについて提案しましたが、どれも自分についての説明をする言葉でした。日本では自分の話ばかりする人は嫌われるという意識が強く、聞き役に回りがち。日本の外に出れば、よほど行き過ぎない限りは、自分の話ばかりしていても、色々経験が多い人だな〜、ぐらいにしか思われないので、ご安心を。日本人は自ら発することが少ないので、ミステリアスだとも思われがちです。人との距離感を縮めるためにも、多少図々しいぐらいの方が、心を開いていると思ってもらえます。

自分が自分が何者で、何に興味を持っていて、何をしているのか。最近何して、これから何をしたいのか。そんなことを日頃から意識しておくと良いのではないでしょうか。

おまけ:自分の発音が合っているかどうかを簡易的に確認する方法

Googleのサイトでの音声入力、もしくはiPhoneならSiriに向かって外国語で喋ってみて、正しい綴りで認識してもらえれば、そう間違っていないはず。耳で聞いて発音がわかっているけど、綴りがわからないときでも、この方法で単語を見つけることができます。
また、発音がわからない場合は、Google翻訳のスピーカーマークをクリックすると確認することができます。

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以上、外国語で会話する上でのヒントになったら嬉しいです!

フランス語学習法に関する記事は、こちらにまとめてありますので、もしよろしければ。


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