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「赤ペン先生になってくれませんか?」と言われるので、「お店note相談サークル」を始めます

「赤ペン先生になってくれませんか?」

この頃知り合いから、そんな連絡がどんどこどんどこ寄せられるようになってきた。
もちろん進研ゼミからの勧誘ではなく、noteをはじめとした情報発信についての相談が寄せられている・・・ということだ。

なぜそんなお声がけがかかるようになったか。
理由は明白で、先日noteのお店カテゴリ開設を記念したnote公式のオンラインイベントに登壇させていただいたからだ。

商品を作っているメーカーさんやデザイナーさんがnoteを開設しているケースは比較的よくある。
でも、個人事業の小さなお店がnoteをバッチバチに活用しているケースはまだまだ珍しいようで、ありがたいことにイベントでお話をさせていただく機会をいただけた。

そして、幾度かのお店noteへのアドバイスの実務経験を経て「お店note相談室」という月額100円のnoteサークルを始めることにした。
今回の記事では、サークル開始に伴って、以下の3つのことについてご説明したい。

どんな人間がnoteにアドバイスしてくれるのか。

これまでにどんな記事にアドバイスして、どんな結果が生まれたのか。

サークルではどんなことができるのか。

もしあなたがお店やネットストアをやっていて・・・
いや、やっていなくても、やりたいだけでもいい。
もし気になったらぜひ読んでいただければ幸いです。

どんな人間がnoteにアドバイスしてくれるのか。

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大阪の北の方にある箕面市で、文具を中心にセレクトしたお店「ドケットストア」を運営している山下義弘(やましたよしひろ)という男がnoteにアドバイスをさせていただきます。

2019年の12月頃からnoteを書き始め、ニッチな取り扱いアイテムの情報を自由気ままに発信してきました。
2020年6月現在でフォロワー数は4500名。
最高で月間5万近くのページビューに到達し、たくさんの方にお店のことや商品のことを知っていただくことができました。

ここでは私が書いている記事の中で、たくさんの方に読んでいただけた記事をいくつかリンクをつけてご紹介しております。
気になる記事があればご覧いただき、どんな文章を書く人間なのかを見ていただければと思います。

まず商品紹介の記事。
代表的な記事となったのはSOGUさんのブックストッパーの紹介記事で、1000以上のいいねを累計で頂いております。
その他にもこの頃はリモートワークに便利なアイテムの紹介などを、よく読んでいただいております。

商品紹介の記事以外には、10年間無印良品で社員として働いてきた経験から学んだことを紹介する「無印良品に教わった」シリーズを発信したり、

そして、そもそもお店でどうやってnoteをBASEやインスタグラムと連動させて活用しているのか・・・という記事も書いています。

こちらの記事についてはnoteの代表の加藤貞顕さんから、「まるでお手本のよう」とコメントを頂き、noteの活用に悩んでいる多くの人からコメントやさらなるご質問をいただくことになりました。

こんな感じに、私は「お店の商品のこと」や「お店運営のノウハウ」を中心に思いつく限りの情報発信をこれまでやってきました。

これまでどんな記事にアドバイスして、どんな結果が生まれたのか。

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noteが読まれるようになるにつれ、お店のnoteを自分も始めたい!という知り合いから赤ペン先生的なお仕事をお願いされるようになりました。
ここではその中でも結果につながった2つのnoteをご紹介させていただきます。

こちらの記事は、私自身がプロジェクトマネージャーを勤める百合珈琲さんの店主さんから、noteをはじめるにあたって想いをまとめたいということでお声がけをいただいて一緒に作成しました。

とはいっても、店主の久保田さんとは長い付き合いですし、お店のこともよく知っているので、会話をしながら撮影済みの写真の中から使えそうなものを組み合わせて記事にしていきました。

創業60年の個人の珈琲店がnoteをはじめたということもあって話題となり、100以上のいいねを集める結果になりました。

もうひとつの記事は、私の店のお隣さんのイベントを記事にしたもの。
長く連れ添ったお店のスタッフさんの卒業があったため、最大級のドッキリをしかけた店主の青野さんのイベント内容が面白すぎたため、noteにしましょうよ!と盛り上がって二人三脚で書きあげました。

とはいっても、こちらの記事は文章は大きく変えずに、起承転結の入れ替えや接続詞の追加、イベント当日を文章ではなく写真で表現するといった部分にアドバイスをした程度。
店主の青野さんの熱量が大きかったために内容としても非常に面白いものに仕上がっていました。

結果としてこの記事は、noteで大人気の岸田奈美さんが開催した「キナリ杯」に応募し、応募総数4240件の中から53名の受賞者枠に入選することができました。

おもしろい、泣ける、文章がうまいっていう審査基準より、まず強く思ったのが「こんなnoteが書ける店主さんがいるお店のスタッフさんは、本当に幸せだろうな」ということです。

スタッフさんとお店への優しい愛が、あふれている。noteを企業やお店ではじめるケースが増えてきていると思いますが、青野さんの記事をぜひお手本にしてほしいなあ。好きになってしまいますよ、ここのスタッフさんのことを。

前半はたくさん文章を書いているのに、いざお別れの当日となった後半は、ほとんど写真だけで進む構成も、ダイレクトに寂しさや愛しさが伝わってきてすごいです。特に、足袋ブーツをもらった時のスタッフさんの顔を、何枚もの写真にわけているところ。っていうかこういう写真を当日、撮ってることもすごいんだよ。これはすごい。

同記事より引用

岸田奈美さんは私がnoteを書こうと思ったきっかけにもなった方。

ブラジャーの試着をしていた話を楽しく読んでいただけで、いつのまにか読み終わってしまうし、そのメーカーのブラジャーってすごいんだなと感心させられるんだなと思ったのが私がnoteを書こうと思ったきっかけでした。
その岸田奈美さんに、「企業やお店でnoteを始めるお手本にしてほしい」と言っていただけたのは、本当にありがたいことでした。

この2本の記事は、関わり方の深さは違えど「店主が発信したいことが私からみて面白いと思えるかどうか」「その面白さを伝えられる構成であるか」いうのがアドバイスをする上で私が最重要視した部分になります。
正直細かいテクニックについては私も文章のプロではないのでアドバイスできません。

ただ、noteではプロが書いたソツのない文章よりも、店主の人柄や想いが滲み出しているかどうかの方が私は大切だと思っています。
その滲み出し具合と、noteの文章が第三者に伝わるものかどうか・・・という部分については、私なりの感性で最大限にアドバイスできると考えています。

サークルではどんなことができるのか。

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お店note相談サークルでは、じゃあ実際どんな事ができるのか。
色々とプランも考えましたが、とてもシンプルな内容に決めました。

月1本まで、noteで書いた文章(公開、または下書き)のリンクを掲示板に貼っていただき、私がそのnoteを良いところを褒めまくった上で、自分ならどう書くかを伝える。

参加料は明朗会計で、1ヶ月(1記事)100円!
おまけに面白い記事はサポート(投げ銭)機能を使って100円を返しつつ、私のフォロワーさんにもシェアさせていただきます。

正直、このサークルでお金儲けをする気はありません。
自分の身につけたnoteについてのノウハウをみんなでシェアすることで、noteをもっとにぎやかな商店街のように楽しくできたらいいなと思っています。
あと、美味しいものとか面白い商品を知ったり、つながったりできたら私人生はもっと楽しくなるだろうなと楽観的に考えています。

だから赤ペン握って、この文章はダメ!みたいな怖いことを言うこともありません。
あくまで私の感じた内容だと思って、コメントも受け入れてもらえればと思います。

ぜひ気になる方はお気軽に1ヶ月(1記事)試していただければと思います。
サークルは下のリンクから覗いていただけます!

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