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言葉や感受性とわたし

あの日、駐車場から職場に向かう道々
露草が咲いていた
わたしの仕事は心が荒むことが多いけど
わたしの感受性が時に仕事の邪魔をするけど
敏感な感情がわたしを救うこともある

時に言葉は曲がって届く
相手があっての言葉なので
相手の感情と経験と生育歴
感受性も
大きく影響するから

それでも

真摯に繰り返す
言葉を真摯に伝える
わたしにはそれしかできないから
真摯に受け止める
言葉を丁寧に汲み取り気持ちを探す努力を重ねる

あなたがわたしを敵とみなすなら
その疑いが溶けるまで
わたしは真摯に伝える
その言葉を受ける

それが私の仕事で
それがわたしを救う仕事で
わたしの仕事はとてもしんどいけれど
それは会社のために身を削っている訳ではない

仕事はわたしのためにするもの
あなたの言葉を聞く
あなたに真摯に向き合う
それはわたしがわたしに真摯に向き合うこと
わたしはわたしのためにある

理解を得られず互いに傷ついても

無力さに悶えながら
この感受性に苦しみながら
無知に失望しながら
視野の狭さを補いながら

いいよ いいよ
ちょっと面倒くさいけど
かなり手がかかるけど
わたしはわたし 
全ては誰かのためではない
言い訳は意味を持たない
全てはわたしの人生
この感受性のままに

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