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《ショートショート》白だけの花束
パソコン画面に広がる白い背景と黒色の文字。
カタカタと音をたてて打つキーボードの音。
タン! エンターキーを押して、男は息を吐いた。
背もたれに身体を預ける。
明日までに仕上げないといけない書類があるから、こうして休みの日に家で仕事をしているというのに、いまいち進まない。
男は頭をかきむしった。
原因はわかっている。俺の気もしらないではしゃいでいる、あのガキだ。
男の部屋の窓の向こうには、秋らし
宅配便を待つ2時間が苦痛な人へ
買ってよかったもの、ときいて真っ先に書きたかったのは
宅配バッグOKIPPAという宅配ボックスがバッグになった物です。
宅配便が届く時間が指定されている2時間は身動きがとれないもどかしさ。不在票がきているときの申し訳なさ。
そんな悩みを吹き飛ばしてくれます。
OKIPPAはドアノブに吊り下げておく宅配バッグです。
不在時や、お風呂などで出られないときに、配達員さんがこちらのバッグに荷物をいれて
人生の夏休みは前髪がないのかも
大学時代は人生の夏休み、と言われる。
社会人になったら遊べなくなるから、時間がありあまっているうちに遊んでおけ、という、あまりよろしくない意味である。
実際、大学生の頃は友人と
「大学時代は人生の夏休みっていうけどさ、うちらだって講義やレポートやバイトで忙しいじゃんね!」と憤慨してた。
そしてお互い社会人になり何年か経つと今度は「社会人ってほんとに大変!大学時代は人生の夏休みじゃないなんて怒
飛行機雲がずっとのびていますように
《#また乾杯しよう》の応募に8月12日の日航機墜落事故を哀悼する小説を書こうと思っていた。
だが、やめた。書くなら最低限、もし御遺族の方が読まれても失礼のない小説にしたいが、リアルタイムですら関わっていない私にそれが出来るのか。自信がなかった。
亡くなられた方と乾杯したかったのではないか、をテーマにするつもりだったからこそ、何が乾杯だ!と思われそうな作品しか仕上げられそうになかったのだ。