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生まれたままの自分を育むことが大切って話。

こんにちは!
年長の男の子と、年少の女の子の二児の母であり、子供達の育つ今と未来が、個を尊重しあえる世の中であるようにと活動する、日常写真家のとぅんです😊

人は、生まれながらに『自分』という個性を持ってこの世に生まれてきますよね。

人それぞれ違う個性を持ち合わせて生まれてきて、乳幼児期はその子らしさを大切に育まれるように、最近になってやっとなってきたと思います。

そうして学齢期を迎えると、多くの場合で
「はい、ちょっと個性出しすぎでーす。」
「みんな一緒がいいよね。ね、だからこの紙貼り付けておいて下さいねー!」と
イエローカードが出され、渡されたカードや紙を「自分」に貼り付けていくことになります。

ペタペタと、全身に貼り付けられていく紙。

何層にも何層にもなるほど、貼り重ねられていき、ずっと昔に貼った紙はカッカサカに肌にこびりついてしまい、擦っても擦ってもなかなか取れない。

まさに私はそんな状態でした。

むしろ、紙を貼られていたことすら気づいておらず、『自分』が覆い被され失われていっていることすら気づいていませんでした。
だから、余計にえらく迷ったんですよね。
『私って誰なの?どうしたいの?』どれだけ心に問いかけても、出てくることはありませんでした。

子供が産まれてから、子供達には『自分』で自分の人生を切り開き手にしていってもらえたらいいなと感じました。

この子という存在を、この子らしく伸ばすにはどうしたらいいんだろう?
そう思いながら向き合ってきて、私なりに子育てのこと、子供の発達心理のことなどを学びました。

その中で、私自身が「自分」として生きていないことに気付かされます。

そうして、長年積み重ねてきた『自分』のうえに貼り重ねられてきたものの重みを知ることになるんですよね。

私は、はっと気づいたら、全くもって別の人に乗っ取られていたような感覚だったんです。

それからもがいてもがいて、貼られてきたものを剥がし始めました。

剥がし始めると、長年背負ってきた『ちゃんと見られる自分』と大人たちから植え付けられてきた理想の自分像を貼り付けられて生きてきたことに気づきました。

どうしてもこびりついて、なかなか剥がれないものもたくさんありました。

擦って擦って、やっと取れた!と思ったら、次の紙の層が出てきます。

『自分』として産まれてきたのに、こんなにも『自分』を取り戻すことが難しいなんて思ってもみなかったんですよね。

本当にやっと最近、かなり本来の『自分』に戻ってきました。
あとちょっと。

だから、子供達には『自分』がどうしたいのか?
『自分』はどう考えているのか?
『自分』の感情、考えを大切にしてもらえるようにしています。

そして、『自分』で決めること。

いつまでも、『自分』が『自分』である状態で育ち、『自分』を育むことで、持って生まれた個性を最大限に活かせるのでは無いかと思います。

あなたは、あなたとして生きられていますか?

あなたの子はその子らしく、育っていますか?

今一度、自分を大切にしてもらえたら嬉しいです。

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