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大川優介CINEMATIC JAPAN を見て思うこと



はい筋肉映像野郎UCcreative田村です


YOUTUBEを見ていたら関連動画に大川優介の映像出てきたので見てみました。


これですね
凄く懐かしいなぁと思った点と
色々思うところもあるので書いてみます


1.大川雄介との出会い

何を隠そう彼は僕が映像屋としてスタートアップするのにとても貢献してくれました。

3年くらい前にpremiere proを導入。
やり方わからねぇ~ボケェ 

とか思ってた時に日本語でチュートリアルをYOUTUBEで無料で公開していたのを見て大変助かりました。
当初は撮影中のカメラの設定の講座で
「僕はISOをオートにしています」
といっていたのを見てそのまま真似していましたw

この時は素直にありがとうございます。
そして映像を見て俺もこんな映像つくりてぇーとか
なっていました。
TVの映像よりこっちの方がすごいじゃんとか思ってました。


2.彼の映像のスタイル


観ればわかりますが音楽と映像の見た目のかっこよさに非常に特化しています。ドローンを多用します
昔の動画なんかも見ればわかりますが映像の切り替えのスムーズさは真似できないほど上手です。
彼は海外のクリエイターのSam kolderとかpeter mckinnonの日本人VERになりたいのがよくわかりました。意図は丸見えでしたがやっている人が日本人んではあまりいなかったので多くの日本人クリエイターにとって価値でした。
僕も色々と真似しようとしました。



3.俺はストーリーや内容がある方が好きだ


それからしばらくたってInstagramでは大川優介を真似する動画クリエイターの作品が増え始めました。ほかにもYOUTUBE ではUSSIY FILMAUXOUT等の動画クリエイターも影響力を持ちそれぞれの個性を出した動画を出していました。


もちろん僕も情報収集のために見ていたし、それらしい映像も作ってみたりした。

でもしばらくたって俺はこれじゃないなとも思いました。
映像は確かにきれいだけどもそれだけだな、、と思ってしまったのです。
特に行動を起こそうとか、何かしなくちゃと視聴者に働きかけるものはない。
与えてくれるのはクリエイターに対する尊敬の気持ちと、機材が欲しくなる欲求でした。



そして僕は段々と離れはじめ
人物や歴史等にフォーカスしたVICEやGQのようなショートドキュメンタリーを作るチャンネルを見るようになりました。


4.CINEMATIC JAPANに寄せられていたコメント


僕は大川さん本人がナレーションをしているこの12分の動画は最後まで見れませんでした。

コメント欄を見てみると大方は賞賛のコメント
ただ
批判的なコメントもちらほら見られます

批判的な意見で共通しているのはストーリーや構成の話、映像の中身についてです。

日本の魅力を世界へがコンセプトであれば少しずれている気がします。
主人公はどうみても大川さんです。

なにが伝わるかで言えば
大川さんすごい!!!かっこいい!!マジ天才!
で、日本の魅力はおまけといった感じ。



5.総評



僕は新潟の映像業界の新参者で技術的にどうとか言える立場ではないけど

確実にYoutubeの出現により
映像屋以外も映像を作るようになって

そしてその映像が評価されている。
そんな環境ができ始めている
個人の力がすごく強くなっている。


大川さんは今回いままで作ってこなかったスタイル。
ナレーションをいれてストーリーを構成するスタイルで映像を作った。
今回のコンセプトは日本の魅力を伝える
つまり日本の為に作られるべき動画であると言える。


そうして出来た映像がこれであれば普段からクライアントワークで映像を作っている映像屋からはツッコミが入るに決まっている。


だけども彼はこれすらも計算に入れている気がする。

彼はこういう人達のコメントを欲しがっていたのではないかとも思う
やっぱり映像を作るプロだからね。技術は圧倒的に映像屋なのでその人達のコメントは糧になると思っているんじゃないかな。TVも映画もその制作者の意図が視聴者に伝わるとストーリーがうまく伝わらないとどっかの本で読んだ気がするけど、彼の映像すべてはぶっちゃけクリエイターである大川さんが主役である。


一つ重要な事は彼はYoutuberであること。
つまり自分の為の動画を作っている。再生数が回ればそれでお金になる訳だ、誰かがこうやってブログで僕が評価したのを見てどんな動画なんだろうと思いアクセスすればそれは彼の糧になる。僕もこの動画はどうなんだろうと思い記事にしてしまったもんだから彼にしてみればしてやったりである


そう考えると彼は非常に広い目線でこの映像を作っていると考えられるし。その動画のクオリティが高いかどうとかより、逆に中途半端に作ったほうが話題性に富んでいると考えているならばそれはそれで成功であると思う。

ファンのために作った動画といえばその一言で納得ではあるけどももっと奥深い意味が隠されているのではないかと思ってしまう田村でした



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