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今さら聞けない?企画やPRは職業の名前です

どうも。
この時期、ツーブロックにした瞬間に風邪ひきがちなガリバーです。
ガッと刈り込むとサッパリするんでやめられないんですよね。

さて。
アーティストって就活とか経験しない人も多くて、「業種」「職種」ってものに疎かったりするんですよね。
人一倍、幅広い職業の方と関わる機会が多いわりに、例えば音楽と関わりの深い「プロデューサー」って言葉も、実は、何から何をする人なのかイマイチ分かってないまま使ってたりするんですね。

また、「活動をPRしなきゃね!」「良い企画にしようね!」「営業かけていかなきゃね!」なんて会話に含まれる「PR」「企画」「営業」は動詞みたいに使われるけど、本来は職業として明確な定義があったりする。

これを曖昧にしたまま大人になって「自分、PR得意っす!」と言ってると、世の中の人は「PR会社とかにいたんだね!プレスリリースのこと教えてよ!」とか、職業としての「PR=Public Relations」を期待してくるわけです。

「ああ、なに?自己アピールのことをPRって言ってるの?誰でもできるっしょソレ。」と残念な目にあわないためにも、よく使われがちな言葉と職業とのギャップを埋めておくことが大事です。

今回は、そんな「いまさら聞けない!けどよく耳にするなぁ・・・」という職種について、ザックリまとめてみようと思います。


■プロデューサー(制作)

業界によって違いますが、スタッフの人選、資金調達、クライアント企業との交渉、企画立案、宣伝といった、プロジェクトの大枠を取り仕切る人のことを指すことが多いです。
このポジションの人がディレクターを指名することが多いです。


■ディレクター(現場監督・演出)

プロジェクトの企画、キャスティング、脚本、演出、照明、音声、美術・・・とにかく現場を成立させるためのあらゆるものを手配する人。
アーティストやクリエイターなど出身の人も多く、当事者に寄り添って細やかな指示や指導ができる必要があります。


■マネージャー

業界によってまったく使われ方が違う役職名がこれ。
ひとつは分かりやすく、タレントやアーティストなどのマネージャーと言われる人。
スケジュール管理や精神的な支えとして、その人を管理する立場です。
IT業界などではプロジェクトマネージャー、プロダクトマネージャーといった役職もあり、予算管理をしたり業務の進行・推進をする役割を担います。
飲食やアパレルでは、エリアマネージャ—など、エリアの売上や人材の取りまとめ役を担います。
総じて、ビジネスを成長させるために、お金・人・進行を管理する役割の人を指します。


■プランナー(企画)

予算に対して実現可能な企画を作り、プロジェクトを進行させる人。
クライアントの意向を読み取り、適切な人員配置をし、数字に見合った成果を上げるのがミッションです。
企画書、仕様書、収支計画書などを作って論理的なプレゼンができるスキルや、その業界への専門的な知識が必要となります。
また、クライアントやチームメンバーとのコミュニケーション力が長けていることも必要な要素のひとつです。


■ブランディング

役職につくときは「ブランディングデザイナー」「ブランディングマネージャー」といった使われ方をします。
その名のとおり、ブランド価値を向上させ、売上UPなどに繋げる使命を担います。
よって、どんな手法でそれを実現するかの提案力や、具体性が必要になります。
デザイン、動画、写真、SNSなど、「制作+活用方法」をセットでできる人が多いです。


■PR・広報

クライアントの利益UPや目標を達成するために、取材を受ける先や情報掲載先に橋渡しをする役割。
「PR=Public Relations」の字のごとく、的確な宣伝資料を作成する能力、話題の切り口づくり、リサーチ力、TV・新聞・雑誌の担当者との繋がりがあることが求められます。


■広告代理業

クライアントから費用を預かり、広告の制作から放送・出版・掲載までの手続き業務を代行する役割。
「左ききのエレン」は広告代理店のお話なので、この漫画の1巻だけでも読むと、理解できると思います。


■マーケティング

クライアントのサービスや商品の売上UPのために、市場調査、分析、施策立案、宣伝、販促などを考え、実行することです。
WEBマーケティングやSNSマーケティングでは、数字をベースにした分析・改善をおこなう能力が必要です。


■営業

クライアントのサービスや商品を販売する実働部隊です。
評価はズバリ、売上。
よく勘違いされるのが、営業と言うと「買ってください」とペコペコお願いするようなスタンスをイメージされますが、それは間違ったイメージです。
正しい価値を理解してもらう提案力、買いやすい環境を作る企画力、幅広い人脈を持つ機動力と人望が必要な職種です。


■まとめ

どうでしたか?
大きく外れていなかった人も、その職種の存在自体を知らなかった人もいるかと思います。
中には自分で勝手に名乗れちゃうものもありますが、世の中の社会人の皆さんはその職種に何年も従事しているわけなので、フリーの人がどうやってお仕事をゲットできるかは、まずその職種のことを正しく理解することから始めるといいんじゃないかと思います。
今後やりたいことのヒントになれば幸いです。


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ガリバー宇田川(アーティスト専門家)
メジャー経験のある現役シンガーで日本アーティスト協会代表理事。アーティストの社会進出とキャリア形成の支援がミッション。イベント企画、映像や舞台の脚本・演出、動画、デザイン、企業の採用コンサルもやってます。壇蜜が好きです。📩udagawa@umamitasu.com
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