TWSNMP FCのホストリソースMIB管理
サーバーなどのCPU、メモリー、ディスク使用率や動作しているプロセスの情報をSNMPのホストリソースMIBで取得して表示する機能の説明です。
ホストリソース画面を表示する方法
マップ上のノードを右クリックして
のメニューの「ホストリソース」をクリックします。ノード情報のダイアログの操作メニュー
の「ホストリソース」をクリックしても表示できます。
ホストリソース管理画面
のような感じです。
①タブ
表示するホストリソースMIBの情報を切り替えます。システム、ストレージ、デバイス、ファイルシステム、プロセスに分類しています。
②リスト
選択した分類のホストリソース情報のリストです。リストの内容は分類別に後で書きます。
③操作ボタン
ポーリングを追加できる項目には追加するためのボタンが表示されます。追加できるポーリングについては分類別に後で書きます。
④グラフと集計
グラフのメニューです。
詳しくは分類別に後で書きます。
⑤<CSV>ボタン
表示しているリストの内容をCSVファイルに保存できます。
⑥<EXCEL>ボタン
表示しているリストの内容をEXCELファイルに保存できます。
⑦<更新>ボタン
ホストリソースMIBを再取得して表示を更新します。
⑧<ポーリング>ボタン
ノードに関連したポーリングの一覧画面を表示します。この画面で追加したポーリングを確認しやすくするためです。
⑨<戻る>ボタン
マップに戻ります。
システム情報タブ
のような画面です。表示する情報は、
システムの稼働時間
システムの時計の時刻
起動デバイス(数値なので意味不明です)
起動パラメータ(Linuxだとカーネルの起動パラメータです)
システムユーザー数(ログインしているユーザー数だと思います)
システムプロセス数(動作しているプロセスの数です)
最大プロセス数(起動可能なプロセス数の上限だと思います。0は無制限)
メモリサイズ(搭載しているメモリのサイズです)
CPU使用率(コア毎の使用率です)
です。
システム情報のリストから追加できるポーリングは、
システム時計の監視(TWSNMPが稼働するPCの時計と比較)
ユーザー数
プロセス数
CPU使用率
です。
ストレージ情報タブ
対象ノードのストレージに関する情報です。
サイズ、使用量、使用率を確認できます。操作からストレージの使用率を監視するポーリングを追加できます。
デバイス情報タブ
対象ノードのデバイスに関する情報です。
あまり正確な情報ではないので参考程度にしたほうがよいです。
ファイルシステム情報タブ
対象ノードでマウントしているファイルシステムに関する情報です。
ファイルシステムの種類、読み書き可能、起動(ブート)ディスクかがわかります。多分、ネットワークファイルシステムをマウントしている場合はリモートの項目が表示されると思います。(試してません)
プロセス情報タブ
対象のノードで動作しているプロセスの一覧を表示します。
プロセスのPID、名前、実行ファイルのパス、起動パラメータ、CPU使用量、メモリ使用量を表示します。操作から
プロセスの稼働監視
プロセスのCPU使用量監視
プロセスのメモリ使用量監視
のポーリングを追加できます。
CPU/Mem使用率概要グラフ
すべてのCPUコアの平均使用率、メモリ使用率、仮想メモリ使用率のグラフです。
CPU使用率グラフ
コア毎のCPU使用率です。
プロセス単位のCPU使用量
プロセス単位のCPU使用率量をランキング形式で上位50件表示するグラフです。
プロセス単位のメモリ使用量
プロセス単位のメモリ使用量をランキング形式で上位50件表示するグラフです。
ポーリング設定
操作に表示されるポーリング追加ボタンをクリックすると
のダイアログを表示します。閾値欄は設定が必要な場合だけ表示されます。通常のポーリング設定で表示される項目より少なくなっています。より簡単に設定できるようにしています。
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