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はじめに 『卒論-僕がレフェリーから学んだ10のこと-』

僕は今サッカーのレフェリーをやっています

見た目からスポーツ何かやってるの?という話をして

「サッカーの審判」

と伝えると必ずと言って良いほど「しんぱん!?」という反応をされます

選手じゃなくて審判なんだ、と

なんで審判なの?という答えは、サッカーが好きだったからです

正確に言うと、

大好きだけど選手としてサッカーに第一線で関われない自分にずっと劣等感を持っていて、

その劣等感をサッカーへの関わり方を変えることで克服したという表現が正しいと思います

審判おもしろいの?という問いの答えは、

求められてもないのにこんなnoteを書いてしまっている時点で察していただければと思います笑

僕は高校2年生の時にレフェリーに出会って、大学2年から本格的に審判活動を始めました。

その経緯はまた後で詳しく書きますが、

僕はサッカーという大きな世界で「レフェリー」という立場に自分の存在意義を見つけたことで今もサッカーに関わり続けていて、中学生の時より、高校生の時よりサッカーが好きになりました。

このnoteはそんな僕の溢れんばかりの(もう既に溢れていますが、)レフェリーへの思いを「学んだこと」として形にするために書きます

noteに書くのは自分の振り返りだけだと途中で終わってしまうタイプなので、

人に宣言して自分を追い込むことを目的としているのと、

人の目に触れることを意識して発信するともう一段理解が深まるなということを感じているからです。

「卒論」という名前は田端さんの『これからの会社員の教科書』に完全に感化されています。笑

田端さんはこの本を「会社員としての卒業」という形で残していますが、

僕の場合は「学生レフェリーとしての卒業」を迎えます。

これからは究極の趣味として、イメージとしては、休日のお父さんのゴルフをめちゃめちゃガチで真剣にやる感じです笑

これから社会人としてレフェリーにどのように関われるか正直まだわからないですが、学生としての自由な関わり方が出来なくなるということだけは明確なので、

時間があるうちに、これまでレフェリーで学んだことを「卒論」としてまとめたくなりました。

これまでレフェリーとして、レフェリーのために多くのことをインプットしてきましたが、最近ようやく自分なりに咀嚼してアウトプットできるようになってきたな、というのを感じています

またその過程と共に、レフェリーから学んだ、レフェリーから身に付けた考え方が、レフェリーのためだけではなく、様々な分野のことと根底では繋がっていることを実感しています。

今回はそんなレフェリーから学んだことで他の分野にも共通する大事なこと10個を取り上げて(もしかしたら増えてるかも笑)、僕がいかにレフェリーに育てられてきたのかを書いていきたいなと思います。

皆さんがこれを読み終わった後に、

「へー、レフェリーもいろいろ考えてやってんだね」と感じてもらい、試合を見る時にちょっとだけ黒い人が気になるようになれば大成功だな思います笑

最後に、

僕がこんなことを書いているのも、

これまでお世話になった先輩レフェリーの方々、暁星サッカー部として関わっていただいた方々、慶應ソッカー部でご迷惑をお掛けした同期、スタッフの方々、

これまでの全ての方との関わりの中での経験が確実に糧になっているからです。

ここに書くことは、現時点で自分が感じていることであり、批判をすることは本意ではありません。

自分が先輩方の世代になってから読んだらガキが何書いてんだって自分自身思うかもしれないんですが、笑

またそれも一つ成長の記録なので、

いつの日か読み返した時に「甘いな」と思えるように成長を誓う意味でも等身大で書いていきたいと思います笑

こんなことを前提に読んでいただければ幸いです。

2020.1.16 津崎泰生

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