何者でもないから、何者かごっこをする
「自分の発信が自分を作り出す」
SNSやブログはおもいっきりそれです。私が「平日は教育機関で働いています」と自己紹介をすれば、まわりからの私の認識は「平日は教育関係で働いている人」になるわけで。何言ってんの？自分で言うんだから、そりゃそうでしょ。
でもね、それが真実かどうかを、誰も判断ができないんですよ。信じるしかないんだ。もしかしたら私は農業の人かもしれない。株トレーダーかもしれない。ナンパアーティストかもしれない。
だれも、わからないんです。
もし、ネットの世界でごっこ遊びを始めても、みんなはそれが真実か遊びなのかはわかりません。もう少し具体的にお話しします。
私にもしライターの仕事を頼んだとしたら、想像以上に高額なんです。
1記事1000字で、そこそこいただきます。私に記事を依頼したらそんなにかかるんです。もっというと私が0から記事は書きません。元の記事を書いてもらって、それを添削して納品するんですよ。取材とか打ち合わせはしますけどね。
……はぁ？ありえないでしょ？
って、これがありえちゃう世界があるんだ。仕事を受けたくないので、この金額にしてあるのですが、それでも依頼されるのです。しぶしぶ受けます。受けたらめちゃくちゃ真剣にやりますよ。手は抜きません。
だから商品・サービスの宣伝文の依頼が多いですね。執筆料を回収するにはエッセイではむずかしいから。
私がしているのは「ごっこ遊び」です。プロライターごっこです。こう言うと真剣に取り組んでいる人に失礼かもしれません。いーや、遊びこそ真剣だし、私の文で売り上げがアップするので問題ないのです。
たとえば有料note。自分で記事の値段を決める。前まで1記事を280円で私も売っていました。2,800円でもいいんですよ。28,000円でもいい。
「私の記事にそこまでの価値はない」とブレーキがかかるでしょう。でもね、そんなことを自分で発信しちゃうと、まわりの評価はそうなります。そういう目で見られちゃう。
自分の価値は、自分が決めればいい。
今日も読みにきてくれてありがとうございます。自分の理想を演じてみる。
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[画像協力：さちわ]
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