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プレイヤーを選択してください。 ▶セクシー宮田愛萌

今週も『日向坂で会いましょう』面白かったですね。

今週はメンバーからそれぞれ外番組でやりたい仕事のアンケートをとり、そのシミュレーションを行う、出演オファーゲットだぜ!企画。
アルバム『ひなたざか』のキャンペーン期間が一通りおちつき、「さあメンバー個人を売り出していこう!」というマネジメントなのか、特技企画3週と演技企画2週と、外に目をむけた放送が続いた。(所沢フレンドパーク回は急遽決定したとのことなので、特技企画と演技企画の間に放送されたと考える。)ひなあいをただのめっちゃくちゃ面白いバラエティだけに終わらせない抜け目なさ、なんとも頼もしいかぎりだ。

内容に入る前に話したいことがある。
毎回テロップにこだわるでお馴染みの当番組。今週は企画名にあるようにポケモンのオマージュが各所で見られた。
しかしポケモンとはいっても、世代が2、3個古い。モノクロにドット文字で、テロップ枠がまさかのGBA。電源が単3電池2個だったときのハードだぞ。
『ポケットモンスター ルビー/サファイア』ど真ん中世代の自分にとって、その作り込みに懐かしさが止まらなかった。SEや草木やパロメーターなどの画面、枚挙にいとまがないくらい芸が細かかった。観返してすごくびっくりしたけど、企画説明のシーンで、左上には動くLOADINGメーター、右上には▶おどる ▶うたう ▶ぼける ▶ぶりっ子が表記されていた。ここまでやるかってほどの今週の仕事っぷりに本当に感動した。わたしと同世代なのかもしれない作った方にバッジを進呈したい。

本編については、ひなあいにしては真面目なテンションだった。なら今までおかしなテンションだったのかと聞かれたら、「そうだ。」と答えるしかない。でもひなあいらしさはあった。
わたしは「テレビ版オードリーのANN」との触れ込みでひなあいを知ったのだけど、冒頭で外番組に出た時の違和感やひなあいの盛り上がって時間押す問題など、まるでラジオで裏話をしてるかのようなやりとりで、その文脈がまだ生きていることがみられて嬉しかった。

佐々木久美さん、丹生さんはじめ外番組経験者がニュース読みや食リポなどのシミュレーションを行うなか、印象に残ったのはやはり宮田愛萌さんじゃないでしょうか。
ニュース読みもいけたんじゃないか?と思うほど、そつなく食レポをこなす宮田さんに思わず「すげえ…」と声に出してしまった。

豆知識を入れながらの流れるようなトーク、それでもって言葉遣いはきれいに。宮田さんの真骨頂であるセクシーを前面に押し出しても、下品さや行儀の悪さを感じさせない所作の美しさ。ひとつひとつの動作のスムーズさから、よくテレビでみてるやつとひとつも違和感がなかった。

また宮田さんが”始めた”ときのカメラマンさんとの連携。そこからはもういつも通りの剛腕の横綱相撲。繰り出されるセクシーに押し切られたわたしたち視聴者は「宮田さんと一緒にお寿司を食べに行きたい」と思うほかない。
食レポにおいて「食べに行きたい」と思わせたら勝ちだ。宮田さんはそれを見事やってのけたのだ。宮田愛萌おそるべし。セクシーおそるべし。

現在大学に通われている宮田さんだけど、今年大学卒業を機にラジオにテレビにひっぱりだこの乃木坂46山崎怜奈さんのような活躍を、卒業予定の来年以降期待したくなってしまう。
そのときは外番組でセクシー食リポが見られるかな。笑っちゃうだろうな。

おしまい。

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