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#02 山梨編「過疎地域を“つながり”で救う、発酵カルチャーの展望とは?」(記事一覧)

風土の異なる3つの都市を訪れ、フィールドリサーチを通して街づくりの未来を探るプロジェクト。
山梨県といえば、世界遺産に登録された富士山に、ブドウやモモ、甲州ワインなど、観光と大自然の恵みで知られる内陸県。その各地でいま、“発酵×デザイン”をキーワードに若者たちがつながり、新たなムーブメントを巻き起こしているというのです。
果たして、山梨で何が起きているのか? 注目の事例やキーパーソンの言葉から、この地域における“個性豊かな街づくり”のヒントをひもといていきます。
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#02 山梨編「過疎地域を“つながり”で救う、発酵カルチャーの展望とは?」記事一覧


① 地域の未来をつくる“発酵×デザイン”のムーブメント
…山梨県の自然と文化、いま直面している問題から、“発酵”目線で捉えた新たな兆しまで。山梨の個性をひもときます。

② 発酵から生まれる、真似のできないローカリティ
…発酵デザイナーの小倉ヒラクさんが語る、山梨固有の発酵文化とその秘めたる可能性。(インタビュー前編)

③ 甲州ワイン、発酵兄弟……“面白さ”でつながる若者たち
…山梨の知られざるワイン文化。小倉ヒラクさんが語る、その新たな盛り上がりと、地域に化学反応を起こす秘訣とは。(インタビュー後編)

④ 地元目線のローカルメディアが切り拓いたもの
…山梨発のフリーマガジン『BEEK』編集長の土屋誠さん。ローカルメディアが人々に与えた意識の変化についてインタビュー。

⑤ 県を超えて地元同士を結ぶ最前線のコミュニティ
…山梨の未来を担うキーパーソンたちの声を紹介。加えて、リサーチメンバーの視点から、“個性豊かな地域づくり・街づくり”の展望を考えます。


リサーチメンバー (取材日:2019年11月24日)
主催
井上学、林正樹、吉川圭司、堀口裕
(NTT都市開発株式会社 デザイン戦略室)
https://www.nttud.co.jp/
企画&ディレクション
渡邉康太郎、西條剛史(Takram)
ポストプロダクション & グラフィックデザイン
江夏輝重(Takram)
編集&執筆
深沢慶太(フリー編集者)
イラスト
ヤギワタル


このプロジェクトについて

「新たな価値を生み出す街づくり」のために、いまできることは、なんだろう。
私たちNTT都市開発は、この問いに真摯に向き合うべく、「デザイン」を軸に社会の変化を先読みし、未来を切り拓く試みに取り組んでいます。

2019年度は、前年度から続く「Field Research(フィールドリサーチ)」の精度をさらに高めつつ、国内の事例にフォーカス。
訪問先は、昔ながらの観光地から次なる飛躍へと向かう広島県の尾道、地域課題を前に新たなムーブメントを育む山梨県、そして、成熟を遂げた商業エリアとして未来像が問われる東京都の原宿です。

その場所ごとの環境や文化、人々の気質、地域への愛着やアイデンティティに至るまで。特性や立地条件の異なる3つの都市を訪れ、さまざまな角度から街の魅力を掘り下げる試みを通して、「個性豊かな地域社会と街づくりの関係」のヒントを探っていきます。