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ケーブルを美しくデスクに保持するために必要だった「125g」の話

気がつくとケーブルが机から姿を消している。

そんなことは、スマホやデジタルガジェットを使用する誰の身にも平等に訪れる。
机の上にケーブルを整然と置いておくためのアイテムは、必要とされ始めて10年ちょっとと言ったところだろうか。
様々なアプローチが取られながらも、まだこれといった答えが見つかっていないようにも感じられる。

そもそもテーブルの上にケーブルを保持しておくためには、テーブルに固定するための機能性が必要となる。
粘着テープで固定したり、マグネットでスチールの部分に取り付けておいたり、様々な方法ごとにメリットもデメリットもある。

でも個人的にはもっと気楽に、もっとシンプルに、粘着テープの跡が残らないかどうかだとか、スチールじゃないと使えないのがどうとか言わずに、ケーブルを手元に置いておく方法を探し続けて…、ついに一つのアプローチを仕掛けるアイテムに出会った。

今回はそんな感動をくれたアイテム「no.30 Cable Organizer 1」をご紹介したい。

「重さ」があればできること

no.30は、原子番号30の金属元素を元にしたブランド名だ。
その番号が意味するのは「亜鉛」
台湾で亜鉛加工事業を40年以上経営する工場をが国際的なデザイナーとコラボして始まったブランドであり、二代に渡って引き継がれてきた亜鉛鋳造の技術が製品のクオリティをしっかりとしたものにしてくれている。

亜鉛合金製のプロダクトは小さくてもずっしりとした重みがある。
5cmの円形でできたこのCable Organizer 1も、手元のスケールで測ると「約125g」というなかなかな手応えが証明されるだけの重量がある

製品の裏側には1本の溝が掘られている。
ここにライトニングケーブルやマイクロUSB等のケーブルを通せば準備は完了。
中心付近にはゴム素材も使われているので、つるつるとデスク上で滑ってしまう心配もない。

ミニマルな外見は気持ちがいいくらいに美しいし、主張も少ない。
更にはテープの貼り跡やマグネットが付く位置のことも考えなくて済む。
重力という毎日感じているはずの力をうまく取り込むことで、こんなにもシンプルにケーブルは片付く。

更には上のくぼんだ部分はトレイになっていて、ちょっとした小物であれば載せることができてしまう。
バリエーションとしてCable Organizer 2も出ていて、こちらは重さは同じぐらいだけど、長細くて2本のケーブルを保持してくれる。

シンプルに「重さ」を利用した仕組みは原始的なように思えて、ここまできれいな形に収まっているとオブジェのような満足感まで与えてくれる。
ぜひケーブルがデスクの上からポロリと落ちては悔しい想いをしている方には、一度お試しいただければ嬉しい。

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