バッキバキに鼻を折られた過去の失敗談
CM「ケンタッキーにしなぁい?」の発音が妙に好きなヤスです、こんにちは。
今日はnoteのおともだち、イトーダーキさんのところで音声配信です。21時からです。今日、音声配信にしなぁ~い?
(明日もだ)
私はですね、こうやってnoteを書いたり文章サロンを運営するまえは、トーク発信がメインだったのですよ。
うーん、そうでもないか。でもトークイベントや講演会はお金をいただいてよくやっていました。ジャンルは……ふふふ、恋愛論です。モテ理論で出版していますもんで。ふふふ。笑えますね。
もともと仕事で講演(お勉強系)をやっていましたし、5名~300名のお客さんの前で話すのは経験があります。回数はどれくらいだろう。300回以上はやっていると思う。
「なら、書くよりも音声配信が向いているんじゃない?」
それがですね。経験と実績で積んできたちっぽけな自信が、粉々に砕け散る事件が起こったんです。
これが文章サロンを立ちあげたキッカケでもあるので、「すべての出来事には意味がある」と言えるんだけど、当時、プライドはズタズタになったし、本気で発信するのをやめようと思いました。
講演家のプロ2人と私の3人でトークイベントをやったんですよ。もう3年以上前です。そんな大舞台にあがったきっかけは出版ですね。
そこそこしゃべれる自信があった私は、プロのトークテクニックを目の当たりにしてしまったんです。井の中の蛙とはまさにこれ!と言わんばかりの情けなさです。
プロはいちいちウケるんです。ドッカンドッカンと客席を沸かせる。
私がそこに乗っかると、苦笑しかうまれません。乾いた「アハハ」な笑いだけ。親戚のおばちゃんが作るカルピスくらいのうっす~い反応なんです。
そしたら焦るんですね。
なにを言えばいい?
どうしたら笑ってくれる?
おれって、おもしろくないの?
真冬なのに汗がぜんぜん止まりません。水たまりができるんじゃないかというくらい、額からしたたり落ちてました。
気がついたらイベントは終わっていました。今もこの時の記憶がないんです。脳が制御したんでしょう。
(嗚呼、私の表舞台はおわった……)
本気でそう思いました。
プロの2人に慰められるわ、主催者さんに気をつかわれるわ、お客さんで来ていた友だちには「……ヤス、まぁ、飲んで(笑)」と励まされるわで、伸びきっていた鼻が根本からボッキリ折られます。バッキバキです。
私、このときね。自分しか考えてなかったんです。
プロよりウケてやろう。
笑いをとってやろう。
おれはトークができるんだ、凄いだろう!って見栄というか虚栄心ですね。塊でした。
そりゃあお客さんは楽しんでくれません。
だって、私に楽しませる気がないんですもん。
「どう?おれっておもしろいでしょ?」
なものを見せつけられてもキツイですって。
それがわかんなかった。
傲慢とプロへの嫉妬。見栄。
承認欲求の塊です。
そこでボコボコになったんで、自分を見つめなおし、どうやってお客さん(読者さん)を楽しませようかばかり考えるようになったんですけどね。
お恥ずかしい過去の失敗話でした。
お読みいただきありがとうございました。
[画像協力:さちわ]
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