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ゲーム「文豪とアルケミスト」を始めた話

概要

2020年6月20日にゲーム「文豪とアルケミスト」を始めました。3周年だそうですね、おめでとうございます。
私はたまたま読んで気に入った作品の作者さんが文アルに出ていることを知り、軽率に始めました。初日にその文豪さんが来てくれて、これで満足してゲームをしなくなっちゃうかもなと思っていたのに、気づいたらその人ともう一人のタッグにドハマリして情緒をめちゃめちゃにされている。
自分で面白いので記録を付けておきます。この記事は、ゲームをプレイし始めるところまでで終わっています。

以下に出てくる文豪のお名前は、基本的にはそれぞれの作品に出てくるキャラクターを想定しています。あしからず。

「文豪とアルケミスト」、始めました

私は大変腰が重く、何か新しいことを始めるのに数年かかることがざらにあります。

「文豪とアルケミスト」についても似たような感じで、以下のことがあった。

・ゲームリリース時
リリースされたことは知っていた。文豪か~となった。なお、私は文豪に詳しくない。小説を読むのは好きだけど、いわゆる名作にちゃんと触れてきたわけではない。
リリースの頃はたぶん「文豪ストレイドッグス」を読んでいた。文豪はそっちでお腹いっぱいかなと思っていた気がする。文ストは文ストで好きよ! 文ストは舞台の黒の時代を見た(https://note.com/u_u_c/n/n6f0a75e938bc)。

野梨原花南先生の『妖怪と小説家』が2015年発売で、文アルリリース時にまた急に売上が伸びたということで野梨原先生がツイートされていたことを覚えている(んだけど、探せなかった)。
『妖怪と小説家』は面白いよ。私大好き。ここから試し読みできるよ(ねえ! 今見たら『川端先生』も言及されているじゃん!)。
https://lbunko.kadokawa.co.jp/product/321508000303.html
これのおかげで中也さんと太宰さんが宮沢賢治さん大好きなことがわかった。

・文アルをプレイしているフォロイー
ゲームをプレイされている方が、ゲーム公式のツイートをリツイートされたり、プレイの様子を呟いたりされるのをちらほらと見かける。楽しそうにやってるな~と思う(当時私は刀剣乱舞で手一杯だった)。

・舞台「文豪とアルケミスト」
2019年2月~3月に第1作が上演された、舞台文豪とアルケミスト。これは割と大きな影響があったと思う。

舞台文豪とアルケミストは、脚本:なるせゆうせいさん、演出:吉谷光太郎さんだったのだ!(今見たら振り付けはMAMORUさんだし主題歌はROUさんだ……。)

このタッグは、私が大好きな、ミュージカルヘタリアの布陣なのだ!!!( http://musical-hetalia.com/nw/cast/

1作目を劇場で見たときの感想(かなり盛り上がっている)▼

私はヘタミュを海より深く山より高く信頼しています。それなので舞台文豪とアルケミストはかなり気になっていた。でも原作を知らないしなあと思って今日に至るまで観ていないのだ。

ところが、先日知人から、「舞台文豪とアルケミスト、いいですよ……!」と直に布教をいただいた! これはかなり観たい度が高まる! しかしやはり原作を知らないのはなあ、と、視聴に至らず。

・「ブンゴウメール」サービスで横光利一『機械』を読む

決定打はこれ。
ブンゴウメール、というサービスがある。

青空文庫の作品を小分けにして、毎朝メールで配信。
気づいたら毎月1冊本が読めてしまう、
忙しいあなたのための読書サポートサービスです。

というもので、毎月1作品、運営さんが選定された本を、毎日少しずつメールで送ってくれるもの。

リリース時からお世話になっているので、もう3年目になる
過去の配信作品(2018年): https://bungomail.com/lists/9399756/books?year=2018 
2020年6月が、横光利一『機械』だった。

これが……なんか……よくわからんけど……すごく面白かったんですよ。私には。無理やり言葉にしてみる。
話し手が至極冷静なのだけど、登場人物のキャラがそれぞれに濃いのが伝わってくる。一文が長いのに引っかからない、読みにくくない(一文の長さはわざと長くしているんだろうけど、それでちゃんと読めるのは本当にすごい)。状況説明と心情の移り変わりが水が流れるようになめらか。男3人が殴り合うシーンがしばらく続くのに、ちゃんと興味をもって読み続けられる。
こんなお話って書けるんだ!? と思って……全然うまく言えないけど……。

たぶん、この人のことをもっと知りたかったんだろう。

実際に私が思ったのは「この人って『文豪とアルケミスト』に出てるのかな」、だった。ざっと調べてみた。出ているらしかったので、ゲームをインストールした。(単に「横光利一 文豪とアルケミスト」で検索して、ゲームにキャラクターが出ているらしいページがヒットしたので、どれもタップせずにアプリストアに行った気がする。)

そんなわけで、ゲーム内の横光さんの見た目もレア度も知らないまま、私は特務司書になった(「特務司書」は刀剣乱舞で言うところの「審神者」)。

ここまでですでに2,000文字を超えてしまった……。いったん終わりにします。ひえー。

続きました。


ごきげんオタクライフに使わせていただきます🌱