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DIGGIN' ONE(1月1日にちなんで「1」の付くタイトル楽曲オンリー)『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2020.1.1

MACKA-CHIN:80.0(エイティ・ポイント・ラブ)東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ パーソナリティのMACKA-CHINです。

MURO:MUROです。

MACKA-CHIN・MURO:新年あけましておめでとうございまーす。

MACKA-CHIN:ということで、1月1日、2020年。もう1発目。

今年もMUROさんと共に、良い音楽と良い空間とというかね、良い電波を飛ばしていければと思うんで、皆さん、ぜひ1年間、皆さんよろしくお付き合いください。

MURO:よろしくお願いします。

Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。

MACKA-CHIN:ということで。もう正月早々から、我々は音楽とキャッキャしようということなんですが。

MUROさんは、今年の願望じゃない、やりたいことというか、なんかありますか?

MURO:そうですねえ。3月で50歳になるっていうのと。

MACKA-CHIN:いよいよMURO君が50になるんすねえ。

MURO:あっはは(笑)あとは、初めてカセットテープ、15歳の時に作った1985年から35周年っていうのがあるので、制作ごとなり、イベントごとなり、仕掛けていきたいなあ、なんて思います。

MACKA-CHIN:マジ?というのは、普段、どうしてもMUROさん、DJがお忙しいし、毎月コンスタントに色んなものを出されてますが、そういったDJワークとは別の動きもあるということなのかな?

MURO:そうですねえ。

MACKA-CHIN:トラックメイクとか、若い子のプロデュースとかもされてるしっていうのもあって。

そういう流れも含めて、ちょっと特別に。

MURO:そうですねえ。なんか作れたらいいなあっていう。

MACKA-CHIN:35周年を記念してという。

MURO:そうですね。催したいですねえ。

MACKA-CHIN:うわあ、それはめちゃんこ楽しみですねえ。ということは、じゃあ今年はより一層ハードになりますね。

MURO:はい。ビシビシ行きたいですねえ。

MACKA-CHIN:うわあ、もうカッコイイ!サイコーっす。自分は、去年の放送でも言わせていただいたんですけど、本当におかげさまで忙しくさせていただいてて、とにかく体が資本だということで、健康に気を遣ってマラソンやったりウォーキングやりたいみたいなこと言ってて。

でも結局、何一つできずに。

MURO:ああ、そうですか(笑)

MACKA-CHIN:今も正月早々、鼻風邪引いてまして、なんかちょっと声が違うかもしれないんですけど。

今年こそは、MURO君とかしかり、先輩が元気なんでね、僕も今年は46になるんですけど、まだまだガンガン現役で行きたいんでね。健康には気を遣っていければと思っています。

MURO:はい、そうですね。それは間違いないですねえ。

MACKA-CHIN:さっそくですが、本日、1月1日という日ですが、テーマは?

MURO:1日ということで、「ONE」。この「1」。「ONE」とか「1」が曲名に入ってる楽曲を選んでミックスしてみようかなあなんて思ってまして。

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MACKA-CHIN:アツい。さすがにそんなことやったことないでしょ?

MURO:もちろんです。

MACKA-CHIN:あっはは(笑)

MURO:考えたこともなかったですけど。やっぱ90年代終わりぐらいから2000年代頭ぐらいにかけて「ONE」って言葉、けっこう流行ったんですね、Hip Hop、R&Bの間では。

MACKA-CHIN:ああ、ありましたね。確かに。

MURO:「マイクチェック ワン・ツー」しかり、もう幅広く、色んな「1(ワン)」っていう表現ね。「ワンス・アゲイン」とか。

MACKA-CHIN:ああ、あったあった。

MURO:けっこう考え出すとキリがなくて、絞り込みにけっこう苦労しましたね。

MACKA-CHIN:うんうん。ちょうど去年、ほらラグビーとかもあって、「One for All. All for One」とかね。とにかくすごく良い言葉だよね。「One」ってね。

MURO:うん、良いですよねえ。

MACKA-CHIN:一つになるとかね。

ひとりぼっちじゃないぜって感じだけどね。とにかく良い言葉だし。今日は1月1日にちなんで、「One」ということで、MUROさん。準備していただいてよろしいですか?

MURO:はい。

MACKA-CHIN:ちなみになんだっけな。初夢みたいなことをプロデューサーの田中ちゃんとか、千代田ホテルとか言ってたんだけど、今日、この番組を生で聴いている方は、これを聴いて、寝て、見た夢が初夢になるらしいですね。

MURO:ほおほお。

MACKA-CHIN:だから、みんなが良い夢見れるように、一つになれるように。

世界平和を祈りながらもね。

MURO:間違いないです。

MACKA-CHIN:ちょっと良い音楽の旅ができればと思います。

そろそろいってみたいと思います。2020年1月1日、1発目の放送です。今日のテーマは「1」にちなんで『DIGGIN’ ONE』。MUROさんお願いしまーす。

ソングリスト

1. No One (Salaam Remi Remix) feat. Junior Kelly / Alicia Keys
2. One In A Million / Pete Rock & C.L. Smooth
3. One feat. Erykah Badu / Busta Rhymes
4. 1nce Again / A Tribe Called Quest
5. One Love / Nas
6. Lost Ones / Lauryn Hill
7. One More Chance / The Notorious BIG
8. You're The One ('96 Allstar Remix With Rap) / SWV
9. 1 Thing (K, Le Maestro Remix Instrumental) / Amerie

