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話題のボーイズグループ・Boom Triggerに注目!【無料記事】

人気オーディション番組を経て結成されたBoom Trigger。結成当初から話題だった彼らがついに8月13日に「Shaking/The Party Must Go On」でデビューを果たした。結成からデビューまでのこと、MV撮影秘話、そして早くも発売された初の写真集での撮影エピソードなどを話してもらった。

取材&文/吉田可奈

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(左から大水陸渡、稲吉ひかり、結城樹、岡野海斗、安藤優)


――ついにデビューを迎えた現在の心境を教えてください。(取材日は8月上旬)

結城樹 素直にうれしいです。1年前までは想像すらできていなかったデビューが、すぐ目の前までに迫っていることで胸がいっぱいです。

――Boom Trggerを結成したからこそわかったメンバーの新たな部分はありましたか?

結城 (稲吉)ひかりがかなりの人見知りだということにビックリしました(笑)。

岡野海斗 たしかに壁を作るタイプだったよね。

稲吉ひかり いや! でももう自分で壁は作らないって決めたから!

岡野 決めたんだ(笑)。

結城 あとは、全員うるさいです。

岡野 “良き”うるささだよね? “良き”つけるようにしてね?

結城 わかった。心地よいうるささです(笑)。

――そんな岡野さん、いまの心境はいかがでしょうか?

岡野 僕も素直にうれしいです。デビュー日が迫るにつれて、感謝の気持ちと楽しみな気持ちが溢れて来て、ドキドキするんですよね。それと同時に、このメンバーでよかったなって思うんです。この5カ月間、一緒に過ごすなかで、メンバーの絆が深まっていきましたし、意見が食い違ったりぶつかることなく、すごく仲よくやれているんです。

――逆に、変わってほしくないところはありますか?

岡野 う~ん…。そのままでいて欲しいところはありますが、たとえ変化したとしても、そのときにみんながいい変化であるようにありたいですし、良き成長をしていきたいですね。

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大水陸渡 僕もすごくワクワクしています。ただ、ちょっと緊張して…あれ、ちょっと待って…。(慌てる)

安藤優 (大水)陸渡のこういう、守ってあげたいなって思うところは変わらないで欲しいですね(笑)。

大水 ありがとう(笑)。

稲吉 僕自身、まさかアーティストになるなんて、高校生のときは想像すらしていなかったんです。というのも、どちらかといえば役者を目指していたんですよね。でも、オーディション番組に参加して、アーティストを目指して頑張っているみんなを見たときに、こんなに素敵なお仕事があるんだって。周りに刺激を受けて、僕もアーティストになって、いろんな人たちに感動を届けたいと考えられるようになったからこそ、Boom Triggerを結成したときに頑張っていこうと決意できたんです。デビューを直前に迎えて、自分達も期待をしているし、応援してくれている人たちもたくさん僕らに期待してくれていると思うので、その期待以上のことがお見せできるように、意識を高めながら頑張っていきたいです。

――オーディション番組自体が、かなり多くの人に観られていたこともあり、Boom Triggerもグループ結成直後から、かなり話題となっていましたよね。

稲吉 その反響は、SNSを通じて伝わっていました。ただ、この5人がグループを組むとは思っていなかったようで、みなさんすごく驚いてくれました。

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岡野 僕らは結成の発表をする前にSNSで“匂わせ”をしていたんです(笑)。1人ずつ、決まった絵文字を打って、なんとなく表現していたんですが、5人が同じイベントに出るくらいだと思われていたんですよ。だからこそ、みなさんの驚いた反響はすごくうれしかったですし、楽しかったです。

安藤 みなさんの考察する能力は本当にスゴイですよね。ちょっとした絵文字や言葉で“こうじゃないか”って考えてくれるのは、すごくありがたかったです。

――さて、そんな大きな話題のなか、ついにデビューシングルが発売されました。それぞれの曲について教えてください。まず「Shaking」は、本当にカッコいい楽曲になりましたね。



岡野 そうなんです! 最初にこの曲をいただいたときは、「本当に僕達の曲ですか?」って確認してしまいました(笑)。

大水 まさに僕達が歌いたいタイプの曲だったので、すごくうれしかったです。

稲吉 僕達はK-POPとJ-POPを融合した楽曲を歌いたいなと思っていたんですけど、まさにその理想が詰まった曲になっていたんです。

岡野 曲を聴いた瞬間から、グッとモチベーションが上がりました。さらにこの曲をみなさんの前で披露するときの姿を思い浮かべたら、本当にカッコいんだろうなって思ったんです。

