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神戸大学と丹波篠山市の連携事業〜神戸大学・丹波篠山市農村イノベーションラボでのインターンを振り返って〜

こんにちは!神戸大学大学院農学研究科修士1年の上田航平です!
22年間生まれ育った島根県を離れ,昨年から神戸市で生活をしています。

そんな僕ですが,昨年の4月から神戸大学と兵庫県丹波篠山市の連携プロジェクトである「農村イノベーションラボ」でインターンをしています。

このnoteでは,インターンの活動内容と約1年間のインターンで自分自身が学んだことをまとめています。

来年度の学生スタッフ募集もしているので,このnoteを読んで興味を持ってくださった方は,ラボのメールアドレス(info(a)sasayamalab.jp)もしくは,僕の方まで連絡をくださると嬉しいです!

▼インターンの活動内容

インターンの主な活動内容は以下の3つです。
①丹波篠山イノベーターズスクールの運営補助
②高校生巻き込みプロジェクトの企画立案
③ラボの来年度以降の戦略や広報に関するミーティングへの参加

①丹波篠山イノベーターズスクールの運営補助
丹波篠山イノベーターズスクールとは,イノベーションラボが運営しているビジネススクールです。
僕の場合はビジネススクールを受講しながら,同時に会場の設営やオンラインで参加される方への対応などを行っていました。

イノベーターズスクールについて詳しくはこちらをご覧ください↓

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②高校生巻き込みプロジェクトの企画立案
イノベーションラボはJR篠山口駅構内にあり,多くの人の目に付く場所にあります。
インターン初日,ラボに足を運んだときに感じたのはめちゃくちゃ多くの高校生が駅を利用するんだなということです。
しかし,ラボを利用している人高校生はいませんでした。

Wi-Fiもあるし,丹波篠山で活動する面白い人たちが集まっているのに,今後丹波篠山を担っていく高校生がラボを利用していない,認知されていないのはもったいない。
そんな思いから高校生をラボの活動に巻き込もうというプロジェクトを思いつきました。

企画書を作り,見てもらったところ「やってみたらいいよ!」と背中を押してもらいプロジェクトをスタートさせました。
現在は,ラボのスタッフの方と一緒に「今春卒業する丹波篠山の高校生」をどう巻き込んでいくかについて考え,施策を打っていこうとしているところです。


③ラボの来年度以降の戦略や広報に関するミーティングへの参加
ラボのスタッフは,週に1度ミーティングを行っています。
そのミーティングに参加をし,来年度のスクール運営についてや広報についてをスタッフの皆さんと一緒に考えています。


▼イノベーションラボのインターンを通して学んだこと

ここからは,イノベーションラボのインターンをしてよかったこと,自分自身が学んだことをまとめていこうと思います。

まずよかったと思うことは,何と言っても様々な専門性をもった方々と知り合えたことかなと思います。
大学の先生,ゲストハウスを運営しておられる方,中小企業診断士の方など様々な分野のプロフェッショナルの方に出会う機会がありました。
そういった方々のお話を聞いたり,フィールドに行かせてもらう機会が得られることはインターンの特権だと思います。

また自分の場合は企画を1から作らせてもらったのですが,途中で頓挫してしまい,人脈も信頼もないところで1から企画を作るということがどれだけ難しいかということを実感しました。
うまくいかないことばかりでしたが,よかったことは素直にできないことを認めて相談したことです。
相談したことですでに動き出しているプロジェクトの存在を知り,自分の考えと一致する部分も多かったことから乗っかって一緒に進めていくことにしました。
この経験から,1から作ることだけが全てじゃない,すでにアクションしておられる人に乗っかることで自分がやりたかったことが大きく前に進むこともあるということを学びました。
これは知らない土地で背中を押していただけたらこそ気付けたことだと思います。

農村イノベーションラボのように,地方自治体と大学が連携している事例を実際に現場で感じることができたのも貴重な経験でした。
ここではビジネススクールを例にあげたいと思います。
ビジネススクールというと,ガツガツしていて起業家思考が強い人ばかりというイメージを持っていましたが,丹波篠山のイノベーターズスクールはそうではありません。
第2の人生を模索しておられる地元のおばちゃんや近隣自治体の職員の方,僕のような大学生など,多世代・多様なバックグラウンドを持った人が受講しています。
現時点ではうまく言語化できていませんが,大手企業や経営者が主催するビジネススクールではなく,大学と市が主催しているからこそ,参加者の多様性が確保されているような気がしています。
ここをもう少し深掘りできると,馬力がそこまで強くない人でもビジネスを成り立たせることができたり,より地域に密着したビジネスが生まれる生態系を作ることに繋がると思います。

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▼まとめ

以上,僕がイノベーションラボでインターンをした内容と得られた学びについてでした。
神戸から丹波篠山に通うのは大変でしたが,それ以上に得られた学びも大きかったと思います。

2021年度も学生インターン(アルバイト形式になるかも?)を募集するそうなので興味を持った方はラボのメールアドレス(info(a)sasayamalab.jp)もしくは,僕の方まで連絡をください!

スクールの7期生も募集しているのでこちらもご覧ください!
▶︎説明会はこちら!
https://school.sasayamalab.jp/information.php?fbclid=IwAR2hYaKJKSVP7X7qsPdikJCBCxDIbzfIeba_1mBxXbOThfDhzemC7jMXTS0
▶︎申し込みはこちら!
https://school.sasayamalab.jp/entry.php


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