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上中丈弥とジャニーズ

*2020/09/21に追記しました

丈ちゃんがSexy ZoneとA.B.C-Zの曲を作ってくれてめちゃくちゃ嬉しいのに「毎回一人でよろこんでるな?」と感じるので、いつか気づいてもらえるように記録しておくことにしました。

丈ちゃんこと上中丈弥さんはTHEイナズマ戦隊という、泥臭くて激アツなロックンロールバンドのフロントマンです。

2007年、2009年のエイトの曲を提供したのが、丈ちゃんとジャニーズの邂逅です。
「ゴリゴリ」と「強情にGO」は作詞が丈ちゃん、作曲がドラマーの久保くんで、イナ戦の曲をエイトが歌っている感じです。
1番有名な曲でいうと「ズッコケ男道」の作詞、あとは「無責任ヒーロー」も丈ちゃんの作詞です。

「ズッコケ男道」はイナ戦でもセルフカバーしていて、アウェイでライブをするときに歌っていました。
イナ戦はもともと初見の人も巻き込んで盛り上がれるバンドだけど、やっぱりズッコケの時の盛り上がりは凄いので、誰でも知ってるヒット曲の力はすごいな~と感じます。

私は「丈ちゃんがジャニーズに曲を提供しているらしい」と知り、関ジャニエイトの曲を聴くようになり、今はセクゾ・A.B.C-Zをメインに事務所が好きです。
好きな人達が好きな人の歌詞を歌うってこんな嬉しいことはないので、エイト以降にイナ戦が携わったジャニーズの曲の、私が思う丈ちゃんポイントを書き留めていきます。

【01】Everybody Go/Kis-My-Ft2

2011年8月10日発売
同名シングル収録(デビュー曲)
作詞:上中丈弥
作曲:Samuel Waermö、Stefan Åberg、Octobar
編曲:中村康就

キスマイはデビューしてから応援しはじめたので、丈ちゃんが歌詞を書いていることを知った時はびっくりした!だってエイトの曲と全然違うし。
イナ戦の丈ちゃんではなく、作詞家の上中丈弥として詞を書いてんだな、当たり前だけど。

イナ戦の曲で横文字ってあんまりないので、イナ戦を聞く人はこの歌詞驚くと思う。
テキトー(そうに見える)な横文字が絶妙に今時のイケイケお兄さん感を出しているように思う。
そしてキラキラの打ち込み系のサウンドがイケイケに追い打ちをかける。
でもやっぱり丈ちゃんぽいな!と思う歌詞が結構ある!。

この時代のチャンピオンさぁ 掴めNo.1

よく考えたら「それぞれの1番目指せばいいんだよ。」みたいな時代に「俺たちがこの時代のチャンピオンになるんじゃ〜!!!」っていう自信と勢いって、いつもの丈ちゃんというか、なにも意外でもなんでもないよね!と気づく。
それにしたって、こんな歌詞、デビュー曲に相応しすぎる…素晴らしいな…。

ほかにも、

俺たちの情熱で 明日を飾りにいこうぜ
いつもハートは燃えたままさ

とかは文字で見れば「丈ちゃんだ…」となります。
1番も2番もBメロの歌詞が丈ちゃんぽいね。
それにしても、俺たちの情熱で明日を飾るってなに?すごい…

この時代のチャンピオンになった後、過去を振り向くときに聞いてほしいイナ戦ソングはこちら
ちなみにこのアルバムはおすすめです、いい感じに若い時の荒い感じがそぎ落ちて落ち着いたイナ戦。

【02】We never give up!/Kis-My-Ft2

2011年12月14日発売
同名シングル収録
作詞:上中丈弥
作曲:Andreas Ohrn、Henrik Smith
編曲:CHOKKAKU

まさか2ndシングルまでやらせてもらえるなんて!?キスマイそういう路線???と思いながらCDを予約した。
これは割と全体通して丈ちゃんぽい歌詞だなあと思います。
「器用に立ち回れば」とか「忘れたふりで生きてくつもりかい?」というワードが「世間的にはバカかもしれないけど泥臭く行くぜ!」っていう丈ちゃんの世界観そのものだと感じます。

七転び八起き それが男 崖っぷちで勝てなくても
負けないんだ 逃げない!

