舌がん

舌がんの初期症状は、歯医者さんでも口内炎と見分けがつかない

以前勤めていた職場の尊敬する上司が口腔がんになりました。
この方の場合には、頬の粘膜に癌(悪性腫瘍)ができていました。

初め、口内炎だと思ったのでほっておいたのですが、中々治らない。それで、歯医者さんを受診して口内炎の治療をしてもらったそうです。

ところが、歯医者で口内炎の治療をしても、炎症部が大きくなってきたそうです。
それでも歯医者さんに通い、「治らないのはどうしてなんでしょうか?」と聞くと、歯医者さんも「分からないです。」とのこと。

その時は、それで終わったのですが、口内炎が痛くなってきたので、口腔外科のある大きな病院で検査を受けました。

すると、「悪性の腫瘍ですね。

このように、舌がんの初期症状は、本人だけでなく歯医者さんにも分からないそうです。舌がんの摘出手術を受けて現在リハビリ中の堀ちえみさんも、初期の時に「歯医者さんで治療を受けていたけれど分からなかった。」と言っていました。

だから、舌や頬の粘膜にできものが出来た時に、口内炎だと決めつけるのは危険です。また、舌に白い班ができる白板症は、癌化する恐れもあります。

治らないとか、しこりで固くなってきた場合は、すぐに口腔外科のある大きな病院の診察を受けるようにしてください。

ちなみに、舌がんなど口腔がんの原因は…

たばこが全体の80%で、喫煙と飲酒の習慣があると、より癌リスクが高まるそうですので、アルコール度の高いお酒やたばこを吸うのは控えた方がいいでしょうね。

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