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まとめ 2021年02月に書いたnoteのまとめ

noteでは 以下のルールで投稿している

* 毎週火曜日 読書 (2020/1 から
* 隔週金曜日 日常のこと (2020/3/27から
* 毎週日曜日 その他 (2020/2/22から (土曜日から変更

さらに、2020年4月からは毎月最初の「その他」に先々月のまとめを書くようにしている。水平思考の考え方に意図的に「[偶然 ]」を取り入れるという考え方がある。偶然に同じ時期に書いた記事をごちゃまぜに考えることで知識の定着を狙っています。なので、いろいろ強引ですし滅茶苦茶ですが、良い頭の体操になります。

今回は月の最初に別のことを書いてしまったので、2週目の「その他」に書きます。

さて、今回は2021年2月

・2021/02/02 読書 「世界「倒産」図鑑」で世の中の失敗パターンを学ぶ 
・2021/02/09 読書 「ブループリント」から人間社会のポジティブな面を学ぶ
・2021/02/14 HipHop KANDYTOWN 「Local Service2」とRyohu「Debut」
・2021/02/16 読書_中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシア神話編
・2021/02/20 KANDYTOWN HOLLY Q (俳優 上杉柊平) のDIY YouTubeがガチすぎて面白過ぎる 
・2021/02/23 「MARCH 3 セルマ 勝利をわれらに」で公民権運動を学ぶ 
・2021/02/27 NBA ワシントンウィザーズ(八村選手所属)  ラッセル・ウエストブルックのリーダーシップ 

組織とリーダーシップ

リーダーシップとは何だろうか?
参加するメンバーが役割が当事者意識をもって責務を全うすることができるようにすることだ。
どのような組織の形か把握し、組織の形やメンバーをアジャストさせていく。
メンバーは自立し自ら考える人間であるため、それぞれのメンバーが自分が何をもって組織に貢献できるか分かる状態にする必要がある。NBA(全米プロバスケットボールリーグ)ワシントンウィザーズのラッセル・ウエストブルック選手はミーティングで、各選手に自分の役割と何ができるかを説明させた。迷っていた若手選手から迷いが無くなりチームは向上した。
しかし、しばらくするとチームはまた低迷するようになってしまう。いくらリーダーとはいえ1選手。優勝を狙えるようなチームにするには組織全体の改善が必要なのかもしれない。

「勝ちに不思議な勝ちあり、敗けに不思議な敗けなし」とは日本プロ野球の名監督だった野村克也さんの言葉だ。組織を作るには成功している組織を参考にするよりも、失敗した組織の研究が重要になることがある。「世界「倒産」図鑑」という本には失敗した組織の例が分かりやすく説明してある。さまざまな失敗例があるが、その多くに「プライド」が邪魔している場合がある。過去の成功体験はなかなか抜けきらないものである。

また、今日のリーダーは組織だけではなく、社会に対しての責務がある。NBAのスター選手たちは「BLACK LIVES MATTER」問題に真っ向から取り組み、啓蒙活動を展開していった。

考えること

考えることは難しいことだ。まずは多く事例や事実を集め、分析し、抽象化をすることで考えをまとめることができる。「ブループリント」という本では、人間のつくる社会について、様々な事例や研究を集め、分析し、自らの考えをまとめている。検証とはここまですることだと分かる例だ。
一方で過去の事例からだけではたどり着けないブレイクスルーを生む考えも必要だ。HIP HOPクルー KANDYTOWNのRyofuは「HIP HOPは音楽になりすぎてはいけない」という主張をした。もし音楽が過去の事例から蒸留するようにまとめることだけとしたらHIP HOPという音楽は生まれていない。HIP HOPは隣にスタジオがあるのに 待合室でiPhoneで撮ったような音源を採用するような音楽だからだ。従来の方法論とは異なる。
そのように亜流とされる考えや方法から新しい考えやスタイルが生まれることがある。

時代性について

時代性についても考える必要がある。いつの時代も変わらない普遍的なこともあれば、時代時代に変化するものもある。
例えば人間は今のように直接交流が無い時代でも似たような社会を作っていた。他のボスがすべてを独占する霊長類動物とは異なり、それぞれが家族を持ち、有人を持つような社会を生み出す考えだ。
ギリシア神話の多分に人間的な神々を見ると、数千年前から人間の持つ愚かさは変わっていないように感じる(ゼウスやヴィーナスなどは過剰気味ではあるけど)。
1960年代のアメリカ合衆国の黒人たちは普遍的な価値観・権利をもとめて公民権運動を展開した。まだまだ完全に権利を獲得した状態ではないが、いつまでも普遍的な価値観を妨害することはできないだろう。

また、一方で時代ごとに変化することもある。たとえば、今の時代では個人の力が増している。
前記のHIP HOP クルー KANDYTOWNのメンバー HOLLY Qはラッパーだけではなく、大手プロダクションに所属し上杉柊平という名で俳優としても活躍している。そしてYouTubeもチャンネルもはじめた。つまり「俳優 / ラッパー / YouTuber」という訳だ。男性は所属している会社組織が唯一の肩書だった時代がある。女性ならば「主婦」だったかもしれない。しかし、今の時代では「エンジニア / YouTuber / ライター」のように複数の肩書を持つことができる。こういう人物を「/ スラッシュ」からとって「スラッシャー」と言うらしい。

組織を作るときは、普遍的なことと、新しい時代のことを合わせて考える必要がある。

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