毎朝5分の自分語り 2022/07/22
巧遅は拙速に如かずという言葉が頭に響いた。
昨日はデブサミで良い知見を得た。
何か物を設計する技術者において品質というのは志向するものだった。
しかし、それが絶対ではないという価値観だ。
ビジネスにおいて「品質」と「いち早くユーザーに届けること」は比較対象であり、どちらかが必ず優先される物ではない。
品質はテストにより確認がされる。
そのことからテストの完全性が品質を完全にするという考え方が多い。
私もそうだ。
しかし完全を目指すとコストは当然かかるが、なによりも時間がかかる。
時間がかかると当然デリバリーが遅れる。
アジャイル開発をしている場合は完全なテストを志向していてはデリバリーの周期を早くすることができない。
完全を目指すのではなく、出来る時間の中で、最も効果の高いテストを実施する事が大事だ。
品質を積み上げるというよりは、タイムパフォーマンスの高いテストと、不具合が起きた時に全体に波及しないアーキテクチャの組み合わせでデリバリーと品質のバランスを取るという考えだ。
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