結城 サビ前の重低音や、スクラッチの音がすごく印象的なんです。サビにかけてだんだん盛り上がっていくんですが、鳥肌が立つくらい迫力があって。ダンスもバチバチにきまっているイメージがあったので、僕もそのレベルに追いついて、完璧な形で見せたいと思ったんです。

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――そのダンスのレベルを上げていた5カ月間でもあったんですね。

稲吉 そうですね。STAY HOME期間には外に出られなかったので、みんなで振り付けの先生の動画を見ながら自己練習を重ねていました。なので、STAY HOME期間が明けて、最初にメンバーに会ったときに、振りを合わせた瞬間が一番大変でしたね。やっぱり、どうしても個人のクセが付いてしまっていたんですよ。その後は、みんなですり合わせてテイストを揃えていきました。

岡野 でも、本当にこの5カ月間で全員がレベルアップした実感があるんです。

結城 僕と陸渡は、ダンス未経験からのスタートだったので大変だったんですが、頑張りました!

岡野 僕達は、オーディション番組に落ちてしまってからのスタートなので、全員が同じスタートラインに立っているんですよ。だからこそ、この5カ月間は、よりみんなで一緒にやっていこうってより思えたんです。

結城 焦りはそんなになかったよね。

安藤 そうだね。僕達にとってはすごくいい準備期間にもなったなって思うんですよ。もちろん、デビューシングルの発売日が延期になったり、決まっていたイベントができなくて悔しいし、残念な気持ちもありましたが、今思うと、あのときにいろいろスタートしていたらまだ実力が足りていなかったと思うので、この数カ月に特訓ができてすごく良かったなと思います。

結城 ピンチはチャンスだよね!

一同 (沈黙)

結城 え!? 使い方違う!?

岡野 あってる、あってる(笑)。

――「The Party Must Go On」は、PES(ex RIP SLYME)さんからの楽曲提供と聞き、正直驚きました。


大水 本当にあのPESさん? って思わず疑ってしまいました。

稲吉 それくらいビッグニュースだったよね。

安藤 一度PESさんに会わせていただいて、そのときの印象から曲を作ってくださったんです。だからこそ、最初に聴いたときからばっちりBoom Triggerにハマっていて驚きました。歌いたくなるメロディーと、サビのカッコよさ、キャッチーな雰囲気がすごく素敵な曲なんです。

――実際にPESさんとお会いしてみていかがでしたか?

稲吉 岡野はとてつもなく緊張していましたね。一度LINE LIVEで共演させていただいたんですが、ゲストに来る前はフルスロットルで話していたのに、PESさんが登場した瞬間からガッチガチになってたよね(笑)。

岡野 いやいやいや、スペシャルゲストさんですから、あえてギアを落としたんです!

一同 (笑)。

岡野 本当のところ、あんなに緊張するとは思ってなかった…。頭が真っ白になって、もはやお話しをした内容をあまり覚えていないもん…(笑)。

大水 レジェンド級の大先輩と最初からご一緒するとは思ってなかったもんね。

稲吉 そのイベントで、作詞の仕方や、“ライブの前は寝る”という誰にも真似ができないルーティーンを教えてもらったんですよ。

岡野 そこは覚えてる(笑)! お客さんにとってライブは突然始まるものだから、自分もお客さんと同じ状態になりたいとおっしゃっていて。寝て起きてパッとステージに出られると。僕たちにはまだまだ真似できないですけど、リスペクトの気持ちがさらに大きくなりました。

大水 「The Party Must Go On」はライブでは絶対に盛り上りそうな曲だと思いました。すでにリハーサルで、岡野、安藤、稲吉がかなり飛ばしているんですよ。



稲吉 リハーサル中も見えないお客さんに向かって煽ってるの! 「いけるか~!」って。

大水 プロ意識が高くてすごくいいと思うんですけど、それを全員がやるとリハーサルがカオスになるんです(笑)。だから僕や樹は一緒に騒ぎたい気持ちをグッとおさえて、大人しくやってます。

安藤 ねえ、それ本当?

――あはは。さて、歌詞はどのようなところに共感しましたか?

