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ホワイトボードを使ったアクティブラーニング

これも1年間実施した授業です。

準備

①ホワイトボード(移動式など) ②生徒氏名のマグネット

ホワイトボードを半分に区切って、片方に生徒マグネットを貼っておきます。

以上です!

授業形態

授業形態その1

本時に学ぶ目標(終了時にできていること)を提示する。

目標の提示はよくあることだと思いますが、ここで大事なのは、漠然とした目標にするのではなく、具体的かつ自己評価可能な目標にしてあげることです。

例えば、”連立方程式について学ぼう”では無く、”2x+3y=2   x-y=6を解けるようになる”にしてあげます。

ここまで5分。

授業形態その2

”それでは、始めてください!!”

以上です。

この授業形態も1年間実施しましたが、基本的には最初の目標提示のみ板書し、それ以外は板書も説明もしません。

授業用の資料を用意し、生徒はそれを利用して主体的な学びに任せます。

教員は、その様子を逐一確認しながら、学びの促しをします。

ルール

①グループにはしない ②出歩き自由 ③発言自由

目標を理解した!と思ったら、ホワイトボードの名前をもう片方に移動させます。

もう一つの最大の目標として、授業時間内に全員が名前を移動させること!としています。

みんなで協力して全員が理解することを目指します。

結果

授業が遅れるんじゃないか?と思われがちですが、

むしろ、進度は早く、余った時間で様々なことができました。

ただし、授業資料の準備にはものすごく時間をかけていました。

でも、この手間こそが自分がやるべきことなのかなとも感じていました。

この経験で感じたことは、教員が教えても、彼ら彼女らが自分で学んでも変わらないんだなと。むしろ、必死に黒板を使って教えている気になっているだけだったんじゃないかなと。

いろいろ読みましたが、私は↓の本が良かったです。

↑の当たり前をやめたについても、また書いてみます。


4月からの授業方法も、考え直していきたいです。

何かと0から1を作るのは大変だと思います。学校はどこも似たような問題課題に対応していると思います。それなのに、先生って自分だけで頑張ろうとするんですよね。ボクの資料やnoteが1になって、学校ごとの現状に合わせてカスタムしていただければと思います‼️