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元・お花屋さんから学ぶ、『観葉植物の水やり』

お花屋さんに行って、出会った素敵な植物!
わくわくして、お家に連れて帰った。

そして、育てて数日……

「枯れてしまった!!」

なんて経験をしたことありませんか?

実は、その原因「水やり」です。

え?水やりで?!と思うかもしれません。観葉植物を枯らす原因の8割が「水やり」と言われています。

そこで今回は、観葉植物を育てる時の「水やり」を紹介します。この記事を読んで、正しい水やりをマスターしてくださいね。


1、水やりの準備をしよう!

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水やりをする前に、3つ準備をしましょう。

まずは、時間帯のチェックです。
水やりは、夕方に行ってください。朝や日中にやってしまうと、日差しによって鉢の中に残った水がお湯になってしまいます。(※冬は夕方や夜に水をやってしまうと、植物が凍傷になります。冬は、暖かい日の午前中に水をやりましょう。)

あげた水がお湯になってしまうと、土の中で根っこが蒸れてしまいます。根っこが蒸れてしまうと、根腐れを起こしてしまい植物が枯れてしまいます。

「植物の根っこは、温度差に弱い」ということを覚えておきましょう。

次に土のチェックです。水やりをする直前に、土を確認しましょう。
土を指で触り、湿り気を確認します。この時、土の表面で判断せず、1cm程度土を掘って中まで確認しましょう。土は空気に触れた場所から乾いていくので、表面のみが乾いていることがあります。鉢の大きさによっても乾き具合が変わるので、家にある観葉植物をしっかり観察してみましょう。

土の中が湿っていたら、その日の水やりは休みましょう。根っこは、水のある場所に向かって成長します。常に水がある状態だと、根っこは成長を止めてしまいます。強い根っこを育てるためにも、土が乾くまでは水をあげないと肝に銘じましょう。

水やりは「土が乾いたら、水をやる」。この言葉をしっかり覚えましょう。

わかりにくいという方や、一回一回土を触るのが面倒という方は、水やりチェッカーというものを使って湿り気をチェックしましょう。

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https://youtu.be/s-Tc0E6r0vM

画像[SusteeCabinotier youtubeより]
筆者おすすめの水やりチェッカー【SUS tee】
デザインがシンプルなので、どんな観葉植物にも合います。いつも観葉植物を枯らしてしまう、上手に育てられないという方は一度使ってみては?

最後に水の準備をしましょう!
水は常温のものを与えます。冬は水道水を直接あげてしまうと冷たすぎるので、植物がびっくりして枯れてしまうことがあります。必ず常温に戻してから水を与えるか、少しだけお湯を加えて常温に戻してからあげてください。(※温かすぎても植物が弱ってしまうので、手を入れて冷たいと感じない程度にしてください)

「水は、いつでも常温!」を覚えましょう。

2、ポイントを押さえて、水やりに挑戦しよう!

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いよいよ、水やりです。

水の量は、時期や部屋の環境によって変わります。
植物は、春から夏にかけて成長期となります。この時期は、植物が大きくなりたいと成長しようとするのでたくさんお水を吸います。秋から冬にかけては、休眠期に入ります。この時期は、植物がお休みしたいと思うのでお水をあまり吸いません。

この様に同じ植物でも、時期によって水の量が変わります。また、エアコンや暖房によって土の乾き具合も変わります。植物は生きているので、その日の植物の状態を観察して、水をあげることを意識しましょう。

水をジョウロに入れたら、水を鉢に満遍なくやさしくかけましょう。ウォータースペースに水が溜まるようにあげます。その後、しばらくおきます。鉢の下に敷いてある受け皿に水が滲み出ていないか確認します。水が出てきていなかったら2回目の水やりをします。受け皿に水が滲み出たら、そこで水やりはストップします。

ちなみに、ウォータースペースとは、鉢の上1〜3センチ程度空いているスペースのことです。

受け皿に水が出てくるということは、鉢の中の土全体に水が行き渡ったという証拠です。水が土全体に広がらないと、根っこ1本1本に水が届きません。しっかりと鉢底から水が出るようにしましょう。
受け皿に出てきた水は、雑菌が繁殖するのですぐに捨ててください。

ここまでで水やり完了です。ポイントさえ覚えれば、簡単ですね。

3、スペシャルケアをしてあげよう!

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もし、時間があればここから一手間をかけると、植物がもっと元気になります。

今回は、2つ紹介します。

1つ目は霧吹きです

水をやったら霧吹きも満遍なくかけましょう。霧吹きは、葉の表面と葉の裏面両方をくまなくやります。

なぜ裏側もやるかというと、葉の裏面に虫がつくからです。定期的に霧吹きをかけることによって虫の繁殖や病気の予防につながります。

2つ目はシャワーです

時間がある日は夕方に鉢をベランダやお庭に出して、シャワーをかけましょう。外にだしたら、シャワーヘッドのあるホースを使い、上から下までやさしくシャワーをかけてあげます。この時、葉の裏側もしっかりシャワーしましょう。

土に水をかける時も一点に集中せず満遍なくかけましょう。一点に集中してしまうとシャワーの水圧で土が剥がれてしまいます。そうならないためにも水を回しかけます。
鉢の底から水が出てきたら、水やり完了です。1時間ほど外で水を切ってから室内に戻します。秋や冬を除いて1ヶ月に1回程度やってあげると植物が元気に育ちます。

いかがでしたか?

水やりは、コツさえ掴めば誰でも出来るようになります。
最初はうまくいかない事もあると思います。

でも、大丈夫!

少しの知識と愛情をもって育てていけば植物は元気に育ちます。

水やりを毎日していくと、水分不足や植物の元気の有無がわかってきます。この小さな変化がわかってくると、水やりはとても面白いものに変わります。

水やりをするということは、私にとって植物と一つ一つ向き合うということです。日々やることに追われている毎日でも、私にとってはこんな時間があることが幸せです。

1日の終わりにこの仕事をしていると植物に今日一日お疲れ様でした、ありがとうと伝えられている気持ちになり、とても充実します。

皆さんも水やりのコツを掴んで、植物と素敵な日常をすごしてみませんか?

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Himeno Haruka

1988年生まれ。

大学時代、現代アートと草木染を専攻。染色植物を育てた経験から、植物に興味を持つ様になった。

2年半の生花店勤務を終え、現在つづり舎準備中。

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30年後、植物が当たり前に芽吹く世界を!を目標に、暮らしの中で植物を感じられる記事を書いています。時々、草木染めの商品もコラボレーションで作ります。 http://site-2256122-8025-8311.mystrikingly.com/

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