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「骨なし魚」に慣れた現代の子供たちは

骨のあるフツーの魚が出てきたら「オイ、これ骨があるよ!」と怒り出すのだろうか?

昼にほっけの開きを食べていたら、そんなことが気になった。

日本のスーパーで魚売り場を見ていると「骨なし」魚がたくさん並んでいる。

瀬戸内海で育った私は「いかに魚をきれいに食べるかコンテスト」に毎週参加しているような生活を送った。

魚をきれいに食べると最大級の賛辞が送られた。

いま思い起こしてみると、子供の頃何度か小骨が喉に刺さったことがあった。そんなときは「コメ粒を噛まずに飲み込めばとれる」と教わり、実践した。

「そんなことをして喉が詰まったらどうするのだ」と言われればその通りなのだが😅

妻と結婚してまもない頃、彼女の実家で食事をしているとき、私の魚の食べ方がきれいすぎて驚かれたことがあった。

偶然にも同席していた義兄の食べた魚が文字通り「ボロボロ」で、義理両親から失笑を買ったことを思い出した。

義兄にしてみれば「なぜこんなときアイツ(私)がいて魚料理なんだろう」と苦々しく思っただろう。

昼に出てきた何気ないほっけがそんな記憶まで運んできた😁

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