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センスが良いってどういうこと?


僕は部活で楽器を吹いていることもあり、「あの子はセンスが良い」という言葉を少なからず耳にします。


さて、「センスがある」とは一体どういうことでしょうか?


そのまま訳すと、「sense」とは「感覚、(漠然とした)感じ、気持ち、意識」という意味です。


これでもよくわかりません。


では、実例をあげて考えてみよう!


例えば、複数人で演奏したときの和音の音程が悪かったとします。

このときにセンスが普通な人、あるいはそんなによくない人は、「うーん、なんか違和感がある」とか「もうちょっと良い音程になるんじゃないかな〜」程度にしか思いません。


一方でセンスの良い人は、「気持ちわるwwwwやばいわwwwwこんなの聞いてられないwwwwひどすぎるwwww」のように思います。


何が言いたいのかというと、漠然と「よくない」ことに対して、センスの程度の差によって感じ方が全く違うのです。

ある人は「少し変」、ある人は「吐き気がするほど悪い」。


この感じの程度の差が、いわゆる「センスの差」だと思っています。



では反対に、複数人で楽器を演奏した時に、「音程が合った」としましょう。

普通の人は「お!いまのいい感じ〜」程度に感じる一方で、

センスのある人は「やばいwwwwまじで気持ち良いwwwwめっちゃ音合ってるじゃんwwww最高wwwwww」のように感じるのではないでしょうか。



ですから、結局、「センスの差」は、「感覚のバロメーターの幅の差」ということですかね。

普通の人は、±10くらいの幅しかもっていないのに対して、センスのある人は±1000くらいの幅をもっているわけです。


例えば「良い音楽」と出会った時、感情の振れ幅が普通の人は+8くらいなのに対して、センスのある人は+800くらいに振れていて、ものすごく心を動かされるのです。

しかし一方で、普通の人は伸びしろが+2しかないのに対して、センスのある人は+200あるわけです。

ですから、「さらに良い音楽」と巡り合った時、普通の人は+9の感情を抱いて、「こっちの方がいいかな〜」と思う一方で、センスのある人は+900の感情を抱くことで「こっちの方がずっと良い!!!」となるわけです。感情の振れ幅が圧倒的に違いますから。





「センス」というのは鍛えれば伸ばすことができると思います。

楽器を吹いたことない人よりも吹いたことある人の方が音楽のセンスがあるのは間違いないのですから。



お腹空いたのでおしまい

明日はセンスの続き書こうかな











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