10分日記 #172 GAFAの権力によって進む温暖化対策

こんばんは、

今日の記事

今日の記事は、旭化成が工場の電力を賄うための設備において、石炭火力の使用をゼロにする、ということを発表した、という内容でした。

アップル社など、世界的に有名な企業が部品を調達する際に、製品の生産のためにどれだけ環境への負荷を考えているかという点を考慮していることが影響したようです。

感想

結果としては、地球温暖化を抑える方向に物事が進んでいて、良いような気がします。

しかし、その中身は、圧倒的な力をもった権力者が振りかざす権力の前に下請けの企業たちが頭を下げてしたがっているような形式と全く同じだと感じています。


日本の下請け文化でも、いらなくなった工場を下請けの企業にゆずる、ということがよくあるようです。

いらないものを押し付けるように。

それができるのも、契約上の立場、立ち位置、関係性というものの影響だと感じています。

これまで、環境に対する配慮、企業への変化の指示は行政から行われてきました。しかし、それには罰則規定などが厳しく設けられておらず、今の今まで放置されてしまっている部分も大きかったと感じています。

確か、数年前にCO2の排出量をどれだけにする!と宣言していたにもかかわらず、それを全く達成できていなかったようなことがあったきが。。。


今回はそれとはまた別のベクトルでの力が働き、結果として、温暖化を防ぐような方向に物事が進んでいるかのように感じられます。

ただ、それは「本質的に」地球温暖化に配慮した行動であるのか、という点では疑問が残っています。


上部だけの解決策を講じただけでは、後々取り返しのつかないレベルにまで問題が広がってしまいます。


まず、このように形だけでも変化が見込めることはとても嬉しいことですが、それ以上の変化が起こってくれる事も期待しています。

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