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呼吸法を実践していく。

呼吸法を正しくおこなうと
心が中心による感覚を得ます。
就寝前におこなうことで
その日の悔しかったこと、反省すべきこと、褒められたこと
これらと素直に向き合える時間にもなります。

呼吸と思考は密接です。
細胞も思考も成分は素粒子です。

正しい呼吸→自律神経系→細胞→思考→現実の順に
素粒子の変化が伝播しているだけ

その始まりが呼吸法です。

なぜなら意図的に空気中のガス、粒子を交換させ
身体内部を交換させる運動だからです。

呼吸法では副交感神経を優位にさせてください。

副交感神経を優位にさせようと
近年、ペットブームや山登り、温泉、ふかふかのベッド
などが流行っていると私は考えています。
そして副交感神経に直接的に働きかける、
手軽で実践しやすい方法が
随意的におこなう腹式呼吸です。

人が生まれるとき
『おぎゃあ』と産声を上げますが、その瞬間が
実は肺呼吸開始の合図となっています。

新生児期は胸郭、呼吸筋が未熟であり、肺活量も少ないため
不安定な腹式呼吸を頻回に行います。

腹式呼吸は副交感神経を優位にさせる作用があります。
神経-筋が低緊張になるため、身体は緩んでいます。
赤ちゃんはふにゃふにゃです。

成長し、呼吸筋が発達したタイミングで胸式呼吸が開始します。
胸式呼吸は交感神経を優位に働かせるので、筋緊張は高くなり、血流量が増えるため人は活動的になります。

呼吸器疾患を患うと、肺内の活動できる細胞が減少し
肩をすくめたり、頸部の呼吸補助筋を導入して
力を込めた吸気に切り替わります。
呼気も同様に
腹筋群を総動員しておこなうため、すごく固くなります。

人の最後
息を引き取る、と言います。
人は息を吸い込んで死にます。

呼吸活動の始まりは生命活動の開始を意味し、
呼吸消失は死と同じなのです。
そして人は、
息を吐いて始まり、息を吸って終わります。

よくある呼吸法
両手を広げて、胸を大きく開けておこなう呼吸法は
西洋流といいます。

東洋流
吐いて、吐いて、吐き切ったあとに
自然と酸素が入るに任せる
といいます。

私が行う呼吸法は一見、後者のようですが
吐き切るというより、抜いていくという感覚です。
副交感神経を優位にさせ、
日中に傷ついた細胞達をリセットさせるという意識で行います。
3秒で吸って10秒かけて吐く。
この長い呼気(間は無呼吸の時間があってもok)
で十分に副交感神経を優位にさせます。
力んではいきません。
脱力です。
なので抜いていくという感覚になります。

最近癒しを求めてるな、というのは
日頃頑張っている証拠だと思います。
まだまだニッチな呼吸法
どんどん広まればいいのにな~ ^^

追記
以前の記事に書きましたスポーツ直前に行う呼吸法として
実はこの腹式呼吸だけでは不完全です。
交感神経スイッチも押してあげないといけません。

血流量、筋緊張を高めて戦闘モードにすることで
闘争心、ノルアドレナリンを引き出します。

一度、リセットした状態から興奮状態へ。
このあたりもまた書こうかな^^

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