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西翼の最近あったUDKにまつわるいろんなこと

こんにちは。
先月は担当の回で記事をお送りできず、今回も遅れての記事公開となり面目ない限りです。
みなさんお待たせしました、シャインニングUDKの西です。

「未来の山口の運動会」のこれから


さて、5月も後半に差し掛かり、僕の住む山口市では毎週末自治会主催の運動会や、小学校の運動会が開催されている様子です。
例年5月といえば、「未来の山口の運動会」が実施されてきましたが、今年からはこれまで「未来の山口の運動会」を主催してきた山口情報芸術センター[YCAM] のイベントとして開催は計画されていません。
こちらのnoteでも何度かお知らせしていましたが、昨年から「未来の山口の運動会実行委員会」を有志で立ち上げ、草の根的に「未来の運動会」をこれからも開催していくための方法を考えたり、小さなイベントを実施して仲間を募ったりしています。

「未来の山口の運動会実行委員会」を立ち上げた時の当初の目論見としては、2024年、つまり今年の5月に、これまでYCAMが主催してきた「未来の山口の運動会」に代わって、実行委員会が主催する「未来の山口の運動会」を実施することでした。

イベント実施までのマイルストーンを設計して、3月に仲間集めの合宿イベントをして、具体的に5月に実施する「未来の運動会」のデザインを考えていく途中、会場や備品、機材、関わってもらう人たちのことを具体的に想像して、予算を組んでいきました。

これまでの「未来の山口の運動会」のスケールやイメージに多分に引っ張られた部分もあったと思いますが、金額を積み上げてみてびっくりしました。いや、実際には支出する金額感はこれまでのいろんな「未来の運動会」の予算書などで明らかだったのですが、それに対して収入をどのように見積もるかが大きな課題として見えてきました。

参加費をどれくらいに設定して、協賛金をどれくらい集めれば実現するか、いろいろシミュレーションしてみて、「未来の山口の運動会」の実現可能性が見えてきたと同時に、これを毎年続けられるのか、疑問が頭をもたげます。「未来の山口の運動会」の実現も大事にしたいところですが、それが継続できるモデルの上に成り立っているのか、実行委員会の議論としてはまだ結論が出ず、今年の5月は苦渋の選択の結果、実施を見送りました。

山口市「青空天国」で「未来の運動会体験会」実施!


そんな中でも、実行委員会のリーダー廣田裕也は奮起して、例年「未来の山口の運動会」が開催される5月5日に合わせて、小さなイベントの機会を掴んできました。

山口市の中心にある亀山公園で実に50年続いている長寿イベント「青空天国」に合わせて、会場に隣接する商店街の広場で「未来の運動会」の体験会企画を実施することができたのです。
急ごしらえで仲間を集めて、種目を考え、現地でできること、本体のイベントとの連動性や運営体制を設計して、ランキング形式の種目を終日実施しました。
この準備や運営には3月に山口のセミナーパークで実施した春季キャンプ参加者も加わって、賑やかに楽しみながら体験会を実現できました。
これまでの「未来の山口の運動会」とはスケールも進むスピード感も全然違いますが、自分たちがやってみたい、できるスケールとスピードで山口では「未来の運動会」が動き出しています。
草の根的に、息を切らさないように続けるのが目下大事にしたいことです。

止まらない!「しらいし親睦大運動会」

そんな僕らのすぐ近くで、開催されている地域主催の「しらいし親睦大運動会」は今年も快調に種目を増やして、朝9時から正午まで、3時間の開催時間に11種目を詰め込んだ、離れ業を見せていただきました。

今年で50回目を迎えるこちらも大先輩の運動会で、参加者はおよそ400人で運営スタッフが約100人いるとのこと。
今年も見学に行かせてもらいましたが、少数の人に過度の負担がいかないよう、長い時間をかけて調整されてきた運営方法があるんだろうな、と大変気になりました。
全ての種目が終わったのは午後1時30分。
種目の数がもちろん最大の要因ではあるものの、一つ一つの種目の得点集計や参加者の人数合わせに時間を要していたようです。
ただ、なにも行われていない運動会を囲んで、止まってしまったような時間を眺めるのもなかなか悪くなかったです。
自分たちが子どもの頃の運動会や運動会の練習でも、学校のグランドでの待ち時間がけっこうあったように記憶していて、大人になるとなかなか味わうことのない感覚がよみがえる感じもありました。

韓国でも「未来のウンドンエ」?

そして、これからの話になりますが、実は私、今韓国に来ておりまして、国内移動の合間に最近の僕の周りの運動会の様子を書いてみておりました。
すでにInstagramでは情報が出ましたが、韓国光州にある国立アジア文化殿堂(ACC)とYCAMが2025年に向けて、連携してプログラムを作っていくことになりました。
来年、2025年がACCの開館10周年の年になるそうで、そのプログラムの一つとして「未来の運動会」を実施したいというお話をいただきました。


今回は顔合わせと会場下見をして、これからどんな準備をしていくか、お話ししてきました。歴史的にも重要な背景を持つ光州で、これからどんな「未来の運動会」が作られていくのか、僕もとても楽しみにしています。
韓国の運動会、「ウンドンエ」についても詳しく知れる機会になるのを期待しています。
続報はまたこちらでお知らせします。


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