MLBプレーオフ真っ盛りだが

アメリカに来て早や28年。最初の頃は年に数回球場に行き、暇さえあればテレビ中継を見ていた。最初の2年半はニューヨークに住んでいたので、メッツやらヤンクスの試合を。今はなきシェイスタジアムや旧ヤンキースタジアムなど懐かしい。

95年ごろの話なので松井もまだ来てなかった。95年といえば野茂がデビューした年で、ドジャースがニューヨーク遠征に来たとき、ニューヨークの日本人は狂喜乱舞で歓迎したらしい(私は9月に来たので野茂は見られなかった)。

その後メッツに松井稼頭央とかも来たが、吉井のデビュー戦はバックネット裏の特等席で見ることができた(コネで)。

待てよ、その前に伊良部のデビュー戦も見たぞ。鳴り物いりで入団したので球場の盛り上がりはハンパなかった。たまたま日本から友人が来ていたので連れていったが、このときの経験が彼をMLB狂いにしてしまったほど。

98-00年のヤンクス3連覇のときは毎年行われた優勝パレードが季節の風物詩的なものになった。松井はこの後来たので、そこから試合を見始めた人たちは無敵のヤンキースを知らない。01年ワールドシリーズ7戦でアリゾナに優勝を譲るまでは負ける気が1ミリもしなかった。

メッツでもヤンキースでも、勝てばどっちでも良かった。99年だったか、ニューヨークのチーム同士によるWSもあった。

しかしいつの頃かMLBから関心が薄れていき、今ではまったく見なくなった。

90年代は球場のチケットも安かった。ヤンキースでも外野なら8ドルくらい。今なら内野席の近いところなら250-300ドルくらいか？外野でも50ドルくらいするのかな。野球見るのも一大娯楽になった。

メッツに至ってはシティフィールドになってから行ったことがない。思い出したが、イチローが交流試合でシェイスタジアムに来たことがあり、その試合を見にいった。シアトルは滅多にメッツとやらないので貴重な経験となった。

いろんな思い出があるが、野球を見る情熱が今はほとんどない。息子二人はヤンキースタジアムに連れて行ったことがあるが、野球はほとんど見たことがなく、ルールもおそらく知らない。

今プレーオフをやっているが、レギュラーシーズンに強かったオリオールズやドジャースが敗退する波乱となっているようだ。毎年違うチームが勝つのがMLBの願いなので、これはいいことだろう。