18歳だった私のホステスへの入り口
高校も中退してフラフラしていた私に友達が
『いい仕事あんで!北新地のクラブで働かへん?』
と声をかけてくれた。
少し怪しげなスカウトと呼ばれるスーツきた男性を紹介されてその人話をきくことにした。
どうやらこの人はお店と私を繋ぐ仲介業者みたいな人だった。
わたしは心の中でなんで胡散臭い奴なんだと思いながら話をきいたら
なんと私の場合日当5万円のお給料がでるとのこと。
大人になった今でも5万円は大金だと思う。
そんな胡散臭いスカウトに
『もうちょっと化粧薄くして身なり整えてきてな』
とだけ言われ
18歳の強欲な私は簡単にそんなに稼げるならとすぐに仕事を始める事を決めた。
そん時の心境は今でも覚えてる。
○日働いたら○万やん!なんでもできるやん!
わたしの未来ってなんて明るいんだ!
とキラキラした世界を夢見てたのを覚えてる
これから数年間見れる世界はキラキラなんてしてなくて暗い人生への入り口だった
ここから人生の若い大事な時間と引き換えの日当5万円は本当に高いのか安いのかなんて頭も働かないバカな小娘だったんだなと私は思う。
今の私ならそんな選択はしないだろうとゆうのも人生経験ですね。
デビュー編へ続く
-ひるね-