エンディング

MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’本日は1月1日、元日ということで、テーマを『DIGGIN’ ONE』ということで、MUROさんにお届けしていただいているわけですが。

MURO:ありがとうございました。

MACKA-CHIN:僕自身はキャッキャ、キャッキャしてるわけですが。

MURO:リアルタイムの曲が多かったですよね。

MACKA-CHIN:そう。本当にやっぱ、さっき冒頭でもMUROさん言われてたけど、90年代に「One」って言葉が流行ったっていうのは、本当にそうだなと思ってて。

今日は「No One」とか「One In A Million」とかね。あと、Busta(バスタ・ライムス)の「One」とか、「1nce Again」とか「One Love」「One More Chance」「Lost Ones」って、もう本当に「One」がついてるわけですが。

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MURO:ですね。

MACKA-CHIN:色々思うことがいろいろあるんですが、MURO君も、ほら冒頭でさ、ローリンとかも持ってきてて、これとかもかけようかななんて、仕込みじゃなくて、この場の思いつきでぶっ込んで。

このラジオでMURO君の思いつきとセンスでバンバン行くところとか、さらに興奮してるわけだけど。

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MURO:ありがとうございます。

MACKA-CHIN:さすがのセンスと経験が活かされてるなあと思うことが。

そういうところも、MURO君の素晴らしいところだなと思うし。

で、なんかちょっと、今日かけていただいた曲とかをちょっと掘り起こしていければと思うんですけど、やっぱ1曲目の「No One」なんて、本当にアルバムバージョンが特に大ヒットして。

MURO:そうですよねえ。大ヒットしすぎて、たぶん翌年にこういうリミックスが、別曲のB面の。

MACKA-CHIN:B面に。

MURO:ボーナス・トラック的な感じで入ってく。

MACKA-CHIN:そう。僕も知らなくて、今MUROさんに教えてもらったんだけど、これは結局、1年後ぐらいに、違う曲を出したシングルの裏面に、Salaam Remi(サラーム・レミ)という、ほんと素晴らしいプロデューサーをぶっ込んできて、さらにジャマイカ人のJunior Kelly(ジュニア・ケリー)をぶっ込んできて。

MURO:そうですね。で、Junior Reid(ジュニア・リード)は「One Blood」って曲出してますから。

というのも、本当は「One Blood」から行こうかなとも思ったんですけど、ちょっと時間が。

MACKA-CHIN:アツい。アツい。でもね、Stalag(スタラグ)使ってて、やっぱこういうの、僕たちの業界ではPuff Daddy(パフ・ダディ)商法と言ってね。

流行った曲を後日また違うリミックスで、違う曲で出して、さらにお金を作っていくっていうのは、これはアメリカ自身が誇れる商法ですけどね。

MURO:あっはは(笑)そうですね。そういうのが多かったですね。

MACKA-CHIN:はい。2曲目のPete Rock(ピート・ロック)なんていうのは、「Poetic Justice(ポエティック・ジャスティス)」っていう映画のサントラからで。

MURO:はい。Janet Jackson(ジャネット・ジャクソン)、2Pac(2パック)とか。

MACKA-CHIN:やっぱブラック・ムービーとかもひたすら追いかけてましたけど、この映画はちょっと恋愛ものでね。

ちょっと男が観るのは恥ずかしい映画だったイメージがあって、ジャネット・ジャクソンと2パックが主役の映画ですけどねえ。

MURO:そうですね。

MACKA-CHIN:でも、サントラの内容見たら、Nice & Smooth(ナイス & スムース)とか入ってて、けっこう。

MURO:はい。サントラ、大好きでしたねえ。Naughty By Nature(ノーティ・バイ・ネイチャー)とかも大好きでした。

MACKA-CHIN:ねえ。入ってましたね。だから、ちょっとサントラあらためてチェックしたいななんて思いながらも。

A Tribe Called Quest(ア・トライブ・コールド・クエスト)はやっぱりこのThe Ummah(ウマー)の音源をちょっと思い出して。

MURO:そうですね。ですよねえ。これ「1nce Again」の逆面が「ONE, TWO, ONE, TWO」ってBustaフューチャリングの。逆面も「ONE, TWO」。

MACKA-CHIN:なんすねえ。しかもこれ、ミックスがBob Power(ボブ・パワー)で。

MURO:そうですねえ。

MACKA-CHIN:またマニアックな感じですけどね。ちょっと音の、音域、音像みたいなのが、僕らの中でも騒がれた感じなんでね。

MURO:そうですねえ。

MACKA-CHIN:ぜひ、ちょっと耳、また音量上げて聴いてみていただければと思うんですけど。

あと「One Love」。これもNas(ナズ)のファーストに入ってるんですけど、これ、もうすっかり忘れてましたね。プロデュースがQ-Tipで。

MURO:で、コーラスもQ-Tipで。

MACKA-CHIN:歌ってるっていうところですよねえ。で、もう本当にあっという間に時間になってきちゃったんですけど、最後にこれが言いたい。Bustaのアルバム、1480円の値札がついてて。

アルバム、当時その値段か~いっていうことが言いたいです。

MURO:ああ、良いですねえ。

MACKA-CHIN:という、いつもながら、バタバタお届けしてますが、今年も1年、皆さんよろしくお付き合いください。

ということで、ここまではMACKA-CHINと。

MURO:MUROでした。

MACKA-CHIN:今年も良い年にしましょう~。

MURO:よろしくお願いします。

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