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選択するという事

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人は老いる、だけど香りを感じる鼻はそのままな気がする。香りは脳へとアクセスし、様々な効果を魅せる。私の学ぶHemp(cannabis)に含まれるテルペンとゆう成分、その香りの成分によって多くの実験結果が得られている。香りは記憶へも繋がる。それはとてもドラマチックだ。夏の香りから、夏祭りや初体験の帰り道の記憶。雨に濡れた緑の香り、愛しいものの香り、夕暮れに聞いたレコードの香り、忘れてた、忘れたくない記憶へと繋がり、信じる気持ちとか希望を思い出す。昨夜はそんな夜だった。今日はその思い出した事を書こうとおもう。

念願の店を持った頃、同時に次の運命も動き出してた。運命が動く時、決まって幾つもの扉が現れ選択が迫られる。と同時に沢山の出逢いもあったりする。あの時の選択が今の私に繋がる。2022年、私の前にまた扉が現れてる。私はどうする?選択の時が来た。

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2013年新緑の香りがする頃
ジュエリーを作る私は東京/外苑前に自分のブランドの店を開いた。店を持つことは、あの頃の私の目標だった。だから出張の度に思いを巡らせ、ワクワクしながら色んな場所に足を運んで、偶然の必然だらけの、ハプニングいっぱいの旅をしてたのを思い出した。パリで買い揃えた暖炉や、ランプ、ハリーポッターに出てくる図書館の様な、またはラピュタに出てくる海賊のママの部屋の様なイメージが頭の中にはっきりとあるもんだから沢山のドラマをひきよせた。ロンドンでシンク色のカーテンに出逢い、パリのアンティーク市で同じ色の教会で使われてたという椅子を買った。収集を楽しみすぎてオープニングパーティは大分先になった。でも店を作るのはものすごく楽しくて、楽しいところには人が集まり未熟な私を多くの人が助けてくれた。私がイタリアに出張の際は、前の会社の社長が店番をしてくれたり、皆が何かと様子を見に来てくれどんどん店に思いが深くなる中、同時にもう一つの運命も動き出していて私は悩んでた。もう一つの運命それが、スペインでの生活、Hempと私のお話の始まりの時でした。今日はこの辺でおしまい。次は私が学んだHempの事を書きますね。

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