ここ、すごくあきらめ悪くて丈ちゃんぽいね~。
えびちゃんのBurn ハートと歌詞の雰囲気が似てるけど、ネバギバのほうがさらっとおしゃれ。

この時はまだ気づいてなかったけど、丈ちゃんは人の曲だと割と七転び八起きをよく使う!
桐谷健太くんとコラボした「喜びの歌」も七転び八起きソング。

ネバギバはチャンピオンになるためにまだまだ諦めないよ!って曲だと思うので、何度もメジャーとインディーズを行ったり来たりして頑張り続けるイナ戦にぜひ送りたい。

【03】Silver Moon/Sexy Zone

2012年11月14日発売
アルバム「one Sexy Zone」収録
作詞:上中丈弥
作曲:川口進、Joakim Bjornberg、Christofer Erixon
編曲:生田真心

キスマイいいな〜と思っていた1年後、嬉しさと驚きで泣けたよね。
まさか自担が丈ちゃんの曲歌う日がくるなんてな…。
キラキラアイドル路線だと思ってたので、丈ちゃんの名前を見つけたとき、アツいの?歌うの?と舞い上がっていたら、想像をはるかに超えたヤバい曲きちゃった…。

この曲からは、ガラス細工の様な繊細さと強い美しさと宇宙全体に広がっていく壮大なパワー(?)みたいなものを感じます。
イントロのオルゴールと優雅に流れるストリングスがそういう気持ちにさせるんだろうな。
作曲はKQJとか男ネバギバ、Make my dayと同じ3人。

ほんとに丈ちゃんが書いたの?と何度も何度も疑うほどに繊細な歌詞だ…と思っていたんですけど、これって「自分で自分を励まして前に進んでいく」っていう歌詞じゃないですか…
…え?何それめっちゃ丈ちゃんやん!イナ戦での言葉の選び方とは違うけど言ってることは同じだ。

この曲の、SexyZoneの孤高な感じと芯がブレないとこ、だけどまだ若い少年たちだから弱気になるときもある…という感じがめっちゃめちゃ好きなので、丈弥さんマジでSTY!
1stアルバムの曲なのでだんだん歌わなくなるのかと残念に思っていたけど、いまだに歌ってくれて本当に嬉しい。

私がシルムンゾーンに送りたいイナ戦ソングはこちら
「情熱が流れているのも悔しくて噛み締めてるのも知ってるよ、見ろよ月は俺たちの青春の道を明るく照らしてる。」という歌です。

【04】Trophy/Sexy Zone

2014年11月19日発売
シングル「君にHITOMEBORE」収録
作詞:上中丈弥
作曲:川口進、Joakim Bjornberg、Christofer Erixon
編曲:生田真心

バレーのタイアップのための歌詞なんだと思うけど、コートに立つ選手と未来に燃える若者たちの世界がリンクしてていいなと思う。
「ときどき振り返って、あの頃は若かったなあでもまだまだこれから!がんばろ!」ってのがイナ戦なので、「過去なんてない!とにかく自分を信じて前に進めー!!」って歌詞は新鮮だし、当時のセクゾにピッタリだと思います。
眩しすぎて何も見えない未来に向かって「僕らは行くよ」って笑って走っていくSexyZoneが見える…。
私が尻込みして立ち止まっている横を走り抜けていく…。
なんか、絶対デビューしてやる!って気持ちとも重なる、HHJに歌ってみてほしい。

【05】テレパシーOne! Two!/A.B.C-Z

2017年6月21日発売
アルバム「5 Performer-Z」収録
作詞:上中丈弥
作曲:Victor Sagfors、Ricky Hanley
編曲:CHOKKAKU

これは、ほんとに、丈ちゃんの歌詞だということに気づかなくて。
丈ちゃんにしたらえらいかわいい曲だな~!と思ったんですけど、この歌、一人称が「僕」で二人称が「君」なんですね。
イナ戦だと「俺」と「お前」が多いので、惑わされた。

これが「あ」と「い」でつながる僕と君とのパスワード

この歌詞が本当にすきなんですが、こんなキュートな歌詞丈ちゃんが思いついたんか!?って毎回疑ってしまう。

1日1歩半3日で4歩半 3歩下がっても進んだ1歩半 good!

ここでやっと丈ちゃん味を感じることができます。
なんか、アイドルソングをつくるのが、すごく、上手く、なってないですか!?
この歌詞がどうしてかけたのか、誰か教えてほしい…。

【06】Pheromon/Sexy Zone

2018年2月14日発売
アルバム「XYZ=repainting」収録
作詞:上中丈弥
作曲:Mats Ymell、Jussi Nikula、Joakim Brunstrom
編曲:岩田雅之

この曲は久しぶりの丈ちゃんだったのでめちゃめちゃ楽しみにしてたやつ。
とりあえずアルバムを1曲目から順に聞いていって「あっ、絶対丈ちゃんの曲これだ…」って思ったくらいめっちゃ丈ちゃん~~!って曲ですね。

イナ戦にも「バカな男子の歌」ってあるけど、だいたいコミカルでノリのいい曲。
Pheromonはとってもおしゃれで、イナ戦だったら絶対こんな曲には仕上がらないな。
歌詞提供ってこういうのがあるからめっちゃ面白い!。

アルバム順で言うとアンリアの次の曲だし、雰囲気があるメロディーでいいよね。
作曲のMats YmellさんとJoakim Brunstromさんは「You are the only one」のコンビで、もう1人の作曲者のJussi Nikulaさんと編曲の岩田雅之さんは初登場です。
岩田さんはコーラスアレンジならカラフルEyesとかも参加してるし、ほかのジャニーズにもたくさん参加されているようです。
セクゾにとっても新しい雰囲気の曲だったし、またこういう曲作ってもらいたいな!

そしてこのメロディーと、アホな歌詞が裏切ってくる感じがすごく好き。

すごく丈ちゃんらしい歌詞だけど、ちょっと歌詞の雰囲気は、やっぱり違う、かな~、なんというか、pheromoneのほうが振り切れててカオス味が強い。
セクゾの「とんちき」な部分が見え隠れしているような…。
「舞い上がれフェロモン日本の空へ」「舞い上がれフェロモン世界の空へ」「舞い上がれフェロモンあなたのハートへ」???
冷静に歌詞を読めば読むほど、とんちきなのでは?という気持ちになります。

ドストレートな下心を「君の心に豪速球」で投げつけてくる、こんな歌詞を彼らに書いてくれて丈ちゃん本当にSTY!
コンセプトとか選ばれた経緯が知りたいなあ。
そういえば「七転び八起きソング」でもある。

イナ戦の男子中学生の青春の歌はこちら

【07】Burn ハート/A.B.C-Z

2018年5月23日発売
アルバム「VS 5」収録
作詞:上中丈弥
作曲:Albi Albertsson、Didrik Thott、Kirstine Lind
編曲:CHOKKAKU

この曲も聞いてすぐ「丈ちゃん」だ!って思った。
上の6曲もそれぞれ丈ちゃんらしくはあったんだけど、この曲はイナ戦の上中丈弥をビシビシ感じる。
ネバギバと似た雰囲気だけど、Burn ハートのほうが泥臭くてロックだな。
誰に何を言われても自分達を信じて突き進む、ガンガン攻めるA.B.C-Zめっちゃかっこいいし、私の好きなえびちゃんのイメージとこの曲がぴったりはまっていて嬉しい。

Jr時代の、見た目はクールなのにギラギラしてて心は激アツなふみとつのことが忘れられないので、これの曲は彼らのテーマソングにしたい!

クールが美徳か?ふざけんな!

めちゃくちゃに美しくてクールな顔面をお持ちの戸塚さんが、この歌詞をうたうのアツいね。
世間に喧嘩売ってるのめっちゃかっこいい~よ~。
とにかくこの曲が好きすぎて、すき…という感想しかでてこない…。

ちなみにこれも「七転び八起きソング」。

「Burn ハート」と同じ世界線のイナ戦ソングはこちら

「いばらの道」とか「情熱の火」とか共通するワードも出てきます。

この時代を上手に生きてる奴 いわく
情熱より頭が必要らしいのさ
それじゃ何か? 俺がパー お前がグーなのか?
ジャンケンポンなら俺の勝ちだぜ

特にこの歌詞が「クールが美徳か?ふざけんな!」と同じだと思ってます。

【08】夜明けのガンスリンガー/A.B.C-Z

2019年8月7日発売
アルバム「Going with Zephyr」収録
作詞:上中丈弥
作曲:久保裕行
編曲:名村 武

「Going with Zephyr」の感想はこちら

A.B.C-Zでは初めて、ドラマー久保くん作曲で、編曲は名村さんです!チームイナ戦です。しかも演奏もイナズマ戦隊。

この曲はA.B.C-Z河合くんが激推ししてくれてアルバムに入ったそうで、ほんとにありがとう…。河合くんの芯のしっかりした歌声で曲が始まるのが、この曲に合っていてかっこいいです。

ABメロは哀愁のあるかっこよさ、サビからは雰囲気が変わってすごく力強いかっこよさがある。このちょっとつかめない切り替わりがだんだん癖になってきました。

A.B.C-Zがラジオで、歌入れると雰囲気がまた変わったと話していて、デモは丈ちゃんだったのかな?この曲ほんとにイナ戦を感じれるから、丈ちゃんの声で再生余裕なんだけど、A.B.C-Zが歌う事でちょっとマイルドでスタイリッシュになってるんじゃないかなと思います。

【09】さぁ生きまくれ! wonderful life!/A.B.C-Z

2020年9月16日発売
アルバム「CONTINUE?」収録
作詞:上中丈弥
作曲: 藤田卓也、Jack Max、KAO
編曲:立山秋航

「CONTINUE?」の感想はこちら

もう4作連続ですし、そろそろ丈ちゃんの歌詞が「A.B.C-Zらしさ」の1つになってきたかな?って思います。どうですか?

バンハもガンスリンガーも自分を鼓舞する歌詞でしたが、この曲は「自分を許してあげる」歌詞になっています。
正直、明るくて元気がもらえる歌なのに、歌詞が良すぎて、まじめな顔になってしまう。自分で自分を許せない分、こうやって誰かに許してもらえると助かる人って絶対いるよ。
失敗しても迷惑かけても暗い顔してる必要なんてないよねって、ほんとに前向きになれる歌詞です。

この曲は2020年6月に、A.B.C-Zが配信ライブで突然歌ったのが初披露でした。LIVEが始まって二曲目で、聞いたこともない曲が始まって試聴者全員がパニックになったのが懐かしい。

「バンザイ バンバンザイ バンバンバンザイ 万歳」って曲が始まったとき、絶対上中丈弥じゃん!!!って思いました。
理屈じゃなくて「生きてるだけでバンザイ」って、めちゃくちゃ丈ちゃんやんって感じる。
今までいろんな曲のコメント書いたけど、イナ戦のファンの方に一番聞いてもらいたい曲が、この「さぁ生きまくれ! wonderful life!」になりました。

結成23年目で初めて地上波ドラマの主題歌に起用されました!

この「WABISABIの唄」は今年、テレ東京系の「行列の女神〜らーめん才遊記〜」の主題歌としてリリースされました。
イナ戦も、まだまだ初めてを経験したり、夢を叶えたりしていくんだなと思ったら、やっぱりこれからも丈ちゃんにA.B.C-Zの曲を歌ってほしいと願わずにはいられません。


まとめ(2020/02/06)

あらためて丈ちゃんの歌詞を読んだけど、自分を励まして頑張っていくぜ!って歌詞が多かったな。
イナ戦は励ましてくれることが多いので、似てる似てると思ってたけど微妙な違いを発見できて面白かった。
励まされたい人はイナ戦きいてね、うざいくらい熱く応援してくれます。
あと、丈ちゃんはラブソングも上手です!
ちょっと時代錯誤な男くさいラブソングを歌うので、アツい男こと菊池風磨くんにおすすめです(?)
丈ちゃんの書いたラブソングを歌う菊池くん…とても期待したいけど、ありえんな…残念…。

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