安藤 「明日なんか知りたくない」というフレーズに、深みを感じられるんです。

大水 わかる! 今日を精一杯生きようというメッセージを感じるよね。

岡野 今日を楽しまなくちゃいけないという心境や、今日だけを楽しめばいいという若さゆえの無謀な感じとか、フレッシュさも詰まっていて、いろいろな角度から楽しめる歌詞だなと思いました。

結城 ラップもすごく真似しやすいので、カラオケで歌ってもらいたいですね。

――この2曲ともMVを作成したんですよね。

稲吉 はい「Shaking」は、いつもの僕らのイメージとは違ったクールな仕上がりになっているんです。



岡野 僕らの、クールになりたいという想いを存分に感じてもらえると思います(笑)。

結城 浜辺で踊ったんですが、足をとられてすごく大変だったんです。でも見るとそれを感じさせないので注目してもらいたいですね。

大水 「The Party Must Go On」は、いつものプライベートのそのままの延長線上にあるような僕らを感じられるので、対極なMVになりました。僕らのギャップを体感してください! 

安藤 両方楽しんでもらいたいね。新しい僕らの姿もたくさん感じてもらえると思います。

――さて、8月24日に発売された初の写真集「Dear My Bloom」(東京ニュース通信社)の撮影では海へ行ったり、マザー牧場へも行かれたようですが、いかがでしたか?

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大水 えーと、美味しかったです!

稲吉 それが最初じゃダメでしょ⁉

岡野 ジンギスカンを食べたんですが、たしかに美味しかったです(笑)。あとは動物とナチュラルに戯れる僕らを撮影してもらったんです。

大水 キメキメのモノクロの写真もすごくカッコいいんですよ。

カバー_通常版軽

Boom Triggerファースト写真集「 Dear My Bloom」【通常版】¥2727+税(東京ニュース通信社)



稲吉 パジャマも着たし、スーツを着たり、それぞれ個人のソロページも充実しているんです。樹くんはサッカーをしているシーンを、安藤くんは料理で、陸渡はゲームをしたんだよね。

岡野 僕は大きな絵を描いたんです。ひかりはスケートボードをしてたよね。

稲吉 スケボーを特技としてあげさせてもらったんですが、いざやってみるとあまり滑れなくて……。撮影時もカメラマンさんに「ちょっと一度降りて止まってみようか」と言われて撮影したんです……。これは恥ずかしかったですね(笑)。今は、そのときよりも滑れるようになってますよ?

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安藤 まあでも、あの写真に躍動感はないよね(笑)?

稲吉 ない(笑)。ガンプラみたいに固まってる(笑)。

――あはは。では最後に、Boom Triggerが目指す未来を教えてください。

安藤 僕らの仲の良さや、それぞれの個性の強さは、大きな武器になると思っているんです。ラップができたり、歌が上手かったりするからこそ、クオリティの高い曲が届けられると思いますし、これからはメンバー全員のいろんな部分を前にだしていけたらいいなと思っています。ぜひ、踏み出したばかりの僕達を応援してください!

岡野 オーディションきっかけに日本以外からも応援してくださる方がいるので、いつか世界でライブもしたいね。

結城 俺は韓国語が喋れるから、韓国語でMCできる!

大木 俺は英語かな。

稲吉 僕はいま、中国語を勉強しているから、そこはがんばる!

結城 じゃあ岡野は……タイ語はどう!?

岡野 え!? タイ!?……わかった。ん? わかったのか(笑)? 絶対難しいよな……。

安藤 俺はポルトガル語とか?

稲吉 すごいねそれ(笑)。でもポルトガル語まで制覇できたらかなりグループとしては強い! 

岡野 でもそのくらい大きな目標でいきたいね! よし、俺、やっぱりタイ語頑張ってみる!

一同 (笑)。

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Boom Triggerファースト写真集 「Dear My Bloom」【Amazon限定表紙版】¥2727+税(東京ニュース通信社)



<プロフィール>
人気オーディション番組に参加した安藤優、稲吉ひかり、大水陸渡、岡野海斗、結城樹の5人で結成されたダンスボーカルグループ。K-POPとJ-POPが融合したKJ-POPの確立を目指す。8月13日に『Shaking/The Party Must Go On』で待望のメジャーデビューを果たす。


<Boom Triggerファースト写真集 Dear My Bloom 発売記念イベント>

①サイン&チェキ撮影会
●開催日:2020年9月12日(土)13 :00~
【第1部】13:00~/【第2部】15:00~/【第3部】17:00~
●会場:SHIBUYA TSUTAYA  特設スペース  


②リモートトーク&サイン会(オンライン)
●開催日:2020年9月19日(土)12 :00~
【第1部】12:00(正午)~/【第2部】14:00~

両イベントとも、参加券の配布や購入方法、およびZOOMのダウンロード方法など、詳細は下記書店のWEBサイトをご確認ください。

SHIBUYA TSUTAYA
https://ameblo.jp/shibuya-tsutaya/entry-12614947068.html

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