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ニューヨークディスコ特集 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2018.9.15

MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)TOKYO FM『 Muro Presents KING OF DIGGIN’』今週も始まりました。パーソナリティのマッカチンです。

MURO:MUROです。

MACKA-CHIN:MUROさん今夜もよろしくお願いいたします。

MURO:よろしくお願いします。

Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。

MACKA-CHIN:さあ、いよいよ、日が明けて、今夜ですね。9月16日、祝前日の日曜日、新木場ageHaにて、我々のKING OF DIGGIN’のイベントが開催されるという。

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MURO:はい。いよいよですね。

MACKA-CHIN:ねえ。これ聴いてテンション上げて、来ていただきたいんですけど。元々、このイベントの大元っていうか、コンセプトみたいなのがありまして、その80年代のアメリカを代表するポップアーティスト、キース・ヘリング(Keith Haring)の生誕60周年記念というものがageHaで開催されて、そこのラウンジエリアを我々が担当するというか、やらせていただくということなんですけど。それと伴って、伝説のニューヨークのDJ、ジュニア・ヴァスケス(Junior Vasquez)さんが、日本最後ということで、もう69歳になるのかな。日本最後の公演ということで、ヴァスケスさんも来日されるということで、80年代のリアルニューヨークナイトをぜひ表現していこうというコンセプトもありまして、我々がそこのラウンジエリアをやるということなんですけど。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:はい。それで、なんとイベント、ラウンジエリア、KING OF DIGGIN’でイベント出演してくださるCAPTAIN VINYLから今週もNori(ノリ)さんが来ていただいています。よろしくお願いします、Noriさん。

DJ Nori:よろしくお願いします。

MACKA-CHIN:Noriさん、僕はまだ全然若い40代なんですけど、Noriさんが、実際86年とかにアメリカに行ってて、当時のニューヨークのこととか、なんかちょっとお伺いできればとか思うんですけど、なにか、キース・ヘリングとか、ジュニア・ヴァスケスのこととか、なにか、エピソードみたいなのがあったら、教えていただきたいんですけど。

DJ Nori:はい。キース・ヘリングに初めて会ったのが、そのパラダイス・ガラージ(Paradise Garage)っていうナイトクラブに行った時に、黒人の中に白人というか、あの独特な雰囲気の集団がいて、その中にキース・ヘリングがいて、「あ、キース・ヘリングだ」と思いながら。

MACKA-CHIN:その時、すぐ分かったんですか?

DJ Nori:そうですね。レコードのジャケットでキースが、ラリー・レヴァン(Larry Levan)の「N.Y.C. Peech Boys」のジャケットをキース・ヘリングがやったりとかしてたんで、そのジャケで、キース・ヘリングのことを知ったというか。

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MACKA-CHIN:そうですよね。キース・ヘリングっていうと、今で言うと、例えばユニクロとか、そういう分かりやすい感じであると思うんですけど、やっぱ80年代にはもうほんと大活躍されたんですね。

DJ Nori:そうですね。レコードのジャケットはけっこうやってますよね。色々ね。

MACKA-CHIN:そうですよね。僕、Emanon(エマノン)とかもやってたり。

MURO:一番初めに、Emanon出す人って、MACKA-CHINさんぐらいなんで(笑)

MACKA-CHIN:あ、すいません(笑)

MURO:先週のアレサ・フランクリン(Aretha Franklin)とか、あれは王道ですけどね(笑)

MACKA-CHIN:あっはは(笑)あと、ジュニア・ヴァスケスも会われたことというか。

DJ Nori:そうですね。ジュニア・ヴァスケスも、だからそのガラージで、たぶんキースのファミリーだったと思うんですけど、その中にいましたね。

MACKA-CHIN:ああ。

DJ Nori:ちょっと独特の格好して来てたんで、すごい印象的だったので、覚えてますね。

MACKA-CHIN:あ、そうですか。

DJ Nori:はい。

MACKA-CHIN:どういったDJなんでしょうか?Noriさんから見て、どういったDJをされる方っていうか。

DJ Nori:そうですね。初めて聴いたのはBaseline(ベースライン)っていうニューヨークの、パラダイス・ガラージがクロージングして、後に出来たクラブで。

MACKA-CHIN:はい。

DJ Nori:そこはけっこうガラージファミリーが集まる場所だったんで、僕も行ってたんですけど、その時に初めてDJを聴いて、すごいミックスがうまくて、その時は、選曲もガラージクラシックをかけてたんですけど、それからけっこう興味を持って、色々、すごく、ブロードウェイのギャラリーでパーティーやったりとか、そういうとこも行ったりとかしてたんで。そのクラブがクロージングした後ですね。その後、のちにサウンドファクトリー(SOUND FACTORY)というところに、オープンして。

MACKA-CHIN:はい。サウンドファクトリーってなんだっけ?

MURO:ありましたね。

DJ Nori:でかいクラブなんですけど、そのオープニングパーティーに行った時は、まだ、小さいスペースだけ空けて、そこだけでやってたんですよね。で、次の週にメインが空くみたいな、順番がなんかあったみたいで。それで初めて行ったんですけど、けっこうかなりの大箱のクラブで。

MACKA-CHIN:どのぐらいの、もうとにかく。

DJ Nori:そうですね。まあ2,000人は入る。入るかな。分かんないですけど。まあでも、1,000人は入る感じの箱でしたね。

MACKA-CHIN:でも、この80年代のニューヨークってやっぱ治安が悪いみたいなのがあった裏返しにそういった音楽を通して、あったんですかね。そのへんは感じたこととかありますか?体感してきたというか。

DJ Nori:そうですね。クラブが持ってるものというか。週末、みんな色々、ハードに仕事して、週末に、何ていうんですかね。発散する場みたいな。色々なクラブがあったんで、その時代は。その中で、やっぱりサウンドファクトリーとか、ガラージとかっていうのは、また独特なクラブで。

MACKA-CHIN:ああ、なるほど。

DJ Nori:音にこだわってたのかなとは思うんですけども。

MACKA-CHIN:いやあ、もうほんとこんな話は、もうほんと、やっぱ、体感できてないんで、なんかほんとうにNoriさんに色々聴きたいんですけど、MURO君。

MURO:はい!

MACKA-CHIN:この番組はやっぱDJミックスレディオショーなんで。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:このイベントに先駆けて、なんかちょっと、今日もラジオで。

MURO:そうですね。

MACKA-CHIN:せっかくなんで、CAPTAIN VINYLチームに、B2B(バック・トゥ・バック)スタイルでやっていただきたいんですけど。

MURO:はい。

MACKA-CHIN:今週の、というか、今回のテーマみたいなのはありますか?

MURO:はい。ニューヨークディスコ。明日に備えて。

MACKA-CHIN:間違いない。聴けるんですか?

MURO:はい。

MACKA-CHIN:じゃあ、ちょっと準備していただいて。いよいよ番組KING OF DIGGIN’のイベント第2弾が新木場ageHaで開催されるので、ぜひこのラジオを聴いて、テンション上げて、ちょっと、なんだろうな。なんだろうな。朝までね。もう、短く感じるんですよね。このラジオもすごい短く感じるんですけど、ぜひ皆さん、その爆音で、この二人のB2Bスタイルの、その80年代のニューヨークディスコスタイルを体感していただければと思います。

MURO:ぜひ遊びにきてください。

MACKA-CHIN:はい。というわけで、いってみましょう。9月15日東京FM MURO  Presents KING OF DIGGIN’ 今週のテーマは「ニューヨークディスコ」です。MUROさんお願いします。

ソングリスト

1. Brain Storm / Journey To The Light (Edit Version) Part 1
2. Vernon Burch / And You Call That Love
3. Inner Circle / Everything Is Great
4. Class Action / Weekend
5. The Nick Straker Band / Little Bit Of Jazz
6. Sinnamon / Thanks To You

タイトル:Journey To The Light (Edit Version) Part 1
アーティスト:Brain Storm(ブレインストーム)
レーベル: Tabu Records
リリース:1978

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デトロイトで活動していたヴォーカル&インストゥルメンタル・グループBrain Stormの'78年の2nd.アルバムの表題曲であり、David Mancusoの伝説的なパーティーThe Loftでも人気曲としてプレイされ続けて来た至高のブギー・チューン。今や大人気の7"ヴァイナルオンリーのパーティーCaptain VinylでMuroとともにプレイしている、日本のクラブ・ミュージック・シーンが世界に誇るベテランDJ Noriが、DJユースを念頭にpart1、part2とリエデット!!
Jetset Records 視聴

タイトル:And You Call That Love
アーティスト:Vernon Burch(ヴァーノン・バーチ)
レーベル: United Artists Records
リリース:1975


タイトル: Everything Is Great
アーティスト:Inner Circle(インナー・サークル)
レーベル: Island Records
リリース:1979


タイトル:Weekend
アーティスト:Class Action(クラス・アクション)
レーベル:SLEEPING BAG
リリース:1983


タイトル: Little Bit Of Jazz
アーティスト:The Nick Straker Band(ニック・ストレイカー・バンド)
レーベル: Prelude Records
リリース:1980


タイトル:Thanks To You
アーティスト:Sinnamon(シナモン)
レーベル:Becket Records
リリース:1982

※Instagramにジャケットが公開されてなかったため、情報に誤りがある場合はご指摘頂けたら幸いです。

エンディング

MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO  Presents KING OF DIGGIN’今日はスペシャルバージョンとして、CAPTAIN VINYLさんに、B2Bという形で「ニューヨークディスコ」というテーマで、レコードで、しかも7インチだけでDJをやっていただいているわけですけど。

いやあ、Noriさん、やっぱり80年代のニューヨークの感じというか、すごくこのテーマが「ニューヨークディスコ」っていう感じなんですけど。

本当にあっという間にここまで経っちゃって。

DJ Nori:そうですね。

MACKA-CHIN:めちゃんこ面白いんですけど。

DJ Nori:ありがとうございます。

MACKA-CHIN: いやいやいや、やっぱあの80年代を体感されているnoriさんだからこそ説得力もあるし、お二人でやられてるB2Bというので新しいグルーブが生まれるし、なんかほんとうにめちゃんこ楽しい。しかも、この番組だけなんですよ、レコードでやってるのが。ラジオ局で。

DJ Nori: 素晴らしいですね。

MACKA-CHIN:ご覧のこの東京FMが。それがしかも7インチでっていうの、もうほんとお見せしたいんですけど。ちょっと今日かけていただいた曲とかで、何かNoriさん的に、キーワードがあったりとか、何か教えていただければと思うんですけど、何かありますか?

DJ Nori:そうですね。今日かけた、最初の曲と同じ70年代なんですけど、2曲目、3曲目ですか。「Weekend」って曲は、すごいさっきお話したパラダイス・ガラージで体験した曲なんですけど。クラス・アクション(Class Action)っていう。

MACKA-CHIN:クラス・アクション。

DJ Nori:で、ミックスがラリー・レヴァンがやってるんですけど。

MACKA-CHIN:あ、そうなんですね。しかもこのレコード、MURO君も持ってきてるって今。

MURO:はい、そうです。

DJ Nori:はい。ありました。

MURO:これはもう、お互いかけあっても。

MACKA-CHIN:あっははは(笑)やっぱ、二人で同じレコード持ってきちゃうとか、やっぱあるんですね。まあ、それは。

DJ Nori:ありますね。

MACKA-CHIN:そんなのばっか?

MURO:そんなのばっかですね。

MACKA-CHIN:ああ、へえ~。すごいなあ。逆に、逆にというか、MURO:さんは、何かありますか?

MURO:そうですね。僕も今、「Weekend」はよくかけましたけど、なんだろうな。

MACKA-CHIN:Inner Circleとか

MURO:そうだね。ジャーミュージックだけじゃないよみたいな感じで。

MACKA-CHIN:ねえ。

MURO:ディスコもいっぱい良いのあるんで。サード・ワールドとかも。

MACKA-CHIN:うんうん。完全にディスコだったですもんね。

MURO:ねえ。

MACKA-CHIN:びっくりしちゃったな。あとなんだっけ。オランダで買ったってやつ。

MURO:そうそう。

MACKA-CHIN:The Nick Straker Band。

MURO:そうですね。

DJ Nori:これは80'sな、Prelude Recordsですね。ニューヨークの。

MACKA-CHIN:ああ、はいはいはいはい。で、なんかこの、なんだっけ。このオランダ盤だと、違うところから出ていて、ちょっと微妙に違うっていう。

MURO:バージョンが違ったりね。7インチはけっこうカップリングが違ったりとか。

DJ Nori:そうですね。面白いですよね。

MURO:きりがないんです。

MACKA-CHIN:うわあ、もうほんと。ほんときりがないんですけど、この続きは、ぜひ、今日明けて、新木場ageHaに、ぜひ皆さん来ていただいて、体感していただきたいと思います。

DJ Nori:ぜひ!

MACKA-CHIN:ねえ。あっという間でしたけど、今日のプレイリストはまたインスタのほうにもアップするんで、ぜひ皆さん、チェックしていただければと思います。

MURO:お願いします。

DJ Nori:よろしくお願いします。

MACKA-CHIN:いやあ、2週連続に渡って、Noriさん、本当ありがとうございました。本当に。

MURO:ありがとうございました。

DJ Nori:ほんと、ありがとうございます。

MACKA-CHIN:いやあ、もうほんと、ビッグリスペクトです。

DJ Nori:ありがとうございます。

MURO:ageHaのほうもよろしくお願いします。

DJ Nori:よろしくお願いします。

MACKA-CHIN:ここまではMACKA-CHINとMUROさんとNoriさんでした。ありがとうございました。

MURO:ありがとうございました。

DJ Nori:ありがとうございました。

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