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春に復活「風雲!たけし城」大らかな時代にあった皆笑顔のテーマパーク

4月に復活する「風雲!たけし城」の昭和版がAmazon Prime Videoでも配信がスタート。全20話を視聴。面白い。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0B6XT1399/ref=atv_dp_share_cu_r

日本の景気が良かった時代に毎週100人以上を集めて収録をやっていたスケールの大きさに驚かされるが一般の出場者もエネルギーに満ちている。

アナウンサーが一般参加者に「ミカンみたいな顔しちゃって」というところから始まり、レポーターの稲川淳二(怪談要素ゼロ)に素人が全員タメ口

容姿を弄るナレーション
ハイレグやスクール水着で登場の女性参加者
男性vs女性の相撲戦
顔面直撃覚悟「ジブラルタル海峡」、「君も宇野くん」
安全性度外視の「ローラーゲーム」、「まわってビーチボーイズ&ギャルズ」。。

恐らく今だと許されない、昭和の大らかな時代が伺える。

あと「竜神池」、「アドベンチャーゾーン」、「天国と地獄」はSASUKEの元ネタと分かるし、フレンドパーク要素がある「ペッタンコ」とTBSのスポーツバラエティ番組の歴史も知る事が出来る。

一番良いところは、とにかく皆楽しそうなところ。参加者も勿論だがフレンドリーな谷隊長も最終ステージに登場のたけしも皆笑顔でゲームに参加。
普段は参加者を怖がらせる鬼役(ストロング金剛、亜仁丸レスリー、丹古母鬼馬二)も子供の挑戦には「ほら頑張れっ!」と声をかけてゴールした時は拍手と優しい一面も見せていた。

仕事を辞め、自宅にセットを作り「俺にはこれしかないんだよ」と涙と悲愴感も漂う時があるSASUKEに比べて良い意味で緊張感がないというか、肩の力を抜いて見ていて元気が出るテレビ番組だった。

そして令和に入った今年4月にAmazon Prime Videoにて復活が発表。まだまだ元気な谷隊長が今回も指揮を執る。

気になるのが参加者を待ち受ける敵陣営。たけし軍団は例のお家騒動の影響。城主のたけし本人も顔を出すか分からない。
金剛と亜仁丸が鬼籍に入ったことで新しい鬼役も現れるか否か。新日本ならグレート-O-カーン、ノアなら藤田和之、DDTなら男色ディーノ辺りだろうか。平成なら間違いなくボブ・サップだったでしょうね。

そして今回はたけし城亡き後の緑山に新たに誕生したSASUKEのスタッフが指揮をとる事で普段、完全制覇に人生を捧げている令和の猿飛佐助たちが大挙襲来する事も考えられる。

言葉を選ばずに言うと、昭和版は目立ちたい烏合の衆たちの奮闘を見るバラエティーだったが、令和ではニンジャ軍団が落城に挑む真剣勝負に姿を変えているかもしれない。

いずれにしてもコロナ禍が終わりに近づき、こういう大勢の人が集まる祭りが行われるのは良い事。続報を楽しみにしつつ、放送の際は思い切り楽しみたいものです。


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