見出し画像

事実婚をやめて婚姻した話

夫と籍を入れるまでの約2年の同居期間、実は「事実婚にしよう」と2人で決めて、事実婚を選択していた。

事実婚を選択した理由は、気持ち的な面を除いて、そもそも婚姻する大きなメリットなど意味を見出せずにいたからだ。

私たちにはむしろ下記のような、事実婚のメリットのほうが目についた。

■どちらかの苗字変更に伴い、各種手続きをしなくていい
■相手の親族と距離をおける(親族の行事の参加など)

事実婚を始めたとき、私たちは共働きであり、お互いの生計にも事実婚で問題なかった。子どもも持つつもりはなかったため、子どもにまつわることも考えなくていい。
そして何より、婚姻届の紙切れ1枚の提出有無によって、一緒にいたいというお互いの気持ちに何も変わりはないと考えていた。



事実婚をしてしばらく経った頃、引っ越しに伴って住環境が変わったり、2人とも会社員を辞めてフリーランスになったり、さまざまな変化があった。

この頃から、婚姻のメリットのほうを意識しはじめた。
具体的には、下記のようなことだ。

■賃貸住宅や自動車保険などの契約関係で夫婦であることの証明が楽
携帯の家族割クレカの家族カード作成が楽
■税額控除
■どちらかの入院や死亡時に配偶者であれば対応が可能


要するに、婚姻していたほうが経済的メリットが大きい
2人とも会社員をやって共働きだったときは、この籍を入れたことによる経済的メリットはあまり感じなかったが、2人ともフリーランスになったことで風向きが変わった。


私たちの場合、婚姻したくない(事実婚でいたい)と強く思っていたわけではなく、事実婚でいたほうが楽だから事実婚を選択していたに過ぎない。


ということで、婚姻による経済的メリットを優先した私たちは、素早く事実婚から入籍に切り替えたのだった。

今思えば、なんとも合理性重視の2人なのだろう。
だが、入籍したメリットは今も非常に実感しているので、素早く切り替えてよかった。

個人的には、事実婚でももっと暮らしやすく生きやすい社会にるよう、法整備や社会全体の理解が進むといいなと切に願う。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

【簡単な自己紹介】
93年生まれ / 中国地方の田舎で生まれ育ち、大学進学で海外、就職で東京 / 2020年に結婚、夫婦で脱サラしDigital Nomadになる / 全国16地域で移住体験生活・5地域でワーケーション経験 / 現在は北海道限定で遊牧ライフ中

ブログでは北海道の暮らしやリモートワークスポットをメインに発信中♪
https://taminoko.com/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?