【ubisum by ubies】スタッフによるレビュー・ピックアップ vol.2
いかにその作品に心が動かされたかを綴ることで、さらなる共感を呼び、そのクリエイターが勝ち上がる可能性に寄与するubisum by ubiesの投票レビュー。
投票レビューの一覧は下記からご覧ください。
https://ubisum.ubies.net/allreviews
その中から、スタッフが深く共感した投票レビューをご紹介するレビュー・ピックアップ。今回はubies JAPANのコーディネーター＆ディレクターの笹貫淳子によるピックアップをお届けします！
ubies JAPANのコーディネーター＆ディレクターの笹貫淳子です。
レビューを読んでから作品を見ると、このトーナメントで展開される多様な作品をさらに味わうことができます。皆さんも心震わせる作品に出会ったらぜひ気軽に投稿してみてください！
本選ラウンド進出者、作品はこちらからご覧ください。
https://ubisum.ubies.net/qualifiers
Karl LucenteさんからChikaco Toyaさんへのレビュー
「パッと画面から飛び出す色彩、そしてその色が作品に鮮やかな活気と遊び心を与えているのが素敵だ。夏の昼下がりのような雰囲気を醸し出している。」
“Pop out”, “vibrant”, “playful”, “vibe”という言葉が、鮮やかな色彩感覚から生まれる「戸屋ワールド」を見事に表現していていること、そしてその言葉は、ずっと戸屋さんの作品を見ている自分の気持ちと合致しました。
sherchleさんからDebbieteaさんへのレビュー
「この作品は、私を探検の旅へと誘っているようだ。その旅は、現在進行形の生命の間に存在する空間を照らす。」
「人物と静物を客観的に表現したシュールでユニークなポートレイト」という、個人的にとても好きな世界観を持つ作品の一つですが、このレビューで「探検の旅」「生命の間に存在する空間を照らす」という深い洞察力に触れ、この写真の向こうにある世界を想像し、ますますこの作品を心の目で見つめるきっかけを与えてくれました。
Thanongshakさんからrumpaporn_vさんへのレビュー
「まさに現代のこの世界が抱える問題を反映させている作品だ。私たちが息をしている空気は、プラスティック袋の内側でも外側も違いはない。」
常に人間の弱さや残酷さに焦点を与えストーリー性の高い作品を撮るルンパポーンがこのトーナメントで挑んだのは、もはや見過ごすことは出来ない環境問題？と思いきや、このレビューは、プラスティック問題を提起しつつも、様々な問題やそこから生まれる閉塞感を「空気」と表し「袋の内側でも外側でもその空気に違いはない」という端的な言葉で表現し、ガツーンとやられた感じ。さらに深く作品を味わっています。
また次回、ubiesのスタッフが今日以降に投稿されたレビューの中からピックアップしご紹介します！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？