8月6日に思うこと

今日は8月6日です。

広島に生まれ育った人達にとって、とても大事で、重い1日です。

75年前の1945年8月6日、広島に世界で初めて原子爆弾が投下された日です。

8時14分まで普通に過ごしていた日常が、8時15分に一瞬にして奪われてしまったのです。

私の個人的な意見ですが、「原爆を広島と長崎に落としたからアメリカが悪い」とは言い切れません。

様々な要因があったのだと思います。良い悪いではなく、戦争が起きてしまった事実自体がおかしいと、私は考えているからです。

日本人は原爆のことを知るだけでなく、日本が攻撃したパールハーバーのことについても知らなくてはいけません。

日本が侵攻していったアジアの国々のことも学ばないといけません。

私は広島に生まれ育ったからこそ、その義務があると思ってます。

高校を卒業してから7年、社会人になってから5年。
高校生の時まで当たり前だった8月6日を過ごせてません。
広島市の小中学生は、8月6日は登校日です。
夏休みの前に、平和学習もします。
それを毎年やります。中学を卒業するまでずっと。

私が通っていた高校では、8月6日は登校日ではありませんでした。
でも、家で8時頃からテレビで放送される平和記念式典を観て、8時15分には黙祷をします。

高校を卒業をしてからは、バイトをしていたり仕事をしていたりして、ほとんど8時15分に黙祷をすることが叶わなくなりました。

でも、仕事をしながらでも時計を見て、その時間は亡くなった方々に、そして頑張って生き延びた方々に想いを馳せます。

「皆さんが頑張ってくれたから、今私たちは広島で生きることが出来ています。仕事をすることが出来ています。ありがとう。」と。

平和記念公園にある慰霊碑に、このような言葉があります。

「安らかにお眠りください 過ちは繰返しませぬから」

今、こう思って生きている
日本に住んでいる人々は
広島県民は
広島市民は
どれだけいるでしょうか。

「原爆が投下された日」
「どこの国が投下したのか」
「原爆ドームとはどういう場所なのか」
を知らない人が増えていると、とある記事で知りました。

他県から来る観光客が、原爆ドームの前で万歳をしていたりするそうです。

ただただ悲しい。

「若者がどう」とは言いません。
子供でも大人でも関係ありません。

広島や長崎に起こったことをもっと知りたい、もっと伝えたいと思ってくれている若者も沢山いることを知っています。

耳を塞ぎたくなるほど辛い言葉を投げているおとなだって、信じたくないけど居るんです。

みんなに、「黙祷をするべきだ」なんて訴える気は全くありません。
仕事がある人、家事がある人、学校がある人、色々いると思います。

皆さんが8月6日にも日常と同じように過ごし、働いているからこそ、平和記念式典が出来て、想いを共にすることが出来るのです。
普通に働き、普通に友達と会い、普通に過ごせているからこそ、今が平和な時代なんだと実感することができます。

ただ、1年のうち今日だけでもいい。
東京大空襲が起こった日でも、沖縄戦が始まった日でも、原爆が投下された日でも、終戦した日でも、いつでもいい。

戦争の時代を知らないからこそ過去のことに目を向け、悲しくて辛いですが犠牲になった方々に想いを馳せ、今自分が平和な時代を生きることが出来ていることに感謝する、そんな時間を作って貰えたらと、広島に生まれ育った私は勝手ながら考えてます。

75年は草木も生えないと言われた広島に生まれ、75年経った今暮らしていけることに感謝して締めくくらせて頂きます。

読んでいただいた方、ありがとうございました。

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広島でuber副業配達員をしてます🛵女子配達員目線で色んなこと書いていきます🥳趣味のことも書くかも…🤔
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