日本一有名なネコ・ふてニャンこと春馬くんの素顔に迫る<後編だにゃ>
『Y!mobile』CMで不動の人気を誇る“ふてニャン”こと春馬くん。『ネコブロス』ではその素顔に迫っています。『ネコブロス』に入りきらなかった、春馬くんのエピソードや撮影秘話を、未公開映像とともに2回にわたってお届けする後編だにゃー。
※前編はこちら
※ふてニャンのグラビアや『Y!mobile』CMヒストリーは『ネコブロス』(12月2日発売)でたっぷり紹介しています。
写真/石原さくら
日本一有名なにゃんこの素顔は
11歳のおっとり男子
『Y!mobile』の“ふてニャン”で人気者になった春馬くん。その素顔は2009年6月2日生まれの11歳、スコティッシュフォールドの男の子です。
耳が立っている春馬くんは、一目ではスコティッシュフォールドとはわかりにくいですが、耳が折れていないタイプのれっきとしたスコティッシュフォールドです。
1歳から猫タレントとしての活動をスタートした春馬くん。「ぽっちゃりした猫を探している」と言われて行った撮影現場で “ふてニャン” 役をゲットしました。そのシンデレラ(?)ストーリーは<前編>のとおり。
頻繁に新作CMが作られるこのシリーズ。スタート当初は5歳だった春馬くんも、“ふてニャン”を演じ続けて7年が経とうとしています。体重は常に6キロくらいをキープしていて、ぽっちゃり愛されボディを保っています。のんびりした性格で、激しい動きはしない(できない)ので、ぽってりボディは楽々キープできるのかもしれません。
どんな要求もOKなスターにゃんこの神髄を見た
『ネコブロス』の巻頭グラビア撮影に臨んでくれた春馬くん。初めての場所でも、臆することなく、隠れてしまうこともなく、堂々たるスタジオ入りでした。
そのお姿は、キレイな茶色と白のフワフワの毛。お鼻の横の茶色い柄が特徴的です。少し垂れ目なところも可愛いポイントですね。お鼻と肉球はプリティーピンク。そして、むっちりした短めの手足がたまらなく可愛いのです。
でも、やっぱり春馬くんらしいと感じさせるのは、おじさんのようなふてぶてしい表情と態度。不満げなのに、なぜかとても愛くるしいのが、お茶の間を虜にしてきた魅力なのだと実感しました。
指示された場所で、見事にじっとしていられる春馬くん。これほど長い時間、じっとできるネコちゃんはたしかにあまりいません。本棚の隙間でも、物と物の間の狭いスペースでも、撮影させて欲しいスポットで、黙ってカメラ目線を送り続ける姿には、感心させられます。
スタッフも大変だにゃー(春馬くん心の声)
『ネコブロス』では載せられませんでしたが、実は春馬くんには、みかんを頭に載せたカットにもチャレンジしてもらいました。じっとしてくれてはいても、丸い頭に丸いみかんを載せるのはなかなか至難の業です。みかんを載せては落ちるを繰り返し、スタッフが悪戦苦闘するなかでも、春馬くんは人ごとのようなクールな表情で、その場で動くことなく、鳴くこともなく、みかん載せ大会に付き合ってくれました。ありがとう春馬くん。
動かないことが得意というレアなスター性をもった春馬くんですが、動くことはちょっと苦手で、CMで手を動かすシーンでは、なかなかうまくできず、スタッフが動かすこともあるのだそうです。
『ネコブロス』撮影時、アンティークの鏡に映る自分をじっと見つめていた春馬くん。プロダクションの方によると、春馬くんは鏡が大好きで、楽屋などに大きな鏡があると、ずーっと眺めているのだそうです。スタッフの方がそんな春馬くんを気にせずにいると、ふと春馬くんが、ちょんっと触ってきたりして、それがまたとても可愛いとのことでした。
プロ根性全開の春馬くんですが、撮影が終わってお家に帰る時は、ほっとしたような表情を見せるのだそうです。
スターにゃんことして不動の地位に鎮座する春馬くん。おっさんのようなふてぶてしさはますます円熟味を増し、これからもお茶の間を魅了してくれることでしょう。次はどんなにゃんこを演じてくれるのか、全国のファンとネコたちが楽しみに待っています。
『ネコブロス』撮影風景vol.2はこちら!
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