第34回うえまち寄席を開催しました(8月28日)

5月の緊急事態宣言の際は、中止・延期せざるを得なかったうえまち寄席ですが、万全の感染対策をとって、なんとか8月28日に開催することができました。お運びいただいたみなさまには感謝申し上げます。

さて、今回はちょうばさんが2席、佐ん吉さんが1席の高座でした。

ちょうばさんの1席目は「ふぐ鍋」。なぜ、この時期に鍋のネタ? はさておき、客にふぐを食べさせて安全を確認しようとする主人のとぼけぶりが秀逸。冷房がよく効いた会場だったので、思わず記者も「鍋が食べたい」と思ったものでした。

かたや、佐ん吉さんは「厩火事」。髪結いの女房が、亭主の愛情を試そうと、大切な瀬戸物を割ろうとする噺です。見どころは、怒ったりのろけたりする女房の描写ですが、さすが佐ん吉さん、メリハリをつけ見事に演じ切っていました。ちなみに、ちょうばさんの2席目は「搗屋幸兵衛(別名:小言幸兵衛)」で、なかなか寄席で聞くのは珍しい噺。こういうチャレンジもうえまち寄席は大歓迎です。

次回は「11月27日土曜日」「開場13:30 開演14:00」で、今回と同じ「一心寺南会所」で開催します。人数も30名に限定で、予約制。申し込み等はNPO法人まち・すまいづくりのHPでご確認ください(近日、更新しますので少しお待ちを)。

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