見出し画像

カバンを企画することを諦めさせた機能性の塊 「TECK KIT SLING」の話

ついついリュックを背負って出かけてしまう。

ノートパソコンやタブレット、書籍やあれやこれや……
実際には使うことはないものも多いのに、リュックの容量が大きいものだからあれもこれも担いで、結果として疲れてしまいがち。
更には「もしかしたら」という機会は発生せずに、いったいなんのために苦労したのかと嫌になることがほとんど。

画像1

そんな自分の悪い癖を変えたくて、色々と小さめのかばんを探していたら、一つ一つの機能が激しく心に突き刺さるスリングバッグに出会った。
年末にまずは自分用に仕入れてみて、雨の日のバイク通勤での浸水具合なんかも調べてみたところ、自分のライフスタイルにもちょうどフィットしてくれた。
今回はそんなBLACK EMBER(ブラックエンバー)のTKS(TECK KIT SLING・テックキットスリング)をご紹介したい。

自分が作ってみたいカバンをとことんやり尽くしているメーカー

画像2

BLACK EMBERというブランドには聞き覚えがない人も多いかも知れない。
「Nike」「The North Face」の元クリエイティブディレクターを中心に、サンフランシスコから従来のバッグとは異なる外観、質感、耐久性、そしてハイスペックな機能美を実現していくことを掲げたプロダクトづくりをしているメーカーだ。

実は昨年、理想のカバンを作ろうと意気込んでいた頃、このメーカーの存在を教えていただいたのだけど、私の大好きなFIDLOCK社のマグネット式バックルやその他にも様々な機能性のあるパーツをふんだんに取り入れた商品作りをされていて「自分でカバン作らなくても、既にいいのがあるじゃん」と断念するぐらいの衝撃を受けてしまった。

画像5

例えば、こういったスリングバッグで心配になるチャックを勝手に開けられないか……という心配についても、BLACK EMBERは独特なアプローチをとっている。

画像4

チャックの先の紐部分を、穴に通しただけで、ぐっと力を入れないとチャックが開けられない仕様になっていたりする。
本体に使われている素材や、止水ジッパーの採用で「IPX-6(いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない)」という基準をクリアしているTKSだけど、チャックの隙間も勝手に緩んで開かないようにできる……といった風に本当に細かい工夫がしっかりしている。

画像13

まだ激しい豪雨の中では試せていないけれど、バイク通勤途中で降り出した雨でも中身は問題なく保護されていたので、期待していた耐候性はしっかりとしていると実感することができた。

画像5

その他にもTKSは使い手の心をくすぐる工夫に満ちている。
例えばぶら下げている状態で中身を出したいときにも、チャックをガバっと広げれば伸縮性のあるポケットにもアクセスできる。

画像6

その反対側には、ケーブルや充電器などを仕分けて収納できるジャバラ式のポケットも採用。
スマートフォンまわりの細かくまとめたいものたちはこちらでごちゃごちゃにならずに持ち歩くことができてしまう。

画像7

ジャバラスペースの中のものが、勝手に飛び出してしまわないための留め具もまたこだわりのマグネットバックルが使用されている。
とても小さなパーツをジャバラポケットに入れると出てしまうかも知れないけれど、ある程度の大きさがあれば、バックルがジャバラを締めてくれるので落ちてくることもすくない。

画像8

もう一つのポケットスペースにはキーホルダーと、スマホを入れておけるようなポケット、そして、先程のジャバラスペースから配線を引き出せる穴がついている。

画像9

このキーホルダー部分もなんとマグネット式で、かんたんに取り外して使うことができるのでこだわりがきいている。

画像10

ただ、自分が使っている充電池が少し分厚いことと、充電開始の時に充電池のボタンを押さないといけないことから、自分の場合はスマホを入れる場所に充電池をいれて、ケーブルの長さのあまり部分を一度ジャバラ部分に逃して、もう一回引き出してくる……という一手間をかけてあげている。
ジャバラ部分もあまり入れすぎると、マグネット式のバックルが閉まりにくくなってしまうことから、この使い方が自分のスタンダードになりつつある。

画像11

ちなみに、肩がけに使える紐の部分はスッキリと本体の背面部分に収めることができる。この状態だと、リュックを使う時にも普段の荷物を入れ替えることなくバッグインバッグ的に利用することもできて楽だし、カバンの中で他のものに引っかからない。

画像12

出張先のホテルに荷物を置いたら、肩がけ部分を引き出して周囲を散策することもできる。
このように日常的にも、旅行や出張の際にもシチュエーションを選ばずに活躍してくれるTKSは、ズボラな私にとっても既に手放せない存在になってきている。

画像14

早くも自分自身もお気に入りにしているTECK KIT SLING。
タフで機能性にあふれる新しいカバンの選択肢としてご紹介させていただいた。
ぜひぜひ、日常的に身に着けられる小さなカバンを探していた人に試していただければ嬉しい。

こちらの記事を面白いと感じて頂けた方は「♡マークのスキ」を押していただければ幸いです。(スキは非会員でも押すことができます)
また、フォローやシェアも大歓迎でございます。
大阪の気軽にアクセスできない場所にあるお店ですが、今後もnoteを通して皆様と交流できれば幸いです。

↓↓↓ぜひtwitterやinstagramのフォローもよろしくお願いいたします!↓↓↓

twitter @tyarinko
instagram @docketstore

紹介したアイテムはネットストアでも取り扱いしております


この記事が参加している募集

買ってよかったもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?