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成果を出すためのマネジメントマインド

2012年頃からプランナーとしても活動をしているのですが、世の中にはPR会社や広告代理店がたくさんあります。

その中から僕みたいなしがない企画屋を選んでもらえるのは光栄すぎるので、僕が心がけているのはこんなことです。

・提案や修正を爆速で出す
・1案件で3〜10はプランを出す
・どんな小さな糸口からでも企画書をつくる
・まず会ってもらう
・金額の内訳を明確にする
・リピートしてもらう

特にアーティスト目線での専門性、パラレルキャリアで得た知見の引き出しの数、守備範囲の広さは、いまだに僕の武器かなと思います。

「よくそんなに動けるね」
「失敗するの怖くないの?」
「どこからアイデア出てくるの?」

よく言われてきました。
関係者にはポロリしていますが、いつだってめちゃくちゃ不安ですよー。
でも、今では、どれだけやればどんな結果がついてくるか、大体わかってるから、ある程度の自信はつきました。

「なんでこんなに不安なんだろう?」
「もっと上手くいく方法があるんじゃないか?」
「こんなに大変なのはおかしくないか?」

そう思ってるのはあなただけじゃない。
チームや組織にだって同じ課題があるし。
何事も立ち上げ時は孤独で不安ですよね。
そんなあなたへ、今回の記事を捧ぐ。


■不安の原因のほとんどは知識不足

人間は未知のものに恐怖を感じます。
おばけとか、昔なら火とかね。
その本能をどうにかするために、戦って打ち負かすか、学んでその正体を知る努力をしてきました。

なので、まずは「考えたり悩んだりして解決できるか」と、「何が足りなくて、何があれば解決できるか」考えます。

で、手配できるものはして、できないならできる人を探すか、ちょっと無理してなんとかする。

それで解決できないことは、いくら不安でも解決しようが無い。
無理です。
なぜなら、考える元となる知識が足りていない可能性が高いから。

「何が分かっていないか分からない」
「なにをどう考えるべきか分からない」
ってやつです。パニックです。

自分の内側に栄養がない時は、どう頑張っても芽は出ません。
なので、本を読んだり、メンターとか先輩とかに相談したり、セミナーとか講習とか受けたり、有料記事やメルマガ登録したりして情報収集する必要があるんですね。

チーム運営における不平不満も、原因はここにあることが多いです。

まず知識のバラつきを、ミーティングや勉強会で揃えたり、個の力を磨いていく。そのうえで整理して、
「これはこれで解決するじゃん?で、これは~…」ってやっていくと、
「あれ?不安とか不満とかじゃないね。これやればいいだけだね!」
ってなります。
あとはやることをキッチリとやるだけ。

他責にしがちだけど、一人一人が自分の不安の正体に気づいていないだけってことがよくあります。
不安の正体を知ることがまず大事です。


■息切れの原因は経験不足

スタートをダイナミックに決めた後、よくあるのが
「こんなはずじゃなかった」「こんなもんじゃないはずだ」
と理想と現実のギャップに困惑する症状。

シミュレーションでは上手くいくけど、現実は甘くない。
そこでがむしゃらにパワープレイしてしまうと、周りは引いちゃうし、自分もズブズブ悪循環にハマっちゃう。

この状況を僕はよく湖に例えます。

綺麗に見える湖にボートで漕ぎ出してみると、意外と浅かったりする。
ヘドロが溜まって進めなかったり、思いもよらぬ障害物がある。
ちょっとクサいからムード作りは無理。
波紋が広がることで安定もしないし、漕ぎ方も変えなきゃいけない。

みたいな。
つまり、漕ぎ出すところまでは理想通りに進めるけど、いざ漕ぎ出した時に問われるのは、どんな環境でもゴールへたどりつく工夫と修正力
それと目標設定は適正か、多少変更しても結果にたどり着ける計画かをしっかり考える。
こればかりは失敗も含めて経験から学ぶしかないのです。
普段からよく言ってる耐久力が身につき、それはどんな場面でも生かせる財産になります。


■成長痛には具体化と適材確保

手がけているものをより良くしていく時、チームや組織にはこんな悩みが出てきます。

「お金をかけずに成長させたい」
「誰かに手伝ってほしい」
「質を落としたくない」

自分の情熱ややり方にドンピシャで共感してくれて、しかも優秀な人を探すって、なかなか難しいんです。

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