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2024.2.8(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比743.36円高と3日ぶり急反発。半導体関連など主力輸出株を中心にリスクを取る動きが顕著となった。前日の米国株市場ではハイテク株中心に主要株価指数が揃って上昇しNYダウは過去最高値を更新、これを受けて東京市場でもマーケット心理が強気に傾いた。前場取引時間中に日銀の内田副総裁のハト派的な発言が伝わったことで、先物主導で日経平均は上げ足を一気に強めた。一時800円を超える上昇で3万6900円台まで上値を伸ばす場面があった。その後はやや伸び悩んだものの740円あまりの上昇で1990年2月以来約34年ぶりの高値を更新した。ただ、個別株は値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回りプライム市場の6割を超える銘柄が下落した。なお、大型株中心に商いは活況で、この日の売買代金は5兆5000億円台に達した。

  • 中国株は続伸して終了した。中国証券監督管理委員会(証監会)のトップ交代や一連の政策支援を好感した。香港ハンセン指数終値は203.44ポイント(1.27%)安の1万5878.45。

  • 欧州株式市場は続落して取引を終えた。ヘルスケア株の下落が相場を押し下げ、ユニリーバなどの消費財銘柄やブランド品大手ケリングの上昇を打ち消した。デンマークの海運大手マースクは14.7%の大幅安となり、コンテナの輸送能力過剰が今年の利益に予想より大きな打撃を与えるとの見通しを示したのが売り材料となった。

  • 米国株式市場は小幅続伸。S&P総合500種は節目の5000近辺で取引を終えた。企業決算や雇用関連指標、米連邦準備理事会(FRB)当局者発言が材料視された。小型株がアウトパフォームしたほか、半導体銘柄が好調で、アーム・ホールディングスが急伸。前日に示した第4・四半期(1─3月)業績見通しを好感した。ウォルト・ディズニー<DIS.N>も大幅高。第1・四半期(10─12月)の利益が市場予想を上回ったほか、今年度に30億ドルの自社株買いをする計画や5割の増配なども発表した。米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数9000件減の21万8000件と、予想以上に減少した。このところの解雇増にもかかわらず、労働市場の基調的な力強さが改めて示された。

↓2/8 (木) 経済指標をまとめました。

2024/2/8

Fear & Greed Index

→77    EXTREME GREED

今後の重要イベント

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