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歴史は知ってこそ意味がある

ベトナム旅行二日目はハノイ旧市街付近の観光を。
初日は渡航もあったため、早めの就寝となったが二日目は丸一日を楽しむことにした。


まずはホテルのビュッフェ。
普段は朝食を食べない私もテンションを上げて、しっかりといただいた。
従業員の方と話すタイミングで、ベトナムに来たことを思い出し、片言の英語で難をしのいだ。
ベトナム系の料理の味は食べ進めていくうちに、おいしいと感じるものなのかもしれない。
風味が強い代わりに、塩味は日本に比べて薄め。
意外と嫌いじゃない。


仏教に由来する場所を訪れるべく、タクシーに乗り込んだ。
アプリで手配するのが安全らしい。
(道で拾うタクシーやバイクは、ぼったくられる場合もあり)
日本でも使ったことがないアプリの配車システム。
緊張はしたが、利用者が多いためかどこでも誰もがスタンバイしている。
5分も経たずに乗ることができた。

日本に比べると宗教の信仰が強いように感じる。
中にはたくさんの果物などが。
毎朝、お参りに来ている人が持ってきているのだろうと考えると、地域にしっかりと根付いているんだろう。
仏様の像なども立派なものが並んでいたが、そういうものだと割り切って見ていたからかあまり感動は生まれなかった。
一番は、文化などの違いを感じたことだろう。

次に訪れたのはホーチミン廟。
軍人たちが周りを警備しており、中への案内もすべて取り仕切っている。
ベトナムの中でも最も規律がある場所なのかもしれない。
深部には遺体が安置されており、室内の暗さも雰囲気を出しており背筋が少し凍る感覚を覚えた。
数十秒の体験だったが、今思い出しただけでも身震いがする。
個人的な感覚だが、何か怖さを覚えた…。

お次は世界遺産のタンロン王城。
日本の世界遺産というとしっかりと管理されているイメージがある。
が、こちらはそんなことが無いのかもしれない…。
ベトナムの歴史を特には知らないものからすると、訪れても凄みを覚えることはなかった。
このとき私は、歴史は知ることで人生を彩ることを知った。
一つの知見として、覚えておこう。

マーケットはカオスな状況だった。
どこからどこまでが境なのかはわからず、営業中なのか休憩中なのかもわからないような店員の態度だった。
寝転んでいたり、隣の店と話していたり。
文化の違いと捉えてしまえばそうなんだろうが、ここまで違うこともあるのかと衝撃を受けてしまった。
(旅行においてはこの文化の違いを受けることが一番重要だと感じ始めたころ)
購入品は0。
私の価値観だが、雑貨は必要ないのだ…。


一日にこれほど経験できる範囲に観光箇所があるハノイ。
驚きなのは、これでも半日しか経っていないことだ…。

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