見出し画像

名大の編入試験について

今回は名大の試験について解説していきます!


解説内容は2つ。


1 名大の編入試験の実施状況


名大の編入試験の実施学部は、教育学部 , 法学部 , 文学部 , 経済学部 , 情報学部 , 工学部(高専、学士) , 医学部(学士)です。


まず注意すべき点は、全学部が編入試験をやっている訳ではないということ。


編入試験は、あくまで不足した人材を補うための試験です。


一般入試で十分なら、わざわざ3年次(2年次)編入をやる必要はありません。


また学校によっては1学部のみの受験が多いですが、名大の場合は日程がバッティングしない限り複数学部の受験が可能なためチャンスが多いです。


どうしても名大って人は、数打ってみてもいいと思います。(実力がついた上で)


次に、各学部の試験科目について解説していきます。( ⚠️2020年度です )


教育学部

一次試験 外国語(英語) , 小論文
二次試験 口述試験


文学部

一次試験 外国語(英語,ドイツ語,フランス語,中国語) , 小論文
二次試験 口述試験


法学部

一次試験 外国語(英語) , 小論文 →  英語は辞書の持ち込み可
二次試験 口述試験


経済学部

経済・経営に関する基礎的な問題


情報学部

一次試験 自然情報→小論文 , 数学  人間社会情報→小論文 コンピュータ科→コンピュータ科学基礎 , 数学
二次試験 面接


医学部(学士編入のみ)

一次選考 英語 , 生命科学を中心とする自然科学
二次選考 小論文 , 面接


工学部(高専)

基礎学力試験 英語 , 数学 , 物理 , 化学
専門試験 基礎能力の試験(受験票に詳細は記載)


工学部(学士)

口頭試問のみ


試験科目を見るとわかりますが、学部によって試験内容が異なります。


複数学部の受験を考えている方は、日程だけでなく科目にも気をつけてください。


2 編入実施状況

次に名大の編入試験実施状況について解説していきます。


編入試験は不確定要素の多い試験です。


そのため、なるべく情報を集めてそうした不安をなくすことが大切になると思います。


データから考えてみましょう。()は募集人数 , 右は合格者数となっています。

教育学部  (募集 10名) 

文学部   (募集 10名) 9名

法学部   (募集 10名) ?                 分かり次第記載します🙇‍♂️

経済学部  (募集 10名) 12名

情報学部  (募集 10名) 10名

医学部   (募集 5名) 5名                ← 受験者数80名

工学部   (募集 若干) 計14名       ← 受験者数51名


以上より、名古屋大の編入試験に関していうと、募集人数通りの合格者を出していることがわかります。


当たり前だろ!と思うかもしれませんが、編入試験ではしばしば募集人数に達しない合格者数であることが多いです。


募集は5人だったのに、ふたを開けて見ると今年の合格者はゼロなんてよく聞く話です。(こういった大学についても今後解説していきます)


またほとんどすべての学部で、受験者数は公表されていません。


ただ文学部に関していうと、一次選考では100人ほど、二次選考では21人でした。


また聞いたところによると、経済学部法学部は京都大学の前哨戦として受けに来る人も多いことから150人前後を想定した方が良いということです。


いずれにせよ、厳しい戦いになることは間違いないです。


しかし!!!!!!!!!!!!!


そうは言っても、再受験に比べ適切な努力をすれば合格を掴み取ることは容易です。


容易な理由は大きく二つ。


❶大学受験で大方の優秀な層は抜けており、受験者のレベルがさほど高くない。

❷受験科目が少なく、国立も複数受験可能であること。


大学受験とは全然違います。だからこそこの機会を逃して欲しくないんです。


次回は、実際に合格した実際の勉強法について紹介していくため一部有料となります。編入で本気で受かりたい方、僕という人間の今後に投資してくださる方、ぜひとも購入して下さい。


支援してくださる方の期待に応える内容にします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?