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Taklog 20200507-0528

2020/05/07:アグリビジネスの今とこれから / 秋元里奈
2020/05/14:食べる革命〜畑とテーブルの地殻変動〜 / 秋元里奈
2020/05/21:Takramが考える「飲食を支えるテクノロジー」 /緒方壽人 河原香奈子
2020/05/28:弱い意思と偶然〜コロナで登校できない大学生へのメッセージ〜 / 渡邉康太郎

2020/05/07:アグリビジネスの今とこれから / 秋元里奈

嫁の実家は農家なので、嫁が帰省した時にいろいろともらってきますが、話を聞くと本当に大変な仕事。当たり前に野菜を買えることと、作り手がちゃんと潤う事のバランスは重要なのですが、なかなか難しいようです。

10年くらい前に「らでぃっしゅぼーや」を頼んでいて、その後の経過を見ると決して簡単なビジネスではないと思うので、息の長いビジネスとして定着すると良いかと思っています。

2020/05/14:食べる革命〜畑とテーブルの地殻変動〜 / 秋元里奈

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ショップカード 中身化する時代 透明度を高める アスパラガス
農家になりたい 深く考えるきっかけ(ペスト) ニュートン(ケンブリッジ大学を1年半休講) 思考を深めるタイミング

中身化する社会の著者のインタビューはこちらが良いかと。

短期的な結果を求められることが多いので、時間を掛けた仕事がやり難い、のと。外に情報を発信し続けることが求められるので、充電する時間、期間がない事をよく思います。短期的に何かインプットして、アウトプットする。

時間をかければ良いものができるかというとそうでもない。でも時間を掛けないとできないものもある。そのバランスが難しい。

「中身化する社会」がちょっと怖いと思うのはSNSを含めた様々なメディアで良い意味でバズるのはいいのだけど、悪い意味でもバズるのが怖い。

思考の変遷なんかも含めて晒すので、思考の過程が必ずしも一貫性があるとは限らないし、様々な遷移から現在に至ることを考慮せずに、短絡的になるのが怖いところです。

農家になりたいと思う人が増えるのは良いことだけど、その周辺を支える法律や地域のシステムが良い意味で進化すれば良いと思っています。

**2020/05/21:Takramが考える「飲食を支えるテクノロジー」 /緒方壽人 河原香奈子

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クラフト・ジン ジャニパー ワールド・ジン・デイ
即効性(バズる)と遅効政(じわる)

Uber Eatsに代表される宅配ビジネスの手数料が高いという話をTakramCastでも聞いた気がしてて、ビジネスモデルとして作り手の手取りが少ないことが気になってて、スケールしにくいモノ作りは売上では規模を確保できない。ここがジレンマではあるものの、クラフトブームが定着できるものSNS、宅配サービス等の恩恵もあるので、そのバランスが難しい。

そして、このコロナ化で最も厳しいのは音楽ビジネスで特にライブが生業の場合は、尚更厳しいと思いつつ、コロナ中に在宅で何度かライブ配信を聞いたけど、やっぱり、その場での演奏に優るものではないのかと思っています。同じことをシカオちゃん(スガシカオ)もラジオで行ってました。これは別の記事で書きたいのでここまでにして、ワールド・ジン・ディは他のイベントと被ってしまい、オンラインで飲みながら二つのイベントを掛け持つのは難しいので、やっぱり物理的に楽しむのが良いです。

2020/05/28:弱い意思と偶然〜コロナで登校できない大学生へのメッセージ〜

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研究は常識を疑うこと。ダンカンワッツの「偶然の科学」。
ブリコラージュ。散歩ー目的が無数。考える過程に意味がある。

ダンカン・ワッツの「偶然の科学」は正剛さんの書評で。

https://1000ya.isis.ne.jp/1482.html

自分が大学になったばっかりだったら、どうしようと思いつつ、社会人になると時間がないので、時間を捻出して調べ物をする時間を確保することがとても大切になるのですが、それを感じる前の状況で、コロナで通えないは厳しいかと。

今はネットがあるので、金銭的に余裕があれば、情報を得たり、音楽を深く調べて聴くこともできるのでとても良い環境だと思います。個人的には週末のバドミントンも無くなったので、家で地味に調べモノをするようにしています。

あと、メディアの人たちがコロナ世代とか揶揄するのはやめて欲しいかと。超氷河期世代なので、なんかと正社員で食えていますが、体を壊してしまったり、精神的に病んでいる方もいるので、食える状況をどう確保するのか、法律なのか、地域のシステムなのか、施策が必要かと。

学生の方は焦らずに、じっくりと本をひたすら読むのが良いと思います。年100冊以上。ネットを調べず自分の直感だけど、選んで突き進む。これが良いと思います。贅沢な時間ですよね。社会人はただひたすら成果を求めらるのですが、それがないのは大学までかと思っています。

書きながら思い出した「デザインのデザイン」という本の原さんの言うデザインが「考える過程に意味」があるということでしょうね。

デザインとはものを作る技術ではない.デザインはものの本質に静かに手を伸ばす試みである.
時代が経済やテクノロジーをたずさえて前に進もうとするとき,繊細な感受性や美意識が犠牲になる.その悲鳴に耳を澄ます技術がデザインである.



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