工業高校生に求められる力
測定結果からのグラフ作りは、普段から触ってないとなかなかできないんですよね。
特に、数学とか理科が苦手!と公言している子は特に。
(工業高校生なんだから!はとりあえず置いておいて笑)
この前の記事で上げたものを実践していくと。
こんな感じになってくんですけど。
生徒によっては、上記のように理論値と測定値を比較できるようにグラフを工夫したり、誤差率を出してみたりします。
こういうデータを扱う力っていうのは、卒業後もとても大事になると思うんです。
卒業生の話を聞く会
実は、今週、初めて卒業させたクラスの子が二人、学校に来て在校生に話をしてくれたんです。
もう22才。
希望した仕事をやれているようで、しっかりと発表してくれました。
ボクへのお世辞込みで🤣笑
そこでは、今の仕事について話してくれたんですけど、二人ともメンテナンス・保全、開発系の業務を行なっているようで。
エクセルやパワーポイント等でデータをまとめたりすることが多いそうです。
入社して、今の部署を希望したそうですが、いざ入ってみると、
と言っていました。
確かに、資格関係はたくさん指導していたので、工業系のスキルはそれなりに持っていったと思います。
ただ、当時は、自分は iPad とかを使っていたけど、生徒にはあまり触らせていませんでした。
(AL系の授業で、ワークシートとグループワークみたいな感じでいた)
もちろん、Google 系は一切使っていませんでしたし。
ただ、そういうスキルもとても大事で、工業高校を卒業して、いろんな業務をしていくためには、ICTスキルも重要であることを改めて感じさせてくれました。
今、受け持っている授業では、Chromebook を一人一台持っているので、スプシやドキュメントを道具として使って学習をすることができています。
当の生徒たちは、難しそうにやってますが😅笑
でも、品質管理検定とか勉強していると、測定結果に即したデータの見せ方みたいなものもやるので、こういうICT活用が工業系の学びに繋がってくるなって感じがするんですよね。
やっと、1年生の Chromebook ログインが終わったので(2段階認証やIP不足等でめちゃくちゃ手間取りました😂笑)、ガンガン使って、他の学科の生徒たち、同年代の学生たちに差をつけていきますよ!!!
やっぱり、地域の産業を支えていくのは、工業高校を卒業した子たちだと思います。
現状維持で衰退していくのではなく。
多様な視点とスキルで、地域産業を発展させることができる生徒を一人でも育てられれば、教員としての義務を果たすことになるのかなと思います。
これは余談ですが。
立派に社会人として、仕事楽しいですよって言うのを聞いて、ハッとさせられました。
とりあえずよかったです。
ただ、なんか社会人として自分が負けてる感じがして、切なくなりました。
そのまま頑張っていって欲しいな。
最近、卒業生たちが生き生きと仕事してる話を聞くことが多いです。
そのたびに、いろんなことをうだうだ考えて仕事してる自分が情けなくなるんすよねー。
羨ましいんだと思います。
子どもたちや卒業生たちの生き方が。
ボクももっといろんなことに挑戦して、胸張って頑張っていきたいって思います。
何かと0から1を作るのは大変だと思います。学校はどこも似たような問題課題に対応していると思います。それなのに、先生って自分だけで頑張ろうとするんですよね。ボクの資料やnoteが1になって、学校ごとの現状に合わせてカスタムしていただければと思います‼️