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慣れない自粛生活に疲れたら試してほしい 「不器用な輪ゴムたち」の話

慣れない生活の中で、行き詰まることがある。
なんなら慣れている生活でもうまくいかないことがある。
イライラして、モヤモヤして、モノに当たって、そして大抵後悔することは誰だって経験があるのではないだろうか?

それは、とても器用とは言えない私にとってよくあることで、子供の頃は泣きわめいてそのエネルギーを発散させてきたことをよく覚えている。

でも、おとなになると泣くに泣けない。
昔泣き虫だった私は、泣くことを癖にしたくなくて、できる限り泣かない。
泣くときと言えば、アベンジャーズのエンドゲームぐらいの超大作に数年に一度挑み、観に行った時に泣く程度だ。

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そんなわたしが、おまもりの様に愛用しているのがANDNUTのLUBBER BAND
ゴム(RUBBER)ではなく、不器用(LUBBER)を名前に宿したこの道具のことを今日は話したい。

不器用な私達の傍らに寄り添う輪ゴム

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ANDNUTのLUBBER BANDは円形の容器にフタの色の輪ゴムが入った商品だ。

紙製のおしゃれな容器に、白か黒の輪ゴムが入っていて、事務用品としてもたいへん役に立つ。
ただそれだけのことだけど、ありそうでなかった組み合わせと、330円(税抜)というコスパの良さで、内のお店でも人気だ。

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ただ、このLUBBER BANDには輪ゴム以外にもう一つ入っているものがある。
それが、輪ゴムと同じ色の「風船」だ。

なんのためにそんなものが入っているのか。
それは公式サイトを見てみるとしっかりと書いてある。

デスクワークで疲れたときに、気分転換に膨らましてみませんか?

これだけである。
これだけのために、風船がわざわざ入っている。

ユーモアというか、おしゃれというか。
ずいぶん面白い組み合わせだな・・・と、仕入れた時に思ったことを覚えている。

しかし、使っているうちに気づいたのは、輪ゴムを使う度に風船が目に入り、少し気持ちが楽になるということだった。

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風船はもちろん、1度膨らませたら終わりだ。
あまり何度も利用する性質のものではない。

だから、ちょっとした行き詰まりの気分転換ぐらいじゃ、風船を膨らませる気にはならない。
そんな大した価格ではないにしろ、なんだかもったいない気がして、ちょっとしたイライラぐらいは「風船を膨らませて割るほど大したことじゃないよな」と自分で自分を諌めて落ち着かせることになる。

それだけのことなのだけど、この風船を膨らませるほどのことなのか?という一つの基準が心に生まれただけで楽になることがある。

もちろんあまりにもイライラしたら、風船を膨らましてみてもいい。
膨らました風船は、バレーボールのように手で宙にはじいてもいいし、大きな音を鳴らして割ってもいい。
でも、そんなことをしているうちに、ちょっとした心もモヤモヤは晴れたりする。
この輪ゴムと出会ってそんな自分の心の動きを認識できるようになった。

ANDNUTさんからはポケットティッシュをチャックから取り出せる財布のように、ちょっと笑えるような要素を1つ融合させた商品が出ていていつも感心するけれど、LUBBER BANDの風船も1つの発明な気がする。

自粛疲れでモヤモヤやイライラを自覚して、自己嫌悪に陥るような人にはぜひお守り代わりに試してもらいたい。
きっとあなたの傍らで、優しく佇んでくれると思